特別養護老人ホームに転職し看護師として働くメリットとは? 

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#1304 2020/12/26UP
特別養護老人ホームに転職し看護師として働くメリットとは? 
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看護師として働く場所で、病院を選ぶことが多いですね。病院で勤務をして、そこでやりがいを感じることもあります。しかしその一方で、疲れてしまい転職をしたいと思うこともあるでしょう。ここでは、特別養護老人ホームに転職をした場合、そこでのメリットについてご紹介します。

・医療機器に慣れてなくてもOK

病院の場合は、たくさんのストレスを感じてしまうことが多いです。そのストレスの中でも、最も辛いのは自分の知らないことがある場合です。そのひとつとして患者さんが急変した時に使う医療機器について、自分が使い方を知らない場合は戸惑うことがありませんか?その時、本当に困ってしまいますね。そして、困ったことについて自分がその時にしっかり看護師として動けなかったのでトラウマになってしまう事もあります。看護師として、使うことができないと恥ずかしいとトラウマになってしまうのです。
その時、ここで働くのは無理かもしれないと転職を考えることがあります。失敗した時などに、これ以上はやっていきことができないと落ち込んでしまい転職をしたいと思うことが多いのです。その点、特別養護老人ホームの場合は医療機器が少ないのでその戸惑いがありません。病院の医療機器と違い、すぐに覚えることができて困ることもないので、病院で働いている時のようなストレスが少なくなります。

・緊急性が少ない

病院勤務の時は、いつ何があるのかわからないのでその点でいつも準備をして身構えていることになりますね。それは緊急の入院患者さんが入るかもしれない、入院している患者さんの状態が悪くなり検査や手術などを行うことになるかもしれないなど不安がいっぱいです。そんな時、忙しさが重なり自分が何をしているのかわからなくなることがあります。そしてそんなことを何回も続けて繰り返していると、燃え尽きてしまい転職をしたいと思う事になるのです。
その点、特別養護老人ホームの場合は緊急性が少ないので安心していることができます。もしも入所している人の状態が悪くなったとしても、病院に搬送することができるのでその後が楽です。具合が悪くなった時にずっとその入所者さんの観察やケアをすることがないので、その点ではかなり気持ちの上で楽と言えます。

・夜勤がないこともある

病院の場合は、ほとんど夜勤をすることになりますね。外来勤務を除いて夜勤をすることが多いです。そのとき、疲れてしまうのです。夜勤をすることで、バイオリズムを崩してしまい疲れが慢性的になることもあります。
その点、特別養護老人ホームの場合は夜勤をしているところが少ないです。夜勤は介護士が行い、看護師はオンコールという体制をとっているところが多くあります。オンコールだと、もしもの時だけ対応すればいいので楽です。

・病院勤務ほど疲れない

病院で働いている場合は、朝から勤務が終了するまでずっと忙しくしていて立ちっぱなしだったと思うこともありますね。特に入院患者さんに緊急的なことがあると、休憩も取らずにその業務をしていたということもあるのです。そのように病院では、人の命を助ける現場であるので、そのようなこともよくあります。
その点、特別養護老人ホームの場合はその入所者さんの生活の一部としての手助けをすればいいので疲れることがあまりありません。疲れることがあったとしても、走り回るということがないので、とても疲れを取りやすいです。病院の場合は、毎日忙しいので休日でも疲れが残ってしまうことがありますね。そのような慢性的な疲れを残すことがないので病院から転職をした場合はとても健康的な生活を送ることができます。

・介護士がサポートしてくれる

体がそんなに疲れないと言うのは、看護師の業務に関係しています。それは、そこでの看護師の業務として疲れるようなことをあまりしないからです。病院の場合は、患者さんの清拭や入浴介助、食事介助、移動に関してすべて看護師が行うことになります。そこでかなりの体力を使うことになりますね。そしてそれプラス、アセスメントが必要となる業務もたくさんあるのです。神経を集中させて行う内服準備、点滴準備などをそれらをひとりで行っていると、心身ともに疲れきってしまいます。
その点、特別養護老人ホームの場合は介護士とともに入所者さんをケアすることができます。移動や、入浴介助などを介護士さんが行っているところもあります。看護師は、バイタル測定や処置などを行うだけでいいというところもあります。介護士さんを頼りに出来るので、そのことは気分的にもかなりいいです。

・残業が少ない

看護師が仕事をしていて、疲れるのはなんといっても残業がある時です。そのとき、本当に疲れてしまいます。普通の勤務時間で働くことも、疲れてしまうことがありますね。忙しい時には、普段の定時で仕事を終わりたいと思うのです。しかし忙しいときほど、残業が多くなるのは病院で働く看護師の仕事です。病院の場合は、記録があったり処置を行った後の医療機器の片付けなど、たくさんのことを仕事終わりにすることがあるからです。
その点、特別養護老人ホームの場合は残業がほとんどありません。病院と違い終了時間の定時で帰ることができるので、気分的にとても楽です。そこで若い看護師の場合は、プライベート時間を充実させることができます。通常の病院勤務の場合は、友人や恋人などと待ち合わせなどを行えないこともありますね。残業があるかもしれないので、その待ち合わせの時間通りに行くことができないと思ってしまうのです。看護師として働いていると、仕方がないと思うものの、やっぱりさみしさがこみ上げてくるのです。プライベート時間お充実させることができるのは特別養護老人ホームの看護師です。

・ゆったりとした時間が流れる

特別養護老人ホームの場合は、入所をしている人と話をしたりして時間的に忙しくすることが少ないです。ゆったりとした時間を一緒に過ごすことができます。ほかの仕事の場合は、そんな時間を持つことがほぼありません。看護師の場合は、処置をしたり介助をしたり身の回りの世話をするなど、病院ではゆったりと患者さんと話をするなど考えられないことなのです。そんなふうに、患者さんの悩みを聞いてあげたり何気ない会話を楽しむことが出来る時間が多いと、やりがいをしっかり感じることでしょう。しかし忙しいばかりなので、自分を振り返った時に虚しさを感じることも少なくありません。特別養護老人ホームで働いていると、入所者さんの笑顔をしっかりと受け止めて見ることが出来るのでその点で気持ちが明るくなります。

・処置が少ない

特別養護老人ホームの場合は、病院とは違い処置をすることが少ないです。処置としては、脱水になった入所者さんの点滴をしたり、内服をさせたりします。また皮膚トラブルが多くなるので、その部位の処置を行います。処置としては、ほとんど変わらないのでそのことも楽と言えます。入所者さんがほとんど変わらないので、覚えることが少ないです。

・感染リスクが少ない

看護師と言うと、危険な仕事というイメージがあり、その危険という中に感染リスクがあります。
特別養護老人ホームの場合は病院と違い、処置が少ないことから感染のリスクも少なくなります。血液を扱う事が少ないので自然と感染リスクもぐっと少なくなるのです。感染リスクが少ないのは、とても嬉しい事ですね。

・いろいろな職種の人と仲良くなれる

看護師として、ほかのところで働いているとほぼ看護師同士の仕事が多くなりますね。特別養護老人ホームの場合は、介護士、栄養士、事務員、掃除の担当の人などと気軽に話せる環境にあるのでいろいろな職種の人と仲良くなることができます。

まとめ

いかがでしたか?病院で勤務をしていて疲れた時には、特別養護老人ホームを転職先として考えることも一つです。看護師として自信がない、疲れたと思う人でもここなら出来ると思えるのではないでしょうか。自分の看護師としてのキャリアを、特別養護老人ホームを活かしてみましょう。

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