社会人から看護師になるために注目すべきポイント

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#1783 2022/04/10UP
社会人から看護師になるために注目すべきポイント
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一旦は社会に出たけれど、さまざまな理由で看護師を目指す人は少なくありません。では、どのように看護師を目指すといいのでしょうか。そこにはどんな方法があるのか、どんなことに注意したらいいのか、ポイントを紹介します。

中学や高校からそのまま進学をして看護師を目指す人も多いですが、最近増えているのが一旦社会に出てから看護師になるというケースです。

どんなところが変化していると感じるのか?
それは、以前は就職難が理由で専門職になりたいと看護師を目指した人も少なくありませんでした。また何か手に職をつけたいと看護師を目指す人も多かったのです。 しかし最近では、保育士をしていたけれど、保育園で勤務する看護師の働きぶりを見て看護師を目指したという人もいます。また介護施設で勤務していた介護士だったけれど、介護と看護ではずいぶん仕事の内容も異なるし、何より専門性にあこがれて看護師になるという人もいました。
このように以前とは少し異なってきていると感じる社会人から看護師への動機ですが、ここでは一旦社会に出て働いたことのある人がどうやって看護師になるのかという方法を紹介していきたいと思います。 

・看護師への道は希望の道

社会人になってがむしゃらに働いていたし、それなりに達成感もあったけれど、なんだか仕事にも私生活にも満足できなかったという人もいるのではないでしょうか。
社会人から看護師になった人の声の中には、実際に社会に出て働いていた時には、ただ給料のためだけに働いていて、もっとスキルを磨きたいとモチベーションがなかったという人もいます。
また仕事での向上心を持つことが出来ず、ただルーチンとなった仕事を日々こなしていたという人もたくさんいました。 そのような経験をしてきた人が看護師になりたい、そして実際に看護師になることが出来たら、仕事への情熱、そしてモチベーションややりがいを見いだせることが多いようです。
それはやはり看護師という仕事が、国家資格を持った専門職であることが理由の一つです。また命にかかわる現場で働くという緊張感から、毎日が新鮮でやりがいがあるといえます。
更に、その仕事が終わった時の充実感が何よりも違うそう。 看護師の中には、看護師の世界しか知らない人もたくさんいます。
その中には、同じ職場で何年も勤務して、仕事はすでにルーチン化され、それに慣れた環境で勤務を続けることで生活の基盤を作っている人もいます。

しかし、一旦社会人を経験して看護師になった人を実際に見てみると、少し働きぶりが違います。もちろん看護師になってすぐには知識も技術も不足しているので、苦労することは多いです。
しかし、どんどん新しいことを吸収していきたいという貪欲な気持ちがよく表れているのですね。またそれをモチベーションに、どんどん成長していく姿を見ることもできます。

つまり社会人から看護師への道を切り開くということは、自分の今後の希望への道を開くということに通じると考えています。 

・社会人から看護師になる際に選ぶべき学校とは

看護になる方法にはさまざまな学校があります。全日制の看護専門学校もあれば、大学もあります。
それともう一つ忘れてはいけないのが、准看学校の存在です。准看学校というのは、あまり雑誌やテレビ、ネット広告などでも出てこないので、知らない人もいるかもしれません。
しかしながら、意外にも希望する人は多く、通いやすいといわれることも。その理由の一つが、学費の安さです。全日制の専門学校や大学と比較すると、学費が安いため、社会人時代の貯蓄で准看護学校に通うことができるのです。 もう一つの理由が、全日制の専門学校や大学では、毎日学校に通わなくてはいけませんが、准看学校の場合は、学校によって異なりますが、週4日の通学で学習できるところもあるのです。
学校がない日には自分のやりたいこともできますし、授業にゆとりがある分、社会人から看護師になる場合でも勉強にしっかりとついていくことが出来るとメリットも多いです。
このように看護師になるための学校にはいくつかの種類があるので、学校入学のレベル、また通学などの利便性を考慮して選択するといいのではないでしょうか。

・小さな学校やサークルのある学校は仲間づくりができる

社会人から看護師になるために看護学校に通う必須です。ただ学校に入学しても他の生徒とは年齢層が異なるため、疎外感を感じる人もいます。しかし、看護師というのは、実習などもありますし、仲間づくりをしっかりすることが重要です。

そこでおすすめなのが、社会人から看護師になりたいと思った時には、比較的生徒数の少ない小さな学校を選択することです。
もしくは、大きな学校でもサークル活動などが活発で、他の生徒としっかり交流が出来るようなところを選ぶとよいでしょう。 看護師を目指してから、実際に国家資格を取得し、看護師になって新人研修などを受ける時も、同期のつながりというのはとても重要です。
お互いに得た知識や技術を情報交換したり、練習したりすることで新人研修をこなしていくことが出来るからです。 また看護師になってすぐの時には、辛いこともあるでしょう。
命に直面する場面もあるし、医師や他の医療従事者と連携を図らなくてはいけないときもあるので、さまざまな困難な問題を感じることがあるはずです。自分が出来ることをしたいと思っても、始めは何をしていいのか、何ができるのかと自問自答し、落ち込むこともあるでしょう。そんな悩みを仲間と共有することで、看護師としてだんだんと成長し、さまざまな問題を乗り越えていくことができるのです。

著者である私が看護師になってわかることが一つあります。それは、本当に看護師の仲間は大切だということです。やはり実習や新人研修などを一緒に乗り越えてきましたし、今となっては、さまざまな専門分野で活躍する仲間が多いので、困った時にアドバイスを求めることもあります。 そのようなことを考えると、やはり看護学生時代からの仲間づくりが本当に重要だなと思います。困った時に問題を乗り越える時には、大きな力になってくれるのではないでしょうか。 

・社会人から看護師になるときは時間の使い方を大切にしよう

社会人から看護師になるときには、看護学校の勉強等にも時間が限られていることがあります。
仕事と受験勉強を同時進行しなくてはいけないとき、どうしても勉強時間が少ない、もっと時間が欲しいと焦りも出てくるのではないでしょうか。
看護学校に入っても同じです。毎日の勉強に加え、実習があるときにはさまざまな課題を提出しなくてはいけません。
そのため、普段の座学の勉強をするときよりも勉強時間を確保しなくてはいけないのです。また国家試験が迫ってくると、試験対策の勉強をすることが必須です。この試験をクリアしなくては、看護師になることが出来ないため、みんなこの国家試験に向けて勉強をしてきているといっても過言ではありません。
社会人から看護学生になった時には、もちろんこれまでの仕事を退職して学生になる人がほとんどです。しかしながら、仕事はないにしても家庭を持っているという人に時にはいます。
そのため、私生活と学生生活を同時進行していくことは簡単ではないのです。 そのような中でも看護学校の勉強、国家試験の受験対策をして、クリアしていかなくてはいけません。そこで重要になるのが時間の使い方です。限られた時間の中でも、要点を絞ってしっかりと勉強することは重要です。また必ず覚えなくてはいけないものもあるので、繰り返し勉強することが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。社会人から看護師になるというのは、簡単ではありませんがもしも現実になるとそれはかけがえのない自分の宝になるといえます。看護師になる道もいくつかあります。どんな道がいいのか、どんな看護師になりたいかを想像しながら、困難を分かち合える仲間を作りながら看護師の道を進んでいくといいでしょう。

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