看護師が働きやすい病院とは、私の経験と聞いた話を振り返る

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#1705 2022/01/25UP
看護師が働きやすい病院とは、私の経験と聞いた話を振り返る
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看護師になった皆さん。働きだしてみてどう感じましたか?ブラックだなと思ったり、お金得られるからいいなと思ったり。 それぞれです。転職したらもっといいところがあるのではないかと思うことがありますよね。 転職によい病院の見極め方を私なりにお伝えします。

私の看護師の転職体験について 私は特定機能病院である大学病院から私立病院へパートで転職しました。
パートなのは、こどもが生まれたからです。もし転職の際にこどもが生まれていなかったら正社員で働きたいと思っています。 メリットだと思ったこと。それは休みの多さです。
まず特定機能病院は、月8~9日でした。私立病院は9~10日でした。みんな子育てしながら働いているので、こどもの発熱などで休んでも、理解がありました。大学病院には子育てをしながら働いている人は外来しかいませんでした。先を行く先輩がいませんでした。ので全くイメージがつきませんでした。
デメリットは給料です。やはり給料や厚生年金などは低いと感じます。また、そうゆう病院なので、出来のいい人はほとんど来ませんでした。なのでいつまでたっても70代も人がいないので働いているような状況です。いつだれが、病欠してもおかしくありません。
また、産休が1病棟に4人もいて、人手不足で大変であることもありました。お金の面で低いのは、そもそも病院に来る患者さんが少なかったり、病院で出来る治療が少なくて、高価なお金が得られる治療ができない、報酬が少ないという背景もありました。 いろいろな人の転職話を聞いてみて、自分が何を大切に生きていくかがはっきり決まっていないと、どこへ行っても困るのかなと思いました。これが私の転職のコツです。 自分がどんな分野ができて、どんな分野が苦手でどんなことをしていきたいかということ、家族と過ごす時間をどう考えるか、どの程度サポートしてくれる人がいるかなど大切にするものを明確にしていないとどこでも不満は出るのかなと思いました。 体力が有り余っている20代には休みも少なくてもいいだろうし、こどもにお金がかかる40代などで夜勤が安全にできない病院なんてイヤ。って私は思います。 そのほかにも、特定機能病院では当たり前だったことが私立病院ではありえない状況だったり、いろいろ経験しました。
リスク管理をどのようにしているかも安全に仕事をしていくためにも大事なのかと思いました。医療安全管理者がしっかりといたり、師長が管理をしっかりしていることが大切だなと思いました。また、入院してくる患者層によってはミスが訴訟につながったり、そうではなかったりということがあると思います。医師と看護師がしっかり連携していることが大切です。 今働いている私立病院では、高齢者が多く、ほぼ全員、急変時は延命しないということを入院時にとってあります。それは、看護師にとってはありがたい。なんらかがあっても自分たちが訴訟されるリスクは低いからです。 ま
た、今働いている私立病院では、日勤パートのみの人もほぼ常勤扱いです。なんせ人手不足なので、できる人はすべて常勤扱いです。パートより常勤が早く帰ることもあったりなかったり。え?パートだよねって思いませんか、常勤のほうが少ないのです。なので、夜勤をやる人が限られています。夜勤専従って人もいます。70代以上もいます。ナースコール聞こえないってこともざらにあるので、結局パートは定時にあがれません。それなのに、ボーナスないし、最低って思うこともあります。なんせ人手不足です。 待遇、休みなどは条件を見ればわかりますよね。それ以外で転職するによい病院っていうのは、教育体制や、外来の賑わい方でしょうか。医療も基本は経済がまわらないと成り立ちません。昨今はコロナ禍であるのでコロナ病床を持っている病院は補助金頼りの黒字です。今後はどうなっていくのかわかりません。どっちにせよ、長く働くならば、外来に患者がこないようであれば、経営が厳しいと思われます。転職によい病院の見極めとしては経営が厳しいと人手不足でも低賃金だったり、給料が上昇していかないことが予測されますよね。
そうすると、モチベーションも下がることが予測されますよね。そんなことからも、外来の賑わいかたで判断するとよいと思います。近所の病院の話ですが、全然、元気にバリバリ働いている人が、精神科を受診勧められて自律神経失調症ではないのに疑いをかけられるなんてことされて、退職を迫られたといいます。 病院の借金が多くてリストラにあったっていう人もいます。どちらもできる人なのになぜ?って感じでした。ほんとに経営側にお金がなかったんでしょうね。
また、転職する時には教育体制も大切かと思います。マニュアル完備も大切かなと思います。これも自分が訴えられないために必要なことです。安全に看護が提供できない状況ではいくら働いてもリスクを背負うだけになります。 あとは、どんな世代の人が働いているのでしょう。どんなメリットが受けられるのでしょう。 20代から60代まで、偏りなく働いていることがある病院って少ないように思います。けれども、偏りなく働いている病院だと働き続けていけるのだろうと思いますよね。 20代後半から40代まで子育て期がいないってことは働きずらいですよね。 それに偏りがあると女子の職場は怖い。穏やかに働きたいですよね。多少男子もいるとまとまるように思います。 そういった意味でも偏りなく働ける職場がいいと思います。転職にいい病院の見極め方のポイントです、 ちなみに今働いている職場は託児所があったから働きだしました。未満児は1か月6万円以上の保育料をとられて、風邪をひいたら休んでいたら全部給料が飛んで行ってしまいます、なので、1日800円で休んだらお金がとられない託児所はほんとにありがたかったです。また、託児所が終わった今も、病児保育があります。インフルエンザを職員のこどもは安く受けることができます。夫の両親が介護が必要な状況にありました。職員の家族ということで優先的に施設に入っていることができました。おかげで働き続けることができています。 給料は安めですが、働き続けることができることで安定した収入を得ることができています。これが私にとってはメリットです。 ちょっと看護の質は低いように思います。でも必要な人には必要な医療だと思うこともあります。なので納得して働いています。 これは私にとってのメリットです。デメリットとなる人もいるでしょう。ずっと認定看護師として活躍し続けたい人には不向き。がっつり働き稼ぎたい人には不向きです。結局のところどんなことを自分が大切にするかなんだと思います。
あとは自分がどんな技術を持っているかですよね。 産婦人科系の分野にいて老年分野とか、小児にいて老年とか。なんで違う分野にきて、経験のある新人って正直迷惑です。そうゆう人にはみんな冷めた対応をしてしまいますよね。 自分がどんなことをできて、どんなことをしていきたいのか、どんな人生を歩みたいのかっていうことをまず明確にしましょう。 結局のところ、トップや院長がどんな人かにも左右されますが、そこがぶれたりするとどんなにいい病院であってもうまくはいかないでしょう。 どこの病院でもどこかに転職してみてからやっぱり合わないといって戻る人もいます。それでも、いいので自分がどんな経験を積んできたかで、自分の価値が変わるし、自分が活躍できますよね。転職してみて、あわなかった、やっぱりいい病院だったから戻るっていう経験だって、それは-の経験ではないですよね。 くどくなりましたが、自身の棚卸しと今後の人生展望をしっかりと描いてから、転職活動をしましょう。きっと、いい職場に出会えて、いい仲間に出会えて、いい看護ができるようになります。

まとめ

結論、休みが大事か、給料が大事ですか。今までどんな看護を展開してきましたか。自分はどんな人生を歩んでいきたいのでしょうか。 正社員で働いても、パートで働いても、こどもがぐれても、親が孤独死してもいやですよね。何を得て、何を捨てていくのかって自分次第です。売り手市場だけど、定着はしずらい看護の仕事で長く働きましょう 

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