選ばれる看護師になるための志望動機と履歴書

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#1553 2021/08/28UP
選ばれる看護師になるための志望動機と履歴書
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現在看護師は子供のなりたい職業に毎年のように上位の常連となっております。しかし、終身雇用制度が根強い日本社会で、看護師の離職率は高いと言われています。よい職場で働けるために選んでもらえる看護師となるための志望動機や履歴書についてのアドバイスをいたします。

○看護師は人気

子供から選ばれるなりたい職業の上位の常連が看護師という職業です。最近では、男性看護師や、外国籍の看護師も増えていますが、社会人経験を積んでから転職をしてきた看護師も増えています。
転職を機に看護師になった人と、もともと看護師がやりたくて看護師になった人では、看護師の志望動機も大きく変わる傾向がありました。また、志望動機も変わりますが、実習への取り組み方や履歴書の書き方も、社会人経験からの転職者とそうでないもので大きく変わります。
どちらが良いとは判断つきません。どちらも看護師になりたいというのは事実だからです。だからこそ、それぞれの強みをうまく志望動機に取り組み、相手に伝えていくということが大切になります。

○実際の看護師の現場

現在、看護師は一生食べて暮らせると言われているように、将来が保証されている職業です。しかし、3kと言われている(きつい、汚い、危険)が伴う職業であることはよく知られているかと思います。それでも看護師に憧れて念願の看護師になったのも束の間、新たなkが看護師には待ち構えているのです。それが、休憩がとれない、化粧がのらない、給与が安い、などです。勤務開始前から患者の情報収集に30分以上前から出勤するのは当たり前、残業申請などできず、時間内に勤務が終わらないのは実力がないあなたが悪い、もっと仕事を早くしなさいと言われる毎日。3交代だと、日勤で重症者を受け持つため仕事が日勤時間で取れずに残業をしてから仮眠してまたすぐ出勤なんてよくある話です。1時間くらいの仮眠から夜勤に臨み、夜勤で1人でナースコールやモニターアラームの嵐、ようやく朝方あと少しで勤務が終わると思いきや、朝方の急外からの緊急入院受け入れをすると、看護計画立案などもしてようやく帰宅がお昼頃なんて週に何回あることでしょう。毎日このようにきつい、つらい仕事をし、給与が高ければそれが励みになるでしょうが、意外と看護師の給与は低いところは低いです。そのため、終身雇用が根強い日本であるにも関わらず、看護師の離職率はとても高いです。しかし看護師はすぐに就職ができます。それはどこでも看護師不足であるからです。このように、転職を繰り返す看護師が多い中で、なぜ看護師が定着しないのか、それは働きやすい職場に出会えていないからです。しかし、働きやすい職場は人気で常に定員が満たされています。このように働きやすい職場で働くためには、普通にエントリーをしても選ばれません。そこでいくつか履歴書の書き方と志望動機のアドバイスをしていきます。

○看護師になったきっかけは?

看護師になった理由はなんですか?どんな看護師になりたいですか?この質問にはほとんどの看護師がすぐに自分の答えを言えますよね?では、あなたがこの病院の治療で何を学びたいですか?どんな医師がなにを強みとしていますか?この病院がこの地域、または社会においてどのような役割をもっていますか?あなたが1人のスタッフとして働いた時に、誰にどのような影響を与えることができますか?これらの質問に皆さんはすぐに答えることができるでしょうか。医療だけでなく、社会は人と人の繋がりでなりたっており、決して1人だけで働くことはできません。病棟や外来、リハビリセンターという小さなコミュニティだけでも、何人もの人と人との関わりがあります。病院はその病棟や外来がいくつも存在して成り立っています。

