看護大学を目指すことのメリットやその理由について

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#1314 2021/01/05UP
看護大学を目指すことのメリットやその理由について
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現在看護師になるために看護大学へ進学するケースが増えています。
それに比べ看護専門学校や准看護師育成する学校が反比例し閉鎖されている地方もあります。
そこでなぜ看護大学を進学することのメリットをお伝えしていきたいと思います。

いまや大学を卒業し看護師になる方々が多いのではないでしょうか。
看護師になるにはいろいろな方法があります。
大学、短期大学、看護専門学校の養成施設で3年以上の看護基礎教育を学び、看護し国家試験を取得後、晴れて看護師になることができます。
他には、中学生を卒業し高等学校の看護学科とその専攻科を会わせた看護養成課程(5年一貫校)で取得できるコースがあります。
他には都道府県知事免許の准看護師資格を取得後に正看護師の資格を取得する方法もあります。
看護師になるには3年で97単位が必要であり、講義1単位を15時間、演習を30時間、実習を45時間合計して3000時間の教育をうける必要があります。
看護大学の特徴として、看護大学の就業年数は4年間です。
普通の大学の年数と同じですが違いとして大学に通うメリットは、看護し免許のみならず、保健師や助産師の国家試験受験資格や、養護教諭の教員免許など得ることがあります。
私自身が専門学校卒業であり、今思えば大学卒業の方が将来の選択肢も増え、仕事の幅も広がっていたのでは。と思います。
いずれにせよ看護師の資格を取得するには3年以上の専門的な勉強をしなければいけないということになります。
大学の役割としては、知の追求、知の創造といわれます。
看護の専門的な知識、技術を伝えるだけではなく、科学的に問題を解決する能力や、倫理を含めた総合的な判断力を身につける、社会で活躍するための幅広い意識、技術を学ぶことができることできます。
短期大学の特徴としては、修業年数は3年間になります。
看護の質向上を求める世の中の動きから看護短期大学の学校数は年々現象傾向であり、募集の停止、4年生大学の方へ移行していく傾向にあります。
取得できる資格としては、看護師国家試験です。
それに比べ看護専門学校も3年間の修業年数になります。
専門学校は即戦力となれる看護師の育成が期待されています。
よって看護技術の実践技術の習得に力が入っています。
デメリットは就職先が専門学校により選択肢に影響がでる可能性もあります。
とくに学費や、病院に所属しながら学校に通う学生など御礼奉公などで、卒業も同じ場所で何年かは勤務しないといけないという恐れもでてきます。
もちろん専門学校卒業後に大学への3年次編入、大学院の進学も可能です。
しかし、将来の選択肢はスタンダードに大学で看護師資格を取得することとは将来の選択肢は狭くある可能性もあります。
例えば民間の中小病院などで勤務することと、大学病院で勤務することでは看護師の仕事として違いがあると思います。
例えば1つの例として看護大学卒業後専門看護師を目指す道もあります。
専門看護しには5つの役割があります。
実践、相談、調整、教育、研究がその5つになります。
そのような看護のスペシャリストにもなれるきっかけになります。
日本には専門看護師という国家資格はあります。
看護師の職能団体である日本看護協会が制度作りを進めており、1996年に専門看護師と、認定看護師を認定する制度を始めました。
特定の看護分野のスペシャリストを認定する資格になります。
例えば専門看護師とは特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた看護師に与えられるものです。
そのような資格を当てられて仕事をする看護師は民間病院ではあまり見かけません。
その専門看護師には、がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性、重症患者看護、感染症看護の9分野があります。
専門知識、技術のみならず、スタッフへの指導やケアや、必要な看護が円滑に行われるように調整する納涼が必要とされています。
その専門看護師の道は日本看護協会が行う専門看護認定試験に合格し、認定されることが条件となります。
試験を受けられる条件としては看護系大学を終了し、実務経験が5年以上が必要です。
そのうちに3年以上は特定分野の経験があることとなっています。
この時点で専門看護師になりたいという夢があっても専門学校卒業や、准看護師のみの資格ではなれないことになってしまいます。
より高みを望むならば看護師になる決めたときから看護大学に入学し、卒業し自分が関心があったり、伸ばしていきたい分野の看護を継続し続けていくことが必要となってきます。
しかし、専門看護師は5年ごとの更新制となっています。
1度認定を受けたら、ずっと専門看護師と名乗ることはできません。
ケアマネージャーと同じ5年間経ち再度更新を行わないといけない厳しい制度となります。
更新申請の条件として、その時点で過去5年間に、規定された看護実績や研究業績などを有していることが条件となっており、働きながらも看護研究をしていく必要があります。
認定看護師として様々な分野があり、17分野あります。
認定看護師とは特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師として規定されています。
特定の分野で水準の高い看護が行える能力が求められる資格になります。
この認定看護師には救急看護、皮膚排泄ケア、集中ケア、がん性疼痛看護、がん科学療法看護、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳ガン看護、摂食嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護の17分野になります。
その認定看護師になるためには実務経験5年以上のうち3年以上の特定分野の経験を持ち、教育課程を終了後審査を受けてから認められることが認定看護師になる道となります。
認定看護師には大学の卒業というくくりはありませんが、スペシャリストになるための資格のひとつになります。
教育課程とは日本看護協会が認定した認定看護師教育課程、またS外国において前文で書いた内容と認められる教育とされています。
認定審査は毎年1回で筆記試験があります。
専門看護師同様に5年ごとの更新が義務づけられています。
更新にあたって看護実践時間が2000時間以上に達し自己けんさの実践が規定の内容で50点以上に達していることが認定の条件となっています。
これらのように大学に進学すると認定看護のみならず、専門看護師を目指すことができる目標ができます。
看護分野が専門化しているなかで、国公私立の看護系大学院や大学の数は、大幅に増えてきています。
大学に移行する短期大学もあります。
看護師の数も増えてきている一方ですが、選択肢が増えるだけ将来ののような看護師になりたいのか、どこの学校で自己実現が達成できそうかを進路選択の際は現実と将来を見据えて慎重にする必要があります。
そして大学に進学するということは研究者や指導者を目指すことを指します。
看護学を線も的に学びたい、近い将来スペシャリストになりたい。
など志が高い方にとっては大学の進学がよいと思います。
そして専門看護師を目指す場合は大学院に進むことが第一歩になります。
それは大学院修士課程の終了が資格の用件のひとつであり、看護大学に進学する方しか得ることができないものです。
ここで専門学校や短期大学で看護師取得した方々との差が出てしまいます。
しかし、看護専門学校卒業後の方でも大学への編入が可能になり、キャリアアップを目指している看護師の方々にも希望ができました。
看護師の仕事は一生勉強と聞いたりします。
求められる看護師の知識や技術が新しいものに変わっていくことに、置いていかれないように自己成長のために大学進学を目標にしてもいいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
看護大学へ進学することは専門看護師や認定看護師になるための第一歩であると、同時に看護師のスペシャリストになるために必要なことは大学に進む必要があることをお伝えしました。
研究者や指導者にもなりえる看護大学での進学はとても誇らしいことだと思います。
そしてより高みを持っている方へは、看護大学の進学をオススメします。

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