就職の面接練習はやるべき?目的に応じた練習方法とは?

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#1443 2021/05/11UP
就職の面接練習はやるべき?目的に応じた練習方法とは?
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看護師の面接対策ではきちんと練習をした方が良いのかと悩む人もいますよね。
面接練習をした方がスムーズに受け答えができるので、十分に練習した方が良いのは確かでしょう。
この記事ではどのような練習の仕方をすると就職で有利になるのかを詳しく解説します。

#面接練習をする目的を考えよう

看護師が就職に向けて面接練習をする際には目的をよく考えてみましょう。目的によってどのような練習の仕方をするのがベストかは異なるからです。

・スムーズに話せるようになりたい

あまり話をするのが得意ではない看護師にとっては、面接の受け答えでスムーズに話せるようになりたいと願って面接練習をすることがよくあります。面接で答えるときに言葉が詰まってしまって出てこなかったり、言いたいことはイメージできているのに表現するのが難しかったりすることがあるでしょう。ただ、医師や患者との会話が重要視される看護師の場合には、適切な言葉がうまく出てこなくて話せないのは問題点とし見られてしまいます。
話すのに苦手意識があるなら十分に練習して、すらすらと言葉が出てくるようにした方が好印象を持ってもらえるでしょう。面接で失敗しないための基礎的な準備になります。

・プレゼンテーションを練習したい

面接練習をする目的としてプレゼンテーションの練習もよく挙げられています。表現力豊かに伝えたいことをはっきりと伝えられるようになれば就職の面接では有利です。
面接での回答は文章を読むようにして答えれば良いのではありません。自己PRの機会なので答え方も含めて評価に関わると考え、魅力を伝えられるプレゼンテーションをするのが大切です。話の抑揚や顔の表情、身振り手振りなどもうまく使えるようになると面接で好印象を与えられます。練習を通して自然にできるようになっていると面接で高評価を受けられるでしょう。

・質問の意図を汲んで応えられるようになりたい

面接ではどのような質問をされるかはわかりません。想定される質問もあるのは確かですが、実際には面接官の質問に対して臨機応変に答えることが必要です。看護師にとっては面接で最も難しくて不安になる点です。
どのような質問をされても意図を汲んで、面接官が聞きたいと思っていることを答えることが大切です。面接練習ではこの練習をしていつでも柔軟に答えられるようになりたいという看護師もいるでしょう。特に競争が激しい病院の求人に応募したいときには、面接で他の看護師よりも優れている面を見せるのが大切です。どのような質問をされても的確に答えられるスキルは看護師に取って重要なので、高い評価を得るために欠かせないポイントです。

#目的に応じたおすすめの練習方法

面接練習の方法は目的さえ明確になれば最適なものを選び出せます。ここではおすすめの練習方法を三つ紹介するので、自分の目的に合っているものを選んで取り組んでみて下さい。

・一人で鏡の前で練習する

スムーズに話せるようになりたい、プレゼンテーションの練習をしたいという人は自分一人でもできます。鏡の前で椅子に座り、質問された状況を想定して答える練習をして見ましょう。
実際に伝えたいことを口に出してみると、予めどんな内容を話すかを考えていたとしてもつまってしまうでしょう。そこで一度立ち止まって何を伝えたいかを文字に起こしてみるとスムーズに話せるようになっていきます。
鏡の前で練習をすると面接官の目に自分がどのような姿で映っているかがよくわかります。表情やジェスチャーを意識してプレゼンテーションを行えるので、微修正をしながらより魅力的なやり方を導き出していけるでしょう。

・周囲に練習に付き合ってもらう

プレゼンテーションの練習をしたい人や質疑応答の対応力を上げたい人は周囲に手伝ってもらうのがおすすめです。学生なら友達にお願いするのが簡単ですが、できれば就職した先輩にお願いしましょう。就活経験があるのでより的確に対応してもらえます。転職予定の人は同僚の看護師や医師にお願いするのが良い方法です。もし離職しているなら看護学校時代の友人に頼るか、親戚で医療関係に詳しい人がいたらお願いするのが適切です。看護師の職場や業務について理解がある人でないと適切なアドバイスをすることも、質問をすることも難しいからです。
あまり身近な人では厳しい指摘をもらえない可能性もあります。親兄弟に頼むよりも、少し距離が離れた友人や同僚、いとこや叔父叔母などに付き合ってもらった方がスキルアップをしやすいでしょう。

・プロによる指導を受ける

プロによる指導を受ける方法はどの目的でも適切なプロを選べば効果が上がります。話し方やプレゼンテーションを学ぶにはセミナーを利用すると効率的でしょう。看護師向けにコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルを磨くためのセミナーも開催されています。また、就職や転職のための面接対策セミナーもあるので、一般的に通用するスキルを身につけたいときには受講してみましょう。
面接への対応力を高めるには転職エージェントの利用がおすすめです。転職の総合的サポートをするプロとして面接練習にも丁寧に付き合ってくれます。いつも言葉に詰まってしまう、プレゼンテーションが苦手で不安になっている、想定外の質問でいつも凍り付いてしまうなどといった悩みを打ち明ければ、解決するための練習を考案してくれるでしょう。誰に練習の付き合いをしてもらったら良いかわからないときや、就職対策のために特化したアドバイスをもらいたいときには転職エージェントを利用すればあまり失敗がありません。

#面接練習で重要なポイント

最後に面接練習をするときに重要なポイントを押さえておきましょう。面接練習で注意しておかなければならないのは以下の2つのポイントです。

・表情と姿勢を重視して本番をイメージする

鏡の前での練習が実は面接対策としてはかなり重要になります。表情や姿勢も面接で重視されているポイントだからです。看護師の最も重要な仕事は対面での看護なので、一挙手一投足を患者に見られていると認識して立ち振る舞うことが必要になります。話をしているときの表情や姿勢に不快感を与えるような要素がないかは面接で見られています。
練習と考えると気を抜いてしまいがちですが、表情や姿勢はふと気を抜いた瞬間に崩れていまいがちです。当たり前のように自然な笑顔としっかりとした姿勢を取れるようになるのが効果的な対策です。看護師として現場に出てからも役に立つスキルなので、就職活動を通して体得しておきましょう。

・想定される質問への回答はキーワードで覚えておく

面接対策では想定される質問への回答を用意しておくのが定石です。予め文章にして暗記いようとする人もいますが、暗記してしまうと想定通りの質問にしか対応できなくなってしまう問題があります。類似している質問にも柔軟に答えられるようにするには、回答に使うキーワードを覚えるのが効果的です。
面接練習はそのキーワードを土台にして面接官の意図に応じて答えられるようにするのを目標にしましょう。キーワード間のつながりもはっきりとさせておくと話を展開しやすくなります。想定外の質問があったときにも、キーワードが頭に入っているとうまくつながりを見つけてスムーズに答えられる可能性が高まります。自分の長所を象徴するキーワードや、説明に使いたい過去のエピソードにまつわるキーワードをリストアップするのがおすすめです。練習のときにはキーワードリストを手元に持っていても問題ありません。どのキーワードを使って説明しようかと考える上で役に立つので、厳選されたキーワードリストを作ってから面接練習に挑みましょう。

まとめ

面接練習は就職で最難関とされる面接選考を切り抜けるために欠かせないトレーニングです。練習をした方が良い理由は自分が持っているスキルによって大きく異なります。自己分析をして目的を明確にし、ここで紹介した中から適切な方法を選んで練習を積みましょう。

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