看護師のアセスメントは経験が重要?未経験でも始めるポイントは?

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#1943 2022/09/17UP
看護師のアセスメントは経験が重要?未経験でも始めるポイントは?
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看護師にとってアセスメントは患者のためにも自分のためにも重要な意味があります。しかし、経験がないとできないのではないかと不安に思っている方もいるでしょう。未経験でもアセスメントを始めるポイントを紹介するので参考にしてください。

看護アセスメントによって看護師はより患者のためになる看護をおこなえるようになります。医療チームで看護師としての職能を発揮し、治療につながる貢献をする方法としてもアセスメントの実施は重要です。看護アセスメントはベテランになると自然にできるようになるとよく言われています。ただ、誰もが未経験のところからスタートするので、まだアセスメントをしたことがなかったとしても気にすることはありません。未経験の看護師がアセスメントをするには何が必要なのかを詳しく見ていきましょう。

#看護アセスメントは経験を通してスキルアップできる

看護アセスメントは経験を積めば積むほどスキルアップになり、より的確なアセスメントをおこなえるようになります。未経験の看護師はずっとアセスメントに取り組んできた看護師に比べるとアセスメントの内容で劣ってしまうことが多いでしょう。なぜ看護アセスメントのスキルアップには経験が重要なのでしょうか。

・アセスメントに必要な情報の収集と整理のスキルが身につく

看護アセスメントは情報に基づく看護師としての評価です。アセスメントをするためにはまず必要な情報を収集して整理することが必須です。経験を積むと現在必要な情報が何かを的確に判断して、迷うことなく情報の収集を進められるようになります。そして、個々の情報がどのような目的で集められたのかもクリアに理解できるでしょう。情報を分類して整理すると簡単にアセスメントをおこなえます。このような準備スキルが高まるのが経験によってアセスメント力が上がる理由です。

・情報の分析や判断のノウハウが手に入る

看護アセスメントは情報の分析や統合、結合などを通して患者の状況を評価したり、看護サービスの良し悪しを見極めたり、次に何をすべきかを判断したりすることを指します。情報を集めただけではアセスメントを生かして看護につなげることはできません。アセスメントの経験を積むと、集まった情報から指向性を持って看護の判断につなげられるようになります。アセスメントの経験が増えると看護だけでなく医療全般の知識も広がり、看護の判断をする際に使える情報量も多くなります。そのため、経験が浅い看護師に比べて広い視野で看護計画を立てて実践できるようになるのが一般的です。分析や判断のノウハウはアセスメントの実践と現場での情報共有によって蓄積されていきます。自分で実践するだけでなく、他の看護師ともアセスメントについてディスカッションをするとさらにスキルアップできるでしょう。

#未経験でもアセスメントはできる

看護師にとって未経験の状況からアセスメントを始めるのは敷居が高いと思うのはもっともなことです。ただ、未経験でもアセスメントはできるので、躊躇せずにチャレンジしてみましょう。

・アセスメントの流れがわかっていればできる

未経験でもアセスメントの流れがわかっていればすぐに実践できます。情報収集、分析、評価、判断というアセスメントの流れを理解していれば誰でも始められるので、まずは挑戦してみるのが大切です。もう少し?み砕くと、現状の把握、現状の原因の究明、今後に起こることの予測というのがアセスメントです。
例えば、患者が何に苦しんでいてどうなりたいのかを知るのが現状の把握です。患者に問診をしたり、検査結果を見たりするとどのような状況なのかを理解できるでしょう。問診で話を聞き、検査結果を見て内容を理解するのが情報収集に相当します。
次に現状の原因を究明します。検査結果を細かく見ていくと病気になっている原因が何か見えてきます。患者の訴えている症状と検査結果がうまくつながったら、原因の究明は完了です。医師の診断も重要な情報なので、看護師の視点で診断内容や診断根拠も精査しましょう。このような分析と評価をするのが現状の原因の究明に相当します。
そして、このままの状況で今後に起こることを予想します。患者の症状や訴えを中心として考えると、今後は患者がどのようなリスクが負うのかを考えましょう。予測される事態に対して予防的な措置を取れれば患者は助かります。看護師として具体的に何をすれば良いかを考えるのが今後に起こることの予測のステップです。評価から判断を下すところに該当する部分で、この結論に基づいて行動を起こします。

・理解がないと経験があってもアセスメントはできない

看護師はいくら現場で経験を積んだとしても、アセスメントの流れを理解していないと実践に移ることはできません。何から始めたら良いかがわからないからです。何となくいつも情報に基づいて判断をしているつもりでも、きちんと整理して現状・原因・予測という流れで考えてみると全然違う結論に到達することもよくあります。適切な看護を進める上で合理的な思考のプロセスになっているのが看護アセスメントです。闇雲に看護計画を立てようとするよりも、早い段階からアセスメントの流れを知って取り組んだ方がスムーズに的確な対応ができる看護師になれます。

#アセスメントを始めるためのポイント

アセスメントが未経験の看護師が自発的にアセスメントに取り組み始めるときには、押さえておきたいポイントがあります。スムーズにアセスメントを進められるようになるために、以下の2つを押さえておきましょう。

・日常生活でのアセスメントを通して理解を深める

日常生活でアセスメントのトレーニングをすると理解が深まります。仕事でアセスメントに挑戦しようとすると、間違ったやり方をして失敗するのではないかと不安になることもよくあります。まずは身近な問題に着目してアセスメントをやってみましょう。
例えば、同僚が仕事をしたくないと言っていたとします。仕事をしたくないのには何か理由があるでしょう。質問をして本人から聞いたり、他の同僚にそれとなく話をして本人が置かれている情報を確認したりすると状況が見えてきます。これで現状の把握ができたので、集まった情報から原因を究明しましょう。同僚との関係がうまくいっていない、患者とのコミュニケーションで苦労しているなどのいろいろな原因が浮上してくる可能性があります。
その状況のままにしたときに本人にとってどんな問題が生じるか、仕事をしなかったときに何が起こり得るかを予測するのが次のステップです。ストレスを抱えてカウンセリングを受けるようになったり、欠勤するようになってより周囲との関係が悪くなるリスクが生じたりすると考えられます。
最終判断としては自分が他の看護師との関係を取り持つ、職場が合わないから転職を促す、長めの休暇を取得してリフレッシュすることを提案するといった候補があります。このように現状の把握から始めて、原因を理解し、相手の立場で何が起こるかを予測するのはアセスメントそのものです。日常生活で発生した問題に対してアセスメントの意識を持って取り組むと自然にスキルアップになります。

・実践した結果を復習する

未経験の看護師にとって自分のアセスメントが正しかったかどうかをきちんと理解するのが重要なポイントです。アセスメントを実施して行動をしたときに、どのような結果になったかを必ず確認しましょう。良い結果につながった場合には、同じような方法でアセスメントをすれば良い結果につながります。想定外の結果になったときには問題点があったはずなので、復習をして何が欠けていたのかを確認しましょう。

まとめ

看護師のアセスメントは未経験でもすぐに始められます。重要なのは流れを理解してから取り組むことだけです。誰でも未経験の時期があるので、最初はうまくできなくても仕方ないというくらいの気持ちで実践してみましょう。日常生活の中で経験を積むと看護アセスメントもやりやすくなるので、日々挑戦してみるのがおすすめです。

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