数ある看護師求人の中から自分に合った転職先を選ぶにあたりわたしが気をつけたことや意識していたこと

インターネット上では看護師の求人がたくさん出てくる中で転職するなら失敗したくないのは誰しも思いますよね。今回は転職サイトに記載されている病院側からの条件等の限られた情報から失敗しにくい転職先選びをご紹介したいと思います。

数ある看護師求人の中から自分に合った転職先を選ぶにあたりわたしが気をつけたことや経験

看護師の求人はいつの時代もたくさん溢れているという印象が皆さんあると思います。

看護師 求人 と検索するとたくさんの求人先が出てきますよね？
でも実際のところ転職したら思っていたより手取りがすくなったら、残業があったり、手当が少なかったり、人間関係がうまく行かなかったりするのでは？と疑いの気持ちになり結局転職に踏み切れずに今のまま忙しい毎日を過ごしているといった方、多いのではないでしょうか？

わたしも何度もその気持ちになり夜勤の仮眠中、急変対応後の残業でヘトヘトになった後に検索してたくさんの看護師求人サイトに登録しました。

２１歳に正看護師となり１０年間勤務する中で２度転職経験をしましたがどちらも結果的に成功したといえる転職でしたので、今回はその２回の転職の際に心得ていたことをこちらで共有できたらと思います。

まず、転職するにあたり次に自分は何系の仕事につきたいか？はっきりさせるべきです。
わたしの場合、新卒で総合病院に就職してその後の転職先を探すとために転職サイトを登録しました。その際はざっくりと、転職したい！と思っていた段階ではだったため膨大な転職先が紹介されて全く選ぶ気にもなれなかったです。
たくさんの転職先を見ていく中で、わたしの希望が少しずつ出てきました。
綺麗で急変対応の少ない、残業も少なく病院がいい
この条件を転職サイト担当者さんに伝えると、転職先がぎゅっと絞られました。
これによってわたしの中でも転職へのモチベーションもあがり、転職への意欲も湧いてきて転職サイトを細かく閲覧するようになってきました。

転職サイトに記載されている病院側からの採用条件を見たことがありますか？
病院それぞれの特色や強みが書いてあるかと思います。正直、病院も一人でも多くの看護師を早急に雇い、即戦力にしたいと思って求人サイトに応募しているはずです。とってもいいことが書いてあり、今の職場より給料アップは間違いないんじゃないかと思える条件もたくさんありますよね？

わたしはそこに落とし穴があると思います。求人情報には載っていないこと、載せにくいことなどは病院は記載していないと考えるといざ就職してみたらこうだった...なんてことになりかねません。

まず病院側から出されている条件をじっくり理解することから始めましょう。
基本給、技能手当、夜勤手当、インセンティブ、各種社会保険、通勤手当等々の記載はありますか？
正直なところ、人間関係良好な職場！なんてうたい文句はあてにならないと思います。人間関係は自分次第で変わるものですし、なにを持って人間関係良好なのでしょう？その記載があるから大丈夫！と判断するのは間違いだと思います。

仕事を頑張るにあたりお給料はとても大切なポイントですよね？
上記にも挙げた通り、お給料はどれくらいになりそうか？
よく、美容医療の転職先には手取り40万円！という求人がおおくありみなさんも一度は本当に？！と思い検索してみたかと思います。
しかし、その求人内容をよーく見てみると基本給は今の職場よりも低く、インセンティブ(出来高制度)で給料の額が大きくかわってている場合が多いです。
インセンティブに関しては、ベテランや敏腕ナースが固定患者さんを持っていてガンガン契約をとれる場合はそれくらいの金額の手取りが見込めるかと思いますが新人で固定患者さんもいない転職者はいまの職場よりも低い給料となるのは目に見えています。
転職先を絞るにあたり、給料面はマストなところ。インセンティブに関してはないものとして給料イメージの計算をすることをオススメします。
また、インセンティブのある転職先を選んだ際はスタッフ間の患者さん争奪戦もありますのでメンタルもかなり強く保つ必要があり、看護師はタフな性格の方が多いかと思いますがより人間関係が厳しくなる可能性があります。
また売上げを上げるために時間外の研修がおおく開催されたり、サービス残業も気がついたらたくさんしている。なんてこともあるあるです。
お給料をたくさんもらうにはそんなカラクリがありますのでご注意ください。


美容医療にはあまり興味がなく、単純にいまの職場環境を変えたい！という転職を考えているかたも多いと思います。
その方が転職サイトでの病院側からの条件を見ていくにあたってもポイントは基本給、技能手当、夜勤手当、各種社会保険、通勤手当等々の記載がきちんとされていること。
細かく一つずつ解説していくと、
基本給はいくらから？
昇給はあり？なし？
ボーナスはあり？なし？何ヶ月分？
経験年数により給料換算は変わるのか？
資格手当や技能手当はつくのか？
夜勤は二交代制？三交代制？
夜勤手当はいくらなのか？
通勤手当は支給されるのか？
社会保険制度はきちんとあるのか？

等の細かい記載がされている病院なら仕事をしていくにあたりお給料のイメージもつきやすいですよね？
でも案外ここまで詳細の採用条件の記載をしている病院の方が少ないのが現状です。
しかし病院側に直接確認するのは何となく気が引ける内容だったりしますよね？
そんな時のためにと言ってもいいくらい活躍してくださるのが転職サイト担当者さんです！自分が気になる給料面の部分等を細かく確認してもらいましょう！
わたしもなによりも給料のことは自分では病院に聞けない！っていうタイプなので転職サイト担当者さんにたくさん質問して病院側に確認を取ってもらいました。

結果的に自分の納得のいく内容の給料見込みでしたし、その他の条件も合っていたため転職をすることを決めて最終的に４年間仕事をすることができました。

わたしが選んだ転職先は個人の専門病院でした。仕事をしていく中で、思ったことはやはり人間関係は自分次第で良好、不良どちらにも転ぶということ。そして個人病院は人間関係も密なのでその人間関係に馴染むことがてきずに就職後１週間で職場に連絡も無く来なくなってそのままやめてしまうといった方がおおくみうけられました。
また、一度何か噂になるような問題を起こしてしてしまうとすぐに噂になり居にくい環境があっという間に完成！といったいった雰囲気になってしまいがちなことです。看護師業界はまだまだ女の職場なのでその辺りは総合病院なら病棟移動で免れられることが個人病院では免れられなく、居場所がなくなり退職していく人を多くみていきました。恐ろしいですね。
また個人病院はそこのルールが根強くあり、前の病院では...というワードが通用しませんしなんなら禁句でした。そこではそこのルールがあり就職したからには従うのが社会人という風潮でした。部署ごとに手技もルールも全く異なり、それに振り回されてしまうため順応力が低いと感じる方にはあまりおすすめできません。

小さい個人病院でも総合病院と変わらず勉強会や委員会、などがあり時間外に作業することが多々ありました。いまの職場での勉強会や委員会活動、看護研究が煩わしいと感じて転職することを検討している方は、個人病院ではなくクリニックなどをオススメします。単純業務かと思いますが勉強会、委員会、看護研究に縛られることなく仕事とプライベートを両立しやすいのではないでしょうか？

転職をするにあたり何を自分の中で一番大切にしたいかを明確にしてから転職先を探すのが一番の近道だと思います。

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