看護師の就職に必要な履歴書のポイント

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#1416 2021/04/14UP
看護師の就職に必要な履歴書のポイント
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看護師は、それぞれのライフイベントや目指す方向性の転換・家族事情など取巻かれる環境によって転職することも珍しくありません。
新たな職場へ就職する際に必要になるのが履歴書になります。
書き方で頭を悩ませていたり、志望動機の書き方に困ったりと取り掛かりにくいものでもあります。採用担当者が、1番最初に目にするもので、採用につなげるためにも重要なものです。

履歴書の書き方

1.履歴書の種類

JIS規格とJIS規格以外のものがあります。JIS規格以外のものは、学歴・職歴や自己PRのスペースが大きいものなどいろいろなフォーマットがあるので、書き込みたい部分を活かしやすいフォーマットを選べます。
サイズもA4とB5の2種類があります。A4サイズの方が記入するスペースが広いため、多く書き込めます。
また、、パソコンやスマートフォンの履歴書作成ツールもあります。
ただし、就職したい施設によっては、履歴書の指定がある場合もあるので確認が必要です。
自己アピールのしやすい用紙を選びましょう。

2.履歴書に書く文字

履歴書に指定がない場合は、手書きでもパソコンで作成した文字でも問題はありません。
自筆で書く指定がある場合もあるので、確認が必要です。
最近は、パソコンやスマートフォンの履歴書作成ツールを利用するケースも増えてきています。
手書きの場合は、読みやすく正しい字を丁寧に書く必要があります。
誤字脱字のない、わかりやすい文章を書いて、正しい日本語を丁寧に書くことに留意します。書き損じがないように、鉛筆で下書きをしてから書くことをお勧めします。書き損じをしてしまった場合に、修正液やテープなどを使用するのはやめて、書き直しましょう。ミスの多い履歴書は、見る側からすると悪い印象を与えてしまいます。提出する書類からでも、一般常識があるかチェックされるので、仕事へ取り組む姿勢にもつながるとみられています。正しく丁寧に書くことも、仕事の姿勢につながると思って書いていきましょう。採用の可能性につなげるためにも、履歴書の作成も力をそそぎましょう。

3.写真

履歴書用の写真は、3ヶ月以内に撮影したものを使用します。写真が剥がれた時にわかるように、氏名を記入しておきます。
写真を糊で貼ると糊がはみ出て汚れる可能性があるので、両面テープで貼る事をお勧めします。やむを得ず糊を使う場合は、糊の塗り方に注意して貼ります。写真が真直ぐに貼れるように気をつけましょう。
写真は、第一印象に関わるので、明るい表情と雰囲気で印象よく見える取り方に留意します。表情や服装など、自分の写真の写り方のクセも知って写ることも大切です。
履歴書の写真で大切なのは、姿勢です。姿勢によっては、あまり良いイメージを与えません。体の角度、目線の角度に注意して、歯を見せない程度の笑顔が基本です。
服装は、スーツもしくはジャケットが常識です。ボタンはきちんと止めて、襟も乱れがないようにします。
清潔感のある髪型を意識して、落ち着いた髪の毛の色で、長い髪の毛はまとめます。前髪がかかって目元が見えなくなるのは印象よくありません。清潔感や明るい印象を重視されるので、身だしなみは大切です。
眼鏡をかけている人は、メガネの汚れが映ってしまうことがあるので、撮影前にレンズを拭くのを忘れないようにしましょう。
特に女性の場合は、メイクでマスカラやアイライナーが濃すぎたり、派手すぎると、清潔感を損ってしまうので、ナチュラルメイクをお勧めします。
撮影直前には、鏡を見て、ジャケットやシャツの襟などが整っているか確認します。履歴書に貼る写真も、細心の注意をはらって撮影しましょう。

