大学病院に就職する人間関係におけるメリット！　

大学病院に就職をすると、たくさんの人と一緒に仕事をすることになります。その時、辛いことばかりと想像することもあります。ところが、辛い事ばかりではありません。ここでは、大学病院に就職する人間関係におけるメリットについてお話します。

・組織が大きい

就職するときに、小さい病院よりも大きな病院のほうが安定していますね。そして大きな病院に就職するメリットとして、組織が大きい大学病院の場合は、より感じることがあります。それは、なんと言っても組織としていろいろな面でしっかりしていると思えることです。まず倒産することがありません。
そして組織としてしっかりしていると思えると、安心して働くことができます。とくに気になる給与面はもちろんのこと、患者さんとの関係などでいろいろなトラブルがあったときに、そのことに対処してくれる組織があることはとても安心です。
安心できると、ストレスも少なくなります。ストレスは、いろいろな面でマイナスとなります。そしてそれは、人間関係においても同じことが言えるのです。ストレスにより、人間関係がギクシャクしてしまうことも少なくありません。そのことを思うと、安心して働ける組織はストレスも少なくなります。

・いろいろな人と働く事になる

大きな組織の場合は、それだけたくさんの人と接することになります。そのたくさんの人の中には、嫌な人も当然いるのです。しかし、その嫌な人とずっと仕事をすることは、まずありません。
自分が移動する場合もあるし、向こうが移動することもあります。人の移動がたくさんあり、そのときにリフレッシュできるのです。人が変わることにより、気持ちもリフレッシュします。それはとても大切なことです。

・看護師の人数も多い

組織が大きい場合は、それだけそこで働く看護師の人数も多くなります。病院では、看護師が一番多く働いています。そのことからも、いろいろな個性豊かな看護師と働くことになるのです。
すると、人を見る目が養われます。いろいろな人のことを、その人の個性と捉えることができるようになります。もしも人が少ないと、そのように考えることはありません。小さい組織の中で、悶々と辛さを我慢することになります。
それよりも、たくさんの看護師がいて、それぞれ個性を活かして仕事をしていると捉えることができる大学病院は、とてもいいところと思えるようになります。

・看護師のレベルが高い

看護師として大学病院に就職すると、いろいろな研究があることを知ります。その時、研修が多すぎてしまい疲れることもあります。実際に、私も研修があるたびにまたあるのかと思うこともありました。
しかし転職をすると、その研修をしてくれたことがとてもありがたいと思うようになったのです。その時には、気付かなかったことでも後からしっかり自分に身についていたと思うこともあるのです。
そしてそのように研修を繰り返しうけることにより、看護師のレベルアップにつながっていると思うことがあります。アセスメント能力がすごいと思うようになりました。

・年数により人間関係をよくする研修がある

大学病院では、それぞれ経験年数により研修が変わります。その研修というのは、新人看護師はもちろんのこと、中堅看護師やリーダー看護師、主任、看護師長までしっかり人間関係に関係した研修をうけることがあります。その研修は、とても刺激をうけることになります。
リーダー看護師で研修をうけることにより、新人看護師の気持ちを理解することができるようになったという人がたくさんいます。それはとてもいいことです。現場の雰囲気が、良くなるのです。リーダー看護師がわかると、その下で働く看護師は、とても働きやすくなります。

・上司に相談しやすい

大学病院では、上司にいつでも相談できるようになっています。困ったことや、人との関わり等についても、相談をすることができるのでとても助かります。人間関係については、ある程度割り切って仕事をすることが大切と思われていますが、チームとして困ったことがあればどんなことでも改善する気持ちを持っているのです。
そこで、人間関係のつまずきについても、しっかりサポートをうけることができるし、注意を促してもらうこともできます。その点では、とてもスッキリした気持ちになり働くことが出来るところと言えます。話をするだけでも、かなり気持ちをかえることが出来るのです。

・部署移動をしやすい

大学病院で有っても、一般病院や診療所であっても人間関係で悩むことはあります。働く人の半分は、自分とあわない人がいると思っても過言ではないのです。それだけ、人間関係で悩む看護師は多いことがわかります。そして大学病院でも、そのようにあわない看護師もいます。その時、我慢できる範囲であるといいのですが、我慢できないぐらい辛いと思うこともありますね。
そんな時、小さい病院だと辞職するしかそのあわない看護師と離れる方法がありません。そして、それは小さい病院ではよくあることなのです。
その点、大学病院の場合は多くの看護師が働いているので味方も多いです。そして最もいいのは、なんといっても部署移動をすることができることです。あわない看護師がいる場合は、ほかの部署にいけばいいのです。ほかの部署に行くことにより、関わることはほとんどありません。

・一緒に就職した仲間がたくさんいる

仕事をしていると、不安もあるし聞きたいと思っても先輩看護師に聞けないこともありますね。そんな時、同期で就職した看護師仲間がいるととてもこころ強いです。
その同期の看護師は、自分の辛さを理解してくれます。仕事でうまくいかない時や、失敗をしてしまったときなど、誰かにきいてもらえるととても気持ちが楽になります。そのきいてもらえる相手として、同期に就職した看護師がいます。しかも、その看護師がたくさんいるのです。いつでも相談できる看護師がたくさんいるのは、とてもこころ強いです。

・キャリアアップを目指せる

人間関係に躓いた時、そこからなかなか抜け出せないと思うことがあります。その時、仕事に集中できるといいと思うことがあります。自分に自信をつけることが出来ると、その人間関係での悩みについて薄れて行くことがあります。
人は、何かに目標を持つことが出来るとその他のことについて、あまり考えないこともあります。
人間関係で悩むときには、自分のことに自信がもてないと思うこともあるでしょう。その時、方法としてキャリアップを目指せるととてもいいのです。キャリアアップを目指すためには、それなりの方法と環境が必要です。
その点、大学病院ではたくさんの目指せる環境が揃っています。まずは、先輩看護師の中にキャリアを目指す人たちがいることです。その人たちに、情報をもらうことができます。専門看護師、認定看護師等がたくさんいるのは大学病院です。相談できる環境にあるのは、とてもいいことですね。

・個性を生かす風土がある

小さい病院などの場合は、ちょっとした個性的な看護師がいるととても目立つことになります。そして自分は、ほかの看護師と違うのではと自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
その点、大学病院の場合はたくさんの看護師が働いています。その結果、個性的な看護師もたくさんいます。失敗をして苦しんでいる看護師、ほかの看護師のように仕事を早く済ませることができないので劣等感を持っている看護師等、いろいろな看護師がいるのです。
そのことからも、自分一人ではないと思える環境となっています。
そしてその個性を生かすことができる環境を整えてくれます。そのような風土が大学病院にはあります。

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