看護師が転職エージェントを使って失敗しないための5つのポイント

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#1406 2021/04/04UP
看護師が転職エージェントを使って失敗しないための5つのポイント
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転職エージェントを使う看護師が多くなってきました。
ただ、使って失敗したと後悔しているケースも少なくありません。
どのような視点で転職エージェントを選ぶと成功できるのかを詳しく紹介します。

看護師が転職活動をするときの総合的なサポートサービスとして、転職エージェントはよく注目されるようになりました。
働いていて忙しい看護師でも転職エージェントを利用すればスムーズに転職できることが知られています。
転職エージェントに登録すると希望条件のヒアリングをした上で求人の紹介をしてくれて、施設の概要についても説明してもらえます。さらに日程調整や履歴書の添削、面接対策のアドバイスの提供までしてくれるのが特徴です。転職エージェントの中には採用条件の交渉までおこなってくれるところもあります。
このような魅力的なサービスなので積極的に活用すると良いとよく言われています。
しかし、転職エージェントの選び方や使い方によっては失敗しているケースもあります。
失敗する原因に触れながら、対策として重要な5つのポイントを確認していきましょう。

・看護師か医療専門のエージェントを利用する

転職エージェントは看護師だけでなくあらゆる職種の転職希望者が利用しているサービスです。失敗している事例として、看護師専門あるいは医療専門のエージェントを選ばなかったケースが挙げられます。
転職エージェントには総合型のものと専門型のものがあります。総合型はあらゆる職種を対象としているのに対して、専門型は職種や業種に特化したサービスを提供しているのが特徴です。
看護師は医療や福祉の現場で働く専門家なので、採用したいと考えている施設も限られています。人材採用をするときには必要な資格とスキルを持っている人を厳選したいと考えるケースが多いため、施設としても専門型のサービスを利用したいと考えるのが一般的です。看護師専門、医療専門のエージェントを使えば求人が豊富にあり、専門性を高く評価してくれる施設を候補にできます。
また、エージェント自身も職種や業種について学んでいるので話が通じやすいのもメリットです。キャリアコンサルティングを受けたいときや、希望条件を伝えて求人を見つけてもらいたいときには特に重要になります。診療科に応じた勤務状況の違いや、夜勤や土日の出勤、二交代制や三交代制の違いなどを理解できている担当者でないと希望を正しく理解してもらえないでしょう。医療現場に詳しくないと話が伝わらず、いつまでも希望する待遇の求人を紹介してもらえないリスクがあります。
また、診療報酬改定による採用動向の変動や認定看護師の扱いの変化のように、業種に特化していないと追いついていけない部分も多々あります。看護師や医療業界に特化していて、専門的に人材紹介に取り組んでいるエージェントを選べば安心です。

・働きたい施設や診療科の要件をまとめてから選ぶ

転職エージェントの使い方で失敗しないためには、相談するよりも前に職場に関する希望をまとめておくのが大切です。病院やクリニックの種別や施設規模、勤務地などを考えましょう。診療科についても希望を決めておくとスムーズに話を進められます。
転職エージェントに登録すると最初に面談をして希望を伝えることになります。この時点でどのような職場が良いのかが明確になっていると、転職に対して前向きな看護師だと担当者は認識します。また、方向性もはっきりとしていることから希望通りに求人を紹介してサポートしようと考えてもらえるのが一般的です。もし転職活動をしながら別の施設の方が良いと思うようになったときにも、すぐに担当者に伝えるようにすると意図を汲んで適切な求人を選んでくれるようになります。
しかし、希望があいまいな状況で登録し、面談で希望をはっきりと伝えられないと担当者としてはキャリアや経験などから判断して適切と考えられる求人を探して紹介することになります。するとなかなか満足できる求人に出会えずに困ってしまうでしょう。いくら紹介したとしてもなかなか転職しない看護師だと担当者も考えるようになりがちです。すると求人の紹介数も少なくなり、納得できるようなサービスを受けられないエージェントを選んでしまったと後悔してしまいます。

・サービスを受けるスタイルの希望を決めておく

転職エージェントを使って失敗したと感じた事例としてよくあるのがサービスの受け方が希望に合っていなかったケースです。面談を受けるところまでどの転職エージェントもほとんど同じですが、その後のサービスのスタイルは個々に違っています。自分にとって使いづらい転職エージェントを選んでしまって失敗するケースは多いので注意しましょう。
不定期に電話がかかってきて求人情報を提供してくれることもあれば、希望に合う求人があったときにメールを送ってくれるところもあります。独自のオンラインシステムがあって、担当者が紹介したい求人を次々に登録してくれる仕組みの場合もあります。希望の伝え方も電話やメール、オンラインシステムの他、オフィスに行って対面で伝えられるサービスもあるなど、サービスのスタイルは千差万別です。
特に在職中や子育て中に転職活動をするときには時間の制約が大きいでしょう。電話が基本になっているとなかなかつながらずに困る場合がよくあります。しかし、メールやオンラインシステムだけでは不安に感じる人もいるかもしれません。自分にとって都合が良く、安心できるスタイルを取り入れている転職エージェントを選ぶようにしましょう。

・主体的にエージェントに相談する

転職エージェントを使って失敗しないためには主体性が重要です。転職エージェントは雇用契約を締結させることで雇用主側から報酬を受け取っています。そのため、意欲的に転職先を決めたいと思っている人を強くサポートしてくれる傾向があります。
このままサポートをしていても転職しないのではないかと懸念された場合には、他の看護師を優先してサポートすることも稀ではありません。一人の担当者が大勢の看護師の転職サポートをしているので、全員に全力を尽くすのは難しいからです。公共サービスではないので、転職エージェントにとって利益になる可能性が高い人ほど優先されやすいのは仕方ないでしょう。
しかし、主体的に転職エージェントに相談して希望を伝え、求人紹介を受けたら応募するかしないかをすぐに明確にしていくと転職意欲が大きい看護師として認めてもらえます。すると手厚いサポートを受けられるようになり、スムーズに転職を決められるでしょう。

・応募は自分のペースで進める

転職エージェントとしてはすぐにでも求人に応募して転職を決めて欲しいというのが本音です。良さそうな求人だという話をすると、すぐに書類を準備して応募しようと勧めてくれるでしょう。しかし、応募してから他にもっと良い求人があったのに気づく場合もあります。また、希望しているタイミングで転職するにはまだ応募するのは早いというケースもあるでしょう。内定が出てから入職までどのくらいの期間なら待ってくれるかは状況によって異なるため、選考を受けて内定までもらったのに辞退せざるを得なくなる場合もあります。
求人への応募はあくまで自分の判断で決めて、転職活動のペースを守るのが成功のポイントです。すぐに応募しないと求人がなくなってしまうかもしれませんが、内定をもらっても入職できないタイミングで応募しても意味がありません。いつ転職をしたいかを明確にし、選考にかかる期間から逆算をして計画的に応募しましょう。

まとめ

転職エージェントは看護師の転職の強力なサポーターになります。ただ、積極的な使い方をせずに担当者に流されてしまうと失敗してしまう可能性があるということがわかったでしょうか。ここで紹介した失敗しないためのポイントを一つずつチェックしてから転職エージェントの利用を始めましょう。

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