4.学歴・職歴

学歴は、正式名称で正しく書きます。
職歴は、入職と退職の年月を時系列で書きます。
看護師の場合、職歴は特に重視されるので、名称を正しく配属先も入れておきます。役職等の経験がある場合も書いておきます。履歴書は、記入できる欄が少ないので、最近は履歴書に職務経歴書を合わせて提出されています。職務経歴書は、看護師として働いた仕事内容やスキルを、より詳しく書くことができるので、積極的に書いておくとより伝わりやすくなります。
職務経歴は、職場ごとに分けて、勤務期間や勤務先名、病院規模(病床数、職員数など)、経験職種、役職、雇用形態(常勤、非常勤、夜勤専従契約など)を書きます。
職務経歴で気になるのは、転職することになった理由です。履歴書だけでは伝えにくいことなので、具体的で客観的な表現で伝えるようにします。面接で聞かれて咄嗟に答えるよりは、確実に伝わる内容を書いておく方が効果的です。転職回数が多いほど、明確に書くことをお勧めします。
看護師は、他県から就職する場合もあり、他県の病院は名称だけではわからないことがあります。。病院の詳細を書けば採用担当者がどのような場所で働いていたのか理解しやすいと思います。
職務経歴書を書くことで自分の強みを認識したり、意識していなかった自分に気づけることがあります。自己PRや志望動機もはっきりして、より自分が自信を持って履歴書に取り組めるようになります。自分のキャリアをまとめて整理できるので、書いてみてもいいと思います。簡潔明瞭にまとめることが重要です。

5.志望動機

仕事に対する熱意や看護について伝えることができる所です。
就職したい理由やどういう仕事がしたいのか、どういう働き方をしたいのか書きます。
転職の場合は、特に今までの経験やスキルから具体的な内容を書いて自己アピールしていきます。
参加した研修や得意な分野、深く学習したことがあれば明示しましょう。そして、希望するキャリアプランも書いておくと、意欲的な印象です。
就職を希望する職場に対して、どのような貢献ができるか、即戦力になれるか、ぜひ働きたいという気持ちを伝えることが大切です。
転職先で活かせることをアピールして、必要な人材であると認識してもらえるようにします。応募する職場のホームページなどから、理念・方針などを調べて、魅力に感じた点を志望動機に具体的に盛り込みましょう。
自分の短所について書く時は、ネガティブな印象にならないように言葉を選びます。短所に対して補う努力をしていることを書いていれば、前向きな姿勢が伺えます。
志望動機については面接でも質問されるので、より具体的に自分の思いを伝えることが必要になります。自分の言葉で話ができるように、整理しておくことが大切です。

6.本人希望欄

働く上で外せない条件を書きますが、入職の条件と捉えておきます。希望する事情がある場合は、きちんと伝えて相談する必要があります。
簡潔に書いて伝えますが、条件が多いとマイナスのイメージをもたれてしまう可能性がありますが、実際に働く時に必要な情報なので、正しく伝えていきましょう。
絶対条件がない場合は、何も書かないのではなく、「貴院の規程に従います」と書いておきます。

7.履歴書を書き終えたら

履歴書を書き終えたら、必ず最終チェックを念入りに行います。思い込みで書いたり、誤字脱字、意味不明な文章などによる失敗を防ぐことができます。家族など違う人の目で見てもらうことも効果があります。
履歴書に空欄があると、書き忘れに見られたり、熱意か伝わりにくかったりと、悪い印象につながりやすくなります。書くことがない場合は、「特になし」と書きます。
履歴書を提出した採用担当者に、会ってみたいと思ってもらわなければ面接へつながりません。
第一印象も良くして、働きたい意欲が伝わるような履歴書を書くと、就職につながっていきます。
書き終えた履歴書はコピーをとっておくと、今後に向けて見直すこともできます。別の所に応募する場合にも役立ちます。就職活動で履歴書は必要なものですが、自分を表現して自己アピールしていくための手段でもあります。就職に際して重要なものとして、力を注いで作り上げていきましょう。

まとめ

看護師の就職活動では、自分の持つスキルを採用担当者に理解してもらい、働きたい意欲を伝えることが大切です。
自己アピールをすることが苦手な人も多いのですが、希望する職場で働くために看護師としての自分を印象良く伝えていきましょう。
魅力的な履歴書書くことで、自信を持った転職活動につながるとわかった上で、履歴書作成に力を注ぎましょう。

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