人間関係は病院の中がベストか否かを判断する

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#1862 2022/06/28UP
人間関係は病院の中がベストか否かを判断する
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病院内で働くにあたって、看護師の人間関係は避けられない問題。年齢層も幅広いため、様々なキャリアの看護師とコミュニケーションを図る必要があります。人間関係に苦悩した経験に直面すれば、誰でも1度は転職が頭をよぎるでしょう。ここでは、病院内だけが人間関係においてベストなのかどうか、見ていきます。

看護師は病院で勤務するのが一般的であり、実際に多くの求人は病院に集中しているため、多くの看護師が病院で働いている現状があるのは事実です。
その中で巻き起こる人間関係。夜勤も含まれるシフト勤務では、看護師は必ずといっていいほど人間関係の中で苦悩することが少なくありません。

先輩との関係、後輩との関係、上司との関係など。また最近では男性の看護師も増えてきているので、男性看護師との恋愛など、社内恋愛を含んだ人間関係でも悩みを抱える人もいるようです。

病院内で働く場合、建物の外に出る時間というのは少なく、勤務時間のほとんどを施設内で過ごしていることが多いのではないでしょうか。特にナースステーションでは、逃げ場がない感覚に陥ることも多くありません。

人間関係でストレスを感じ、身体にも不調が出てきたとき、頭をよぎるのが転職のことだと思います。
看護師であれば、国家資格ですし、実際に常に多くの求人が出ているので、たとえ辞めたとしても次の就職先を見つけることは難しいことではありません。

しかし、人間関係に焦点を置いて考えるならば、次も果たして本当に「病院内」の場所を就職先として選ぶことが良いのかどうか、ということも考える必要があるかと思います。

前述したように、病院内で働く場合には、部署が違ったとしても、病院という施設内で働くことは同じであり、例えば苦手な人と同じ施設内で遭遇したり、ということは避けられない状況にあります。また、リフレッシュしたい、と思っても、施設の外に出る、ということは難しい現状があります。

では、なるべく人間関係におけるストレスが少ない職場とは、どんなところが看護師には向いているのでしょうか。

看護師が働く場所は、病院内だけ、とは限りません。
最近では、訪問看護、という新たなフィールドが多く出現してきています。

そこでも主役はなんといっても、看護師であり、看護師なしにその経営は成り立ちません。
看護師という仕事が、いかに社会的に必要されていているか、ここでもわかると思います。

訪問看護、という仕事の場合、働く場所は事務所でありながら、訪問、という言葉がつくぐらいなので、仕事しては、患者さんの家に訪問することが必要となってきます。
つまり、病院内、では全くありません。

ということは、病院内で感じていた人間関係のストレスから解放される可能性が高い、ということが言えるわけです。

人間は狭い空間で過ごしていると、パニックやストレスを感じやすくなる傾向がありますが、施設外に赴いて外の広い空間で時間を過ごすことができれば、ストレスが軽減される可能性もあります。

そして、訪問看護の特徴として、関わる職種が看護師だけ、というのではなく、理学療法士や作業療法士など、他のセラピストたちと一緒に働くことが多くなります。
よって、病院で仕事をしていた時のような、ナースステーションというものは、ありません。
そうすることで、一つの場所に看護師が密集して長い時間を過ごす、ということがなくなるため、人間関係で悩むリスクというのも少なくなります。

また、訪問看護の事務所というのは、基本的には小さなアパートや事務所などに存在しており、そんなに大きな部屋ではないので、そこに存在する看護師の数自体も限られます。
よって、病院内で通常与えられるような役職の、看護師長なども必須ではなくなります。
加えて、勤務スタイルも、病院とは大きく異なってきます。病院の場合には、必ずと言っていいほど、夜勤が看護師の仕事の一部として存在していたと思いますが、訪問看護の場合には、順番でオンコールを回す仕組みになるため、通常の場合は、日勤と変わらず過ごすことができます。

そうすることで、看護師のライフステージにおける良い影響ももたらされることになります。
例えば、出産して育児を始める看護師の場合、子供に合わせて生活を送りたいと思っても、病院勤務であれば夜勤もあり、なかなか難しい場合が否めません。

訪問看護の場合には、日勤のスタイルで予定を組むことができため、育児との両立もしやすく、予定の変更も柔軟に立てることがある程度可能になります。

これまで見てきたように、病院内で働くスタイルと、訪問看護として外で働く場合では、大きな違いがあることがお分かりになったと思います。

とはいえ、どこの場所でも人間関係におけるトラブル、ストレスが皆無、ということはないと思われます。

次に、転職を検討される場合の確認事項を見ていきたいと思います。

本当に転職先として候補としている場所が人間関係の良好な場所かどうかを見極めるためには、やはり応募前に見学へ行くことをお勧めします。
訪問看護の場所であっても、事務所へ見学へいくことは可能ですので、実際に行って、その事務所内の様子などを見ると、直感的にそこが人間関係の保たれている場所かどうか、少しはわかるかもしれません。

それを見極めるためのポイントとして、いくつかのことが挙げられます。

まず、そこで働いている人たちの表情が曇っていないか、ということです。
慌ただしく働いている訪問看護の事務所であっても、お互いの人間関係が良好であれば、ねぎらいの言葉などを自然にかけあったりして、事務所に戻ってきた瞬間などは、落ち着ける場所として機能しているはずだからです。

また、事務所内でスタッフが他者の陰口などを言っていないか、悪い言葉を使ったりしていないか、なども気をつけて見てみるといいでしょう。人間関係が良好な場合には、このようなことは起こりにくく、風通しの良いことが多いです。少しでもそのようなケースが見られた場合には、いつもそのようなことが常態化していると思っても間違いないと思います。

そして、上司が頼れる人であるか、という点です。もし見学に行って挨拶したい、と思っても、忙しくて無理と断られたり、よく話を聞いてくれないような場合には、その事務所自体の人間関係も良好でないケースが多いと言っていいと思います。なぜなら、小さな問題が事務所内で生じていても、それに臨機応変に対応してくれない上司がいる場合には、小さな問題が大きな問題へと深刻化することが多いからです。

さて、今回は、看護師が人間関係を良好なものにするために、転職を視野に入れて考える時のことについて見てきました。
せっかく努力して手に入れた看護師、という資格ですから、労働衛生環境が保たれている場所で、看護師としてのスキルを発揮できることが良いに越したことはありません。

看護師が求められる場所は、多岐に渡って存在しています。

その中で、自分にとってどんな環境、どんな人間関係であれば働きやすいのか。ということを真剣に考えるために、一度、転職を検討している場所には見学を行くことをお勧めします。
病院内では、人間関係が悪化しやすいことを冒頭で述べてきましたが、たとえ病院内であっても、本当に相手の人権を尊重し、思いやりの心を持って接し合っている現場であれば、人間関係も保たれることは言うまでもありません。ただ、現状として施設内だけで過ごす看護師の場合には、人間関係が悪化しやすい傾向にある、ということが言えます。

人間関係を向上させるための転職の検討の一つとして、訪問看護、という働き方がある、ということも視野に入れて考えてみてはどうでしょうか。
この記事が、あなたの看護師としての働き方に少しでも寄与できれば幸いです。

まとめ

病院で働く看護師の場合、ナースステーションに滞在する時間が長く、施設の外に出ることもできないため、人間関係で悩む確率というのは、自ずと高くなります。
しかし、訪問看護、という働き方の場合には、外に出て外で過ごす時間が多くなるため、病院と比べると、人間関係で悩む、という可能性が減り、ストレスを減らせる可能性があります。

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