転職時の面接で可能であれば確認しておきたいこと

会員登録 ログイン
メニュー
#1265 2020/11/18UP
転職時の面接で可能であれば確認しておきたいこと
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

転職の面接の時にはどんなことに注意をして挑むでしょうか。できれば面接の前に病院見学をして、病院のことを知った上で面接に挑むことが出来ればいいですね。またいくつかの確認しておきたいポイントがあるのでご紹介していきます。

転職の求人を見て、やっと条件に合うものを見つけて面接までこぎつけました。さあ、それからするべきことは何でしょう。
面接の当日、病院に出向くわけですが、ただ面接だけのために訪問するのはもったいない!そこでぜひ面接の時には、病院にお願いして病院見学ができるようにしておくとよいでしょう。

もしかすると、本来は面接の前に病院見学をして、それでよいと思ったら面接を受けるべきではないのかと指摘される方もいるかもしれません。確かに転職サイトに出ているような大きな病院では、病院見学できると書かれていることも多いです。そしてそれを利用して病院見学でよいと思ったら面接を受けるという段取りをする場合もあります。
しかし地方の病院を見てみると、病院見学は特にやっていないとしているところも多いです。ただお願いすれば可能な場合もあります。

これから転職を考えている人で、気になる病院がある、しかし院内を見たこともないのに転職を決めて大丈夫なのかなと不安に思うこともあるのではないでしょうか。そのためできれば、事前の病院見学をお願いする、そして面接を受けるという手順が一番失敗がありません。
万が一事前の病院見学をしていないという場合には、面接と同じ日に病院見学をさせてもらいましょう。可能であれば、面接の前にするのが良いです。もしもそれが出来なければ、面接の後でもいいので、病院見学をしておくとよいでしょう。

・面接前に病院見学をするメリット

転職の求人情報で、その病院の情報収集をしたとしても、すべてを知ることはできません。地元に住んでいて、その病院のことをよく知っているという場合でも、うわさや評判で耳にしたことがある程度で、看護師の働き方や病院の詳しい給料のことなど知ることは難しいです。
そのため、自分が気になる病院は、まず自分の目で確かめることが大切です。

面接前に病院見学をするメリットとしては、見学時に気になったことを面接のときに質問することが出来るということです。一般の面接では、履歴書や職務経歴書についての質問や勤務希望などについて聞かれることが多いです。自分の経歴については答えることが出来ても、勤務希望については、病院のシフトや就業規則などがわかっていないので、具体的な要望を出すことが出来ないこともあります。
 そこで面接前に病院見学をしておくといいのです。病院見学で病棟を回りながら、看護師のシフトや休憩、そして休日の取り方などについて質問をすることもできるでしょう。また残業は多いのか、有給は取りやすいのかということを知ることもできるかもしれません。

このように病院見学の機会があると、限られた面接の時間で聞くことが出来ないことも質問できるというメリットがあるのです。いろいろな情報を得ることによって、不安に思ったことが解消されますし、ここで働きたいと思いが強くなることもあるでしょう。
反対にここだけは自分には合わないけれど、後は大丈夫かなと多少妥協できる部分も見えてくるかもしれません。
面接をして採用が決まって、一度転職したら、なかなかやめることはできません。病院見学ですべてがわかるわけではありませんが、自分の目で見て情報を得ることによって、不安を解消して転職に挑めるはずです。

・面接をしてから病院見学をするデメリット

自宅からの利便性がよく、転職の求人がここしかないという場合には、病院内は見ていないけれどもうここにほぼ決めている、だからいきなり面接を受けるという人もいます。
迷いがない場合の面接というのは、相手にも伝わります。そして病院の人事も、もう看護師として来てくれる、即戦力になる人が来るという受け入れる気持ちで面接が進んでいくことも多いです。
そのような面接が終わった後の病院見学というのは、更衣室や駐車場などの説明もあり、転職に役立つ病院見学をすることが出来ます。

しかしながら、もしも少しでも迷いがある場合は、面接をした後の病院見学がとてもプレッシャーになることがあります。
例えば、病院見学でどんどん院内を回って説明され、病棟ではスタッフに紹介されたりすると、自分自身としては、まだここに決めたわけではないんだけど…と不安になることもあるのではないでしょうか。ここまで説明、紹介されたら、断るに断れない!という状況が生み出され、それをプレッシャーに感じることがあるのです。
これらのことから、出来れば面接の前に病院見学をするのがおすすめだといえます。

・病院見学ではここをチェックしておこう

病院見学では、外来や病棟、検査室やリハビリといった部門を見学するのは一般的です。しかしできれば、転職前の不安を解消するために可能な限り情報を収集しておきましょう。そのチェックするべきポイントの一つが、駐車場です。
大きな病院では、職員の駐車場が病院から離れているところに設けられていることがあります。私がこれまで勤務した中で遠かった職員駐車場は、500mほどだったでしょうか。夜勤の場合は、病院敷地内の駐車場利用が可能だったで問題はなかったのですが、外来や面会者の多い日勤帯は、その離れた駐車場を使うことが義務付けられていました。朝の忙しい時間帯、看護師がその駐車場に殺到するので、駐車するにも時間がかかるし、病院まで徒歩で行くのはとても大変でした。特に雨の日は。そのため自宅はそれほど遠くないのに通勤時間がかかるという問題が生じました。
やはり職員の駐車場は近いに限ります。

次にチェックしておきたいポイントは、休憩室です。これは看護師が忙しい仕事の合間をぬって休憩できる場所です。仮眠をとることもあるかもしれません。
ここでは、男性看護師も女性看護師も入りやすい場所であるかということ、休憩室でたばこを吸うことが出来なくなりつつありますが、それでも看護師が休憩室でたばこを吸うということは今でもあることです。そのため、たばこなどの臭いについてもチェックしましょう。
みんなで使用する休憩室ですから、確認しておきたいチェックポイントになります。

次に食堂です。
病院で働くときには、お弁当を持ってくる人、病院の売店で購入する人、病院の食堂で食べる人の大きく3つに分かれるのではないでしょうか。最近では大きな病院になると、売店としてコンビニエンスストアが参入していることもあります。そのため、おにぎりやパン、お惣菜なども豊富です。
また病院の食堂で食べる人もいるのではないでしょうか。毎日違った定食を出来立てで食べることもできるし、一時の間でも病棟から離れることが出来るので、忙しい看護師には人気です。
ただこれらを利用するときにチェックしたいことがあります。例えばお弁当を持参する人や売店で購入する人。これをどこで食べるでしょうか。基本的には休憩室で食べます。しかし男性看護師は女性看護師に混じって食べるのは気まずいと車の中で食べる人も少なくありません。気を使わずに休憩できるという点ではいいのですが。
また食堂の場合は、職員だけの食堂、一般患者と利用する食堂など病院によってさまざまな形態になっています。また日替わりでメニューがほとんど決まっているものもあります。そのため、自分の好みの日は良いけれど、好みではない日は利用しにくいということもあるのです。
働くときには、体力を消耗するのでしっかりと栄養や休息を取りたいですね。その上で、できれば休憩室や食堂をチェックするのはとても重要なことなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。転職を希望する時には、できれば面接の前に病院見学をするのがおすすめです。さらに病院見学の際にチェックしておきたいポイントを紹介しました。病院の規模や設備によって異なりますが、転職時の病院見学や面接などの時に参考にして確認してみてください。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop