いい職場とは?自分に合った職場で働こう!

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#1621 2021/11/03UP
いい職場とは?自分に合った職場で働こう!
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就職の際に気になる、良い病院の見つけ方。苦労して就職活動をするのですから、良いところで長く働きたいですよね。今回は、自分に合った働き方をしていくための、病院選びのヒントをご紹介していきます。

◎看護師の求人に出会える場所

転職先を探すために、このような場所があります。
①ナースバンク(ナースセンター)
看護協会が運営する、看護師専門の職業紹介所です。
②ハローワーク
国が運営する職業紹介所です。
③雑誌・新聞の求人広告欄
医学系の雑誌や新聞の折り込みチラシに、求人広告が掲載されています。
④友人・知人の紹介
求人には載っていないような情報を手に入れることができます。
⑤紹介会社
看護師の求人を無料で紹介してくれる、民間型ハローワークとも言えるところです。看護師を専門とした会社だけで数十以上あると言われており、本家のハローワークよりも充実したサービスを受けられることが特徴です。

◎求人票の見方・注意点

せっかく転職をするのですから、長く働ける良い職場に出会いたいですよね。そのためには、求人票はしっかりと読み込みましょう。そこに掲載された求人情報をしっかりと理解せずに応募してしまうのにはリスクがあります。「残業無し」「高給与」にはなんかしらの理由があるかもしれません。
いい求人と出会うために、以下の点に注意して読み込んでみてください。

①「残業なし」の記載に注意しましょう
残業がなくても、業務量が多かったり、サービス残業が発生する可能性もあります。働きがいがある、などの言葉で表現している場合も注意が必要です。

②給与の確認は正確な数字を見極めましょう
基本給と各種手当てを確認し、給与の内訳をしっかりと把握しましょう。違和感があるほど給与が高い場合は、残業時間や業務内容を確認してみましょう。

③給与確認の際には、賞与もチェックしましょう
同じ月給を頂けても、賞与がどれくらい貰えるかも、年収には大きな差が出ます。年収アップを見込むなら、賞与の確認も忘れずに行いましょう。

④「勤務時間」から申し送りについて確認しましょう
勤務時間を確認する際に、交代のタイミングが重なっているかをチェックしましょう。30分程重なっていれば、勤務時間内に申し送りが加味されていることが分かりますが、重なっていない場合は、勤務時間後に申し送りをしなければいけなくなる可能性もあります。

⑤教育体制の記載を確認しましょう
経験年数が浅い場合、未経験なことに挑戦したい場合は、教育体制にも目を向けましょう。中途入職者向けの研修やプリセプター制度がしっかりとしたいるか、事前に確認しておきましょう。未経験者歓迎、などと書かれていても、実際にはフォロー体制が整っていない場合もあります。細かくチェックしていきましょう。

⑥休日数をチェックしましょう
休みが多いことを重視して転職をするなら、休日休暇に加えて、年間休日数を確認しましょう。完全週休2日で夏期休暇・冬期休暇が3日ずつある職場の場合、年間休日は110日ほどになります。参考にしてみてください。

⑦社会保険の有無・寮・託児所・駐車場の詳細を確認しましょう
どのような社会保険制度があるのか、詳しい情報が求人には載っていないこともあります。詳細は問い合わせてみましょう。また、寮・託児所・駐車場を利用しなければならない場合、完備されているのか、料金はどれくらいなのかを事前に調べておくと、入職後スムーズです。

⑧自分が働きたい環境があるのか確認しましょう
具体的な配属希望がある場合は、希望の環境が整っているかを確認しておきましょう。

⑨「看護配置」から患者との距離と忙しさを想像してみましょう
看護配置とは、患者さん何人に対して看護師1人がつくのかを24時間の平均値で表すものです。7:1、10:1、15:1などと記載されています。前の数字の値が小さいほど、受け持つ患者さんの人数が少ないことを示しています。しかし注意しなければならないのは、受け持ち人数が少ないから、仕事がゆったりとしているとは限らないということです。その病棟にいる患者さんの在院日数や、重症度などにより、仕事のゆとりは変わってきます。

このようにチェックポイントはたくさんあります。しかし、求人情報には載りきれていない情報も多いかと思います。不安な時は、医療機関に問い合わせてみたり、紹介会社を利用する場合は、コンサルタントに確認してみることで、細かい情報を得ることもできます。紹介会社のコンサルタントは、知人から聞いた噂の真相や、医療機関に直接問い合わせて聞きづらいことも、聞くことができます。コンサルタントは、実際に医療機関を訪問して、看護部長や事務長にヒアリングを行っています。そのため、公にはなっていない情報を知っていることもあります。良心的な会社であれば、医療機関が話したがらない情報まで教えてくれることもあります。

◎求人を探すときのコツ

転職において頼りになるのはフットワークと信頼できる人です。下記の点に着目していると、いい職場が見つかりやすくなります。

①できるだけ多くの医療機関をピックアップしましょう
転職活動では、2~3施設同時に受けることも可能です。面接や見学をした上で、1番自分にあう職場を選ぶために、様々な医療機関を調べて、自分なりに比較してみましょう。自分には合っていないと思った場合には、断ることができます。

②迷ったら誰かに相談しましょう
色々な病院で働いたことのある経験豊富な先輩などに相談してみましょう。転職活動をした経験もある人なので、その時の経験を元に色々なヒントを得られる可能性があります。

③ホームページや求人広告に惑わされないようにしましょう
ホームページや求人広告が作り込まれているものであると、見た目から判断して良い雰囲気に思いがちです。ですが、そうした中にはお金をかけてきれいなホームページや求人広告を作って人を集めようとしているところもあります。
ホームページや求人広告の外観だけではなくて、中身を十分に理解して、納得出来るところを探しましょう。

◎自分の目で見て確認

応募をするのは、見学してからでも遅くありません。求人情報は、その医療機関の一面を説明しているものです。よりリアルで詳しい情報を得るためには、実際に現場に足を運んで、自分の目で確かめましょう。
見学の際は、職場について質問をするチャンスです。見学してみて気になることが出てくることもあります。担当してくださる方に、何でも聞いて疑問を消化する機会にましょう。よほどのことでない限り、相手もしっかりと快く質問に答えてくれるはずです。
また、ナースステーションは色々なことが分かる情報がとても詰まっています。是非見せてもらうことをおすすめします。院内の設備はどんなものを使用しているのか、職場の雰囲気、看護師の忙しさ、電子カルテを使用しているか、紙カルテを使用しているか、シフト表(どれくらい休みが取れているのか、夜勤はどのように回しているのか)、当番表(日勤帯の業務にどれくらいの余裕があるのか)、薬の管理(看護師と薬剤師どちらが薬の仕分けを行っているのか)、経管の数(重症患者がどれくらいいるのか)など、チェックできることがたくさんあります。
個人情報の観点から、ナースステーションの見学が難しい場合もありますが、紹介会社と相談してみると、中を見せてもらえることもあります。せっかくの機会ですから、是非一度お願いしてみましょう。

また、現在は新型コロナウィルスの蔓延防止の観点から、見学を受け入れていない場合もあります。紹介会社や、医療機関に相談をしてみてください。

まとめ

いかがでしょうか。せっかく苦労して転職活動をするのですから、自分の納得のいく職場を選びたいですよね。たくさん項目があって大変かと思いますが、以上に示したチェック項目を活かして、ステキな職場と出会って欲しいなと思います。
コロナ禍で転職活動も大変な中ですが、体調には気をつけて、無理なくゆっくりと活動を進めていってください。

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