【就職】経験浅い看護師が面接官に好印象を残すための3つのポイント

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#1295 2020/12/17UP
【就職】経験浅い看護師が面接官に好印象を残すための3つのポイント
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看護師を目指す方(学生や経験浅い看護師)に向けて、就職や転職の際には必ずといいほどあるのが”面接”です。私は、2回の転職と3年間の面接官を経験したことから、面接の際に面接官に好印象を残すためのポイントについて解説したいとおもいます。

初めての就職や転職には必ずと言っていいほどある”採用面接”
そこで今回は、自分をPRするため、そして面接官に好印象を残すためのポイントを解説します。

すこしわたしの紹介をすると、看護学校を卒業後、2回転職を経験しております。
また、実際に面接する立場も3年ほど任せられたことがございます。
そのようなわたしの経験から今回の記事を書かせてもらってます。
これから、就職や転職を考えている方々に少しでもお役に立てば幸いです。

まずはじめにお伝えしたいのが、わたし自身がこの”採用面接”が本当に苦手でした。
そんなわたしでも下記を意識するだけで、通過率も上がり、なにより心に余裕をもって面接を受けることができました。
また面接する立場を任せられた際も、下記のような人材に来てもらいたいのも事実です。

面接官に好印象を残すための3つがポイントは下記となります。

①兎にも角にも第一印象が命。

面接の攻略本や講演会、転職エージェントで必ずと言っていいほど、言われるのが”第一印象の大切さ”です。
人は第一印象でその人の印象の9割が決定すると言われています。(アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した”メラビアンの法則”)
ですので、やはり第一印象はかなり大切になってきます。
では、第一印象をよくするためにはどのようなことをする必要があるか考える必要があります。
ただこれは本当に簡単なことで、自分が第一印象の良かった人はどのような人かを思い出して実践するだけですぐによくなります。
わたしが第一印象が良いと思った人には共通していることがあります。
それは、
’’笑顔が素敵な人” ”姿勢が良い人” ”清潔感がある人”の3つです。

1つ目の”笑顔が素敵な人”は言わずもがな、人に良い印象を与えます。
ただこれは、面接中に常に笑顔でいよう、と言うことではありません。
その場に応じて、もっと具体的に言うと面接官の話す内容に応じて笑顔になることが相手に好印象を与えます。
面接中は質問内容がある程度決まっている反面、雑談のような時間もあるかと思います。
鍵となるのはこの雑談の時間です。定型文に対する回答はだいたい面接者が同じことを言うことは面接官感じているため
そこで何かを評価する割合はあまり大きくないと思います。
ふとした雑談、例えば趣味等の話の時に、その人の考え方や価値観がよく分かります。ですのでわたしが面接をする際は必ずその時間を設けています。
ただ、この質問に対して、このように答えましょうと回答すると定型文と何もかわらないので、自分の思いや考えを素直に伝えればいいと思います。
面接官はその、”素直な回答”を求めております。そこからその人の人となりを評価します。
しかし、その時に気を付けて欲しいがあります。
それは、”楽しそうに話す”、つまり笑顔で話すことです。好きなことを話している時の笑顔というのは本当に素敵だと思いませんか?
少なくともわたしは思います。それは他の面接官も同様だと思います。

2つ目が”姿勢の良い人”です。
猫背だと、どうしてもだらしない印象を人にあたえてしまいます。
また、面接する側もこの人に命に関わる仕事を任せても大丈夫なのか考えます。

あくまでもこれはわたしの考えですが、姿勢を良い人は、仕事もできるしポジティブ思考の方が多いと感じます。
また、看護師は、患者様に常に見られる仕事でもあるので姿勢はよくしましょう。面接官にも良い印象を与えます。

3つ目は、”清潔感がある人”
これは、言われなくても分かることだと思います。
患者様とは毎日接することになりますし、看病する時には、距離も近いことが多々あります。
その時に不潔を思われると不快な思いを与えてしますことになります。
上記3つの中でわたしが一番意識していることです。
わたしは男性のため、男性目線で言うと、”短髪にする””髭をキレイに剃る”の2点だけです。
これだけで清潔感は一気にあがります。

②現場で使える人材であるというアピール

面接官が最も重視するポイントが”現場で使える人材であるかどうか”です。
これはプロ野球のドラフト会議でも同様にチームに貢献できる人材しか指名しないということです。
※野球に興味のない方にもは分かりづらくてすいません。。

ですので、自分が現場で働いている姿を面接官にイメージしてもらう必要があります。
ただ、年齢が若い場合は今後指導すれば活躍できるであろうという印象を付けることも重要になります。

と言われもなかなかどのようなことを話せばわからないというのも事実です。
ここで話す内容は、イメージがつかないような(抽象的な)内容だと面接官もイメージできないので、
何か一つ思い出に残っている場面を詳細に伝えることができれば内容が伝わりやすいと思います。
ここでは抽象的な話ではなく”具体的な内容”がポイントなります。
ここでは、私が転職の際に必ず面接官にはなしていた内容をご紹介します。

わたしが面接の際に必ず話していたことは、『常に”死”を意識して患者様と接すること』です。
これは捉え方によっては少し不謹慎かもしれませんが、誰にでも”死”は身近にあるとわたしは思います。
わたしたちは1秒1秒死に向かって生きています。看護師というのは、その”死”に携わることが仕事だと思います。
ですので、常に患者様と接する時はそれを意識して働いています。
では、具体的に何を意識しているかと言うと”患者様がどう接してくれると喜ぶのか”を徹底的に考えます。
あくまでもこの病院で過ごした時間がかけがえのない時間にしてほしいという願いがあることを伝えます。

スキルは後からでも十分身につけることはできますが、このような信念この信念は指導によってその人に身につけることできるものではありません。
でうので、この部分をしっかり伝えることが面接官に好印象を残すことができます。

③結局30分程度の面接では人を判断できない。

上記2つで面接におけるアドバイスを書きましたが、結局は他人が他人のことをたかが30分程度の面接で優劣を判断することは難しいことです。
その人自身の本当の長所や短所を知るには、時間がかかります。(自分自身で理解するにも時間がかかるのですから。)
面接官もその道のプロであることは少なく、というかほとんどそのようなケースはないと思っても良いです。
その面接官が気に入った人なら合格ですし、気に入らなければ不合格というとてもシンプルなことです。
ここはそれぐらいシンプルなことだと割り切れば”採用面接”もそこまで苦痛にはなりません。
ですので、面接だからといって頑なに緊張する必要はないとわたしは思います。
面接官も不合格にしようと思って面接をしているわけではなく、あくまでも同じ職場で働く仲間を探しているに過ぎません。
だから普段通りの自分を出した上で判断してもらうことがお互いにとって大切なことであることだと思います。

わたしもこれをこれを意識するようになったからは面接の際に、必要以上に緊張することもなくなりましたし何より面接の通過率があがりました。
そして満足した環境で現在は働くことができております。
しかし、面接を受ける際はどうしても目の前にある”内定”を意識してしまうのも事実ではあります。
その気持ちはわたしもよく分かりますが、そこは冷静になり上記のことをぜひ意識してみてください。
就職や転職は自分に向き合う大切な時間でもあります。そのような機会をぜひ大切にしてこれからを過ごしてください。

まとめ

上記のことをまとめると”客観的に物事を考える”ことが大切であるということです。
これは医療現場に限ったことではありませんが、自分の行動で相手がどう思うか、自分の行動は自分がされても満足するものなのかを
常に意識し、実行できる人材を病院側は喉から手が出るほど欲しいに間違いございません。
ですので、今日から上記を意識して、自信をもって面接に挑みましょう!

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