看護師から他職種への転職は大丈夫?おすすめの仕事8選や失敗と成功の分かれ道! 

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#1809 2022/05/06UP
看護師から他職種への転職は大丈夫?おすすめの仕事8選や失敗と成功の分かれ道! 
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看護師を志して働き始めたものの現実は厳しいことがいっぱいなので、「もういっそのこと看護師を辞めて他職種に転職した方がいいのかも」なんて考えてしまうかも知れませんね。
でも、それが本当に正解なのでしょうか?このページでは看護師が他職種に転職する際の成功と失敗について書いています。

看護師から他職種への他職種への転職は大丈夫?

結論から言ってしまうと大丈夫です。過去の例を見ても多くの方が看護師から他職種への転職を成功させています。
中には年収が若干下がってしたものの、看護師の資格とは無縁の一般職やアパレル系のお仕事などに転職する方もいるほどです。
もちろん看護師から資格や経験を活かせる介護施設や医療メーカー、保育園などへの転職をしている方も少なくありません。
そのため、看護師から他職種への転職は積極的に行っても問題がないと言えるでしょう。

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看護師が他職種に転職したい理由
看護師は看護学校や大学の看護科などで専門の勉強をし、国家資格を取得してようやく就ける職業です。専門性が高く、自信を持って働ける職業なのですが、それでも辞めたいという人が多くいます。
せっかく取得した資格があるのに、なぜ違う職種に転職したいと考えるのでしょうか。
そこでどんな理由で看護師を辞めたいと思うのかを、日本看護協会のデータから見てみましょう。

退職理由%
出産・育児25.4%
結婚19.1%
転居10.0%
配偶者の転勤9.1%
家族の介護6.7%
健康上の理由6.6%
他分野への興味5.7%
自分の適性・能力への不安5.1%
家事と両立できない5.0%
休みが取れない4.9%
通勤が困難4.6%
残業量が多い4.2%
看護内容への不満4.1%
これら以外にも看護協会のデータにはないのですが職場の人間関係(上司との関係や同僚との関係)が悪い、医療事故への不安など多くの退職理由があります。

看護師の仕事内容への不満が他職種への転職になりやすい
結婚や出産・育児、家族の介護や配偶者の転勤による引越しなどは物理的に働くのが困難になり、退職を余儀なくされるケースです。

この場合は仕方がないのですが、そういった「家庭の事情」ではなく本人は働ける環境にあるのに看護師を辞めたいという場合は、看護内容への不満や残業が多い、休みが取れない、医療事故への不安などが大きな理由になっています。
また、「医療以外の分野への興味」を退職理由に挙げる人もいます。もちろん、「看護師を辞めたい理由」はひと言では言えないことが多いものです。それぞれに思い悩んだ末に退職や転職に踏み切ったことがうかがえます。

看護師が他職種に転職する割合

看護師は異業種への転職は少ない
ある大手転職サイトの調査によると、異業種への転職が多いのは次の業種だということです。

商社・流通から異業種への転職(88.6%)
小売・外食から異業種への転職(80.8%)
メディアから異業種への転職(79.5%)
一方、異業種への転職が少ないのは、次の業種と言われています。

メディカルから異業種への転職(74.0%)
IT・通信から異業種への転職(62.0%)
メーカーから異業種への転職(44.2%)
看護師を含むメディカル系で働く人は異業種に転職する割合が低いことがわかります。やはり専門の知識や資格を持っているので、それを活かす職場に転職するケースが多いのでしょう。

また、仮に他職種に転職をしても看護師の方は数年で看護業界に戻ってくるケースが多いようです。
技術系の職種は同じ職種に転職する傾向が高い
上は業種間の転職のデータでしたが、次に異なる職種に就く割合を見てみましょう。
異職種への転職割合が高いのは専門職で、次に販売・サービス系、事務・アシスタント系が続きます。一方、異職種への転職割合が低いのは技術系(IT/通信)、技術系(メディカル)、技術系(電気/機械)となっています。

メディカルの技術職にはリハビリや検査技師なども含まれますが、看護師もメディカル系の技術職と考えていいのではないでしょうか。やはり専門の知識や技術が活かせるという点で、同じ業種・職種への転職を選ぶケースが多いようです。

看護師が他職種に転職した例

しかし、現実には医療業界からまったく異なる業種・職種に転職する人もいます。
まずはインターネットの口コミサイトなどに寄せられている体験談から、実際に違う業種や職種に転職した看護師の感想を見てみましょう。