○地域での病院の役割

では、もっと広い目で見た時にどうでしょうか。病院は、地域に密着しており、大学病院などでは新治療の開発などを行うことで政府から補助金がおりて、それが病院経営を支える一つの要因であることは間違いありません。その病院がその地域で具体的にどのような役割を担っているか、また、その役割を担うために何か新しい治療や取り組みを行っているか、みなさんはそこをご存知の上で病院選びをしておりますか?ただ、立地がいいから、病院寮があるから、とりあえず大きな病院だから、そのような理由で病院を選んでいませんか?働きやすい職場で働きたいなら、もっとその病院について、なぜその病院がその地域にあるのか、何を必要とされているのかの目的を知る必要があります。自分が経営者だと思ってみてください。

○考え方を変えてみましょう。

もしあなたが自分の家庭に誰かお手伝いさんを雇うとしましょう。2人とも同じ能力のスタッフです。1人しかスタッフは選べません。11人は家が近いからエントリーしました。家が近いから遅刻はしないと自信があります。もう1人は、今まで接客業をやっていた。おもてなし精神が好きで誰かの役に立つ仕事がしたい、実家の手伝いを昔からしてたから他人の家でもこれが必要かな?この人はこういうクセがあるよなという観察力とアイデアには優れている。それを実施したくエントリーした。この2人が面接に来たときにあなたはどちらと一緒に働きたいですか?後者という方が多いのではないでしょうか。看護師が転職するのは簡単です。しかしそれは、条件や場所などを選ばないという条件に限り簡単に転職できます。看護師が就職するのはとても簡単です。しかし、働きやすい職場で働けるか否かはまた別問題です。働きやすい職場を選ぶ必要もありますが、その相手から一緒にこの人と働きたい、この人と働くなら将来性があるなあと思ってもらえること、それかそう感じさせる履歴書や志望動機が準備できるかが大切となってきます。

○自分のアピール

最初に話したように、相手を知り、相手の周りとの関係性を理解しながらその中での相手の強みに自分が入り込むのがまず大切です。しかしこれだけでは個別性をだすことができません。いかに他人との差をつけて自分をアピールできるかで、相手に印象が残ります。相手に印象を残したもの、また、この人なら将来性があるなと感じさせることが大切です。ではなにで個別性をだしていけばよいでしょうか。これは正直答えはありません。なぜなら人は違うからこそそれが良い生き物だからです。海外ドラマはみなさん好きですか?海外ドラマがすきな人なら、その映画から一つ外国語を覚えていませんか?アピールとして、私は外国語が話せませんが、大好きな映画から一つその国の言葉を覚えました。試しに街中で外国人に使用してみたらその人が描くになりました。私は言葉が話せないですが映画が好きということで人に話しかけ相手と笑顔を分かち合えました。こんな素敵な体験を伝えられるあなたが素晴らしいですよね。普段の生活から、何気ない自分の気づきやそれの学びを人に共有できる人、逆に失敗を恥ずかしがらずに周りに伝え、改善策を考えられる人。これらは何の資格も勉強もいりません。しかし、それができるということを自分で理解し、言葉に出して人に伝えることができる人、これらは十分特技やアピールポイントになります。なぜなら、日本人はそこが弱い人種だからです。人に物を言えないイエスマンが多いので、それができる人は普通の日本人よりアピールポイントとなります。

○社会人経験者のアピールポイント

また、社会人経験者なら、会社での働きかた、企業とはなにかというものを身につけていませんか?利益率や働き方などについて企業で学んだことはありませんか?看護師を目指して病院に就職したスタッフには、この経営概念がない人が多いです。そのため、もし社会人経験をしたことがある人なら、新卒で看護師になった人より看護師経験は短いかもしれませんが、自然と社会の中で身につけた社会での経営概念については突出していると思います。

まとめ

いかがでしょうか?
いまや看護師は誰でもなりたい人はなれて、一生食べて暮らせる職業ですが、良い環境で働きたいのであれば、いかに自分をアピールし、選んでもらえるかが重要となってきます。
みんな何かしらプラスアルファの学びや良い部分があるはずです。ただ、看護師として働きたいというのではなく、どんな病院で自分をアピールできるかがポイントとなります。今一度、志望動機や履歴書を読み返してみてください。

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