看護師として働きながら、子供を育てている人はたくさんいます。その看護師は、どのように工夫をして子育てをしているのでしょうか。無理をしたり時には限界を感じ泣いたりして、育てていることもありますね。ここでは、そのコツについてお話します。
・子供ができるということ
私は以前、子供が出来て看護師として働くことは絶対無理と思っていました。それは、現実的にこんな厳しい勤務でそんなことはできないと体力的なことを心配したのです。そのように思うのは、誰でも一緒であると感じています。かなり勤務として激務なので、こんな感じで子育てをすることはどんな方法を考えても無理と思っていたのです。実際に仕事が終わり、疲れがマックスとなっているので帰るとそのまま寝てしまうこともありました。新人看護師の時は、そんなこともあったのです。
しかし看護師として働いていると、そのことも段々となれて来ます。そのなれというのは、なんといても体が慣れて来るのです。つらいと思っていたことも、体の使い方がわかるようになると、そのこともクリアできるようになります。新人看護師の時に、子供さんを育てて行くのは、相当なサポートがないと苦しいかもしれません。そのサポートが重要となりますね。サポートしてくれる人がいるととても助かりますね。
また子供は、親の思い通りに言うことを聞いてくれないことが多く、困ってしまうことがあります。そのいうことを聞いてくれない中、無理やり子供の気持ちを押切り、仕事に行くことだってありますね。その時の母親としての気持ちはなんとも言えません。ごめんなさいという気持ちで仕事に行きます。
しかし仕事を続けていると、そのような苦労が生きてくることがあるのです。長く苦しんだ分、それは帰ってきます。それは、サラリーとしてもらえることです。お金があると、大切な可愛い子供のために使うことができます。私はそのような気持ちで、つらい気持ちを持ったときに割り切って働くことにしていました。
・子供が小さい時の選択肢
子供が小さい時には、どのようにして働けばいいのでしょうか。まずその方法として、子供を預ける場所が必要となります。1歳までは、育児休暇を取得することが多くなりますね。そのあとに、子供の預ける場所を探すことになります。
その時、一番いいのはなんといっても自分の身内に預けることです。実家が近いと一番頼りになります。私の場合は、実家に預けるようにしていました。実家に預けることができないこともありました。その時は、本当に困ります。
私の看護師も友人の場合は、病院の付属の託児所に預けるようにしていました。それはとても助かります。まず預けるところまで移動しなくてもいいからです。仕事が終了すると、そのまま子供を近くに迎えに行くことが出来るのでとても便利と話をしていました。
しかしどうしても、預ける人がいないという場合もあると思います。子供が急に具合が悪くなった時などですね。そのような時には、臨時で預けることができる場所を考えておきましょう。私の場合は、近所の友人のところに預けるようにしていました。それはとても助かります。助け合いは、とても重要と感じました。
・看護師としての子供を育てる覚悟
看護師として子供を育てると言うことは、かなり覚悟が必要と思っています。体力的にも、精神的にも一回り大きな大変さがあると思いました。それは夜勤があり、ほかの仕事と違う一面があるからです。しかし子供が小さい時には、夜勤をしないで日勤だけを行う人が多いのではないでしょうか。もしも夜勤を続けることができる環境なら、続けることもありですね。
子供がある程度大きくなると、今度は日勤業務から夜勤をする選択肢もあります。総合病院などで働いている場合は、子供の年齢に応じてそろそろ夜勤が出来るのではないかと打診をされることもあると感じます。私も打診をされたことがありました。その時は、急に言われてしまったのでびっくりしてその時に断ってしまいました。
しかしそのように言われるかも知れないという、覚悟が必要と思っています。病院としては、やっぱり夜勤をしてくれる看護師を望んでいます。夜勤ができる段階になったと思う場合は、病棟勤務になるかも知れないと覚悟をすることも必要です。
・目標を持つことの重要性
看護師として、ママさんと働く時には色々とつらいこともあり投げ出したいと思うことがたくさんあります。それは、仕事に対するストレスと子育てに対するストレスがあるからです。特に子育てに対するストレスについては、自分が看護師でなかったらどんなにいいだろうと思うこともあります。
看護師であるために、残業も多いし体力的にきついので子供の欲する愛情を十分に注いで上げることができていないのではないかと思ってしまうからです。そのストレスは、ずっと続きます。
そんな時には、ストレスが爆発しそうになる場合、旅行などにいって発散することもいいです。ストレスを溜めすぎないでこまめに解消するようにします。友人と愚痴を言い合うことも必要です。元気なお母さんでいることは、子供にとって一番大切なことです。元気でいるためには、精神的なストレスを毎日こまめに発散させましょう。
そしてストレスと向き合いながら自分のことも見つめるようにします。それは目標を持つことです。私が目標としていたのは、自分のキャリアも考えながら仕事をすることです。仕事を続けることを目指すなら、そのままでいるよりもひとつ上の看護師としての目標を持ち働くほうが続けやすくなります。
小さい目標でもいいのです。看護師として、この年齢まで働こうと思うことや、試験を受けてキャリアを目指すことでもOKです。それなりに看護師としての自信もつけながら子育てを楽しみましょう。
・ご主人との関係
ご主人との関係は、とても重要ですね。ご主人とともに、子供を育てていくことが必要となるからです。子供が熱を出した時には、どちらが休むのかなども話し合いをしておくといいです。そのように緊急時のことについては、ある程度想定をしてどうしたらいいのか考えておきましょう。
・スタッフとの関係
仕事を続けて行くためには、そこで働いているスタッフとの関係も重要です。それは、ママさんとして子供を育てていく中で、気づいていないサポートを一番してくれているのはスタッフだからです。
休日を取得する時に、我慢をしてくれているかもしれません。また、疲れている顔をしている場合は、その時に仕事のサポート受けているのです。自分ではなかなかそのことについて、気づいていないことが多いのです。気づいている場合は、しっかり感謝の気持ちを伝えましょう。そして毎日感謝することにより、とてもいい関係の中で仕事を続けることができます。
・頼れる人は誰?
ママさんとして看護師の仕事を続ける時に、頼れる人は誰かと思うことがあります。一番頼れるのは、近くにいるご主人ですね。その他にも、周りの人たちにずっと助けられながら生活をすることができています。頼りになるのは、自分の周りの人たち全員と思っても間違いないでしょう。
いつ頼る事になるのかわからないという、そんな気持ちで人々に接していると助けてくれるようになります。
・自分が一番成長できる
ママさんとして看護師をする中で、楽しいこともあり苦しいこともあり、いろいろなことがあると思います。そして振り返ると、自分が一番成長していると思うことがあります。以前の私は、こんなに強くありませんでした。
体力もないと思っていたのに、仕事をしているとなんとかなると思うようになったのです。やっぱり継続して、働き続けると言うことはとてもメリットが大きいと実感しています。
まとめ
いかがでしたか?ママさんとして看護師を続けるのは、いろいろなことがありとても大変です。しかし看護師に限ったことではなく、多くの仕事をしているママさんと共通する内容も多いです。看護師としてキャリアを持ち、働き続けるとその先には自分の成長と子供の成長をしっかり確認することができます。そう思って頑張りましょう。
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