転職先の職業看護師を辞めた理由転職した感想

OLとにかく残業が多くて体力的に疲れた規則正しい生活になったが収入は激減した
工場でのパート勤務責任ある仕事でプレッシャーがあった・やりがいがない上に給料が少ない

・身体的にも精神的にもきつい

水商売看護師は自分には合わないと感じた水商売は自分に合っているのか楽しく働いているが、いつまで続けられるか不安
アパレル販売員人間関係や体力的負担がきつかった・人間関係のトラブルがなくなり、体力的にも非常に楽になった

・ただ給与は大きく下がってしまった

他職種に転職した看護師は収入が減少
看護師は交替勤務があり、患者さんの看護の場面では重労働になりがちです。また、人の生命を預かるという点で精神的なプレッシャーがあり、「自分にはムリ!」と感じる人が多いようです。

その結果、違う職種に転職したものの、給料が少ない、やりがいがないなどの感想を持つ人が多く見られます。「世間は甘くない」「看護師の業界以外でもブラック企業(職場)が多い」といった感想も多くありました。

他職種に転職しても看護師に戻る人が多い

このように看護師の資格や経験を活かして他職種に転職する方法はいろいろとありますが、現実には看護師時代よりも収入が下がることが多く、悩むケースが見られます。
その結果、慣れた環境である病院などに看護師として戻る人が多いようです。

補足:年齢によっては転職が難しくなることも!

また、看護師が他職種に転職して成功するのは20代までと言われており、30代以降は年々転職が厳しくなります。
特に新たに資格を取得して他職種に就こうと思うとかなり遠回りになる上に、年齢的な面とその業界での経験不足などで思うような条件で転職できない可能性が高くなります。
30代以上になると、他職種よりも看護師として新たな職場に転職するのがおすすめです。
資格を活かしつつ、交渉次第では今よりも高待遇で働くことが可能だからです。転職すれば人間関係の不満点はリセットされますし、病院以外であれば(クリニックなど)ホワイトな職場も多いです。
看護師と比べるとかなり気楽に働くことができますが、やはり給与が大幅にダウンすることは避けられません。

3位:アパレル販売員

アパレル販売員も看護師で培ったコミュニケーションスキルを活かすことができ、看護師と違いおしゃれな服を着て働けるからか転職先として人気です。
ただアパレルは給与が低いのとお店によっては残業も多いので、人によっては半年から数年で看護師業界に戻るようです。

看護師が他職種への転職を成功させるコツ

ここまででご説明してきたように看護師が他職種に転職することは決して不可能ではありません。しかし、勢いだけで行動に走るのは決していいことではありません。
転職には次のポイントを押さえておきましょう。

一時的な感情で決めない

新たに資格を取得する場合は在職中に勉強と資格取得を進めること
年齢や今までの経験を考えて、無理な転職ではないかをよく考えること
転職先が長く勤められるところかどうかを考えること
上の転職例でもあったように水商売に転職した場合、「いつまで働けるかわからない」という不安があります。また、新たに資格を取得する場合は、取得までの勉強期間を考慮する必要があります。さらに、ただ資格を持っているだけで採用されるほど甘いものではないので、本当にその資格で長く働けるのかどうかなども調査してみましょう。
要は「人生設計」をきちんと考えた上で転職に踏み切ることが大切なのです。

働き方に迷ったら転職サイトに相談を

看護師として働いていれば、誰でも一度や二度は「このままでいいのだろうか?」と感じるものです。
自分では「もう辞めるしかない」と思えるような状況でも、解決法はたくさんあるものです。そんなときはひとりで悩まずに看護師専門の転職サイトで相談してみましょう。
現在の自分の悩みや問題を解消できる働き方が見つかりますよ。

まとめ

看護師として働いている中で壁にぶつかったり、体力的、精神的にきつくなったときに他職種に転職しようかと考えることがあると思います。
しかし、どの業界でも知識や経験がある人が優遇されます。いきなり異業種に転職して通用するほど甘くはありません。30代以降はなおさら転職は厳しくなります。
それならば看護師の資格や経験を活かせる仕事を探してみてはどうでしょうか。
介護系や企業、学校など医療現場以外でも看護師の募集はたくさんあります。自分ではどこがいいかわからない場合は、看護師専門の転職サイトを利用するのもいい方法です。
転職サイトのアドバイスを元に新たな仕事でやりがいを感じながら働いている人はたくさんいます。迷ったときはぜひ相談してみましょう。

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