ママ看護師にオススメ!クリニックの仕事とは?

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#1207 2020/09/21UP
ママ看護師にオススメ!クリニックの仕事とは?
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子育てと看護師の仕事を両立するためにはどうすればいいでしょうか?オススメの職場としてクリニックがあります。実際にクリニック勤務経験のある私が、ママ看護師がクリニックに転職する際に気を付けたいポイントを紹介します。

☆クリニックの種類について☆

クリニックと一言で言っても、小児科・眼科など診療科を絞っているクリニックもあれば、内科・外科など幅広い診察を行っているクリニックもあります。まずは、クリニックの種類について、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

【診療科が1つだけのクリニック】

・小児科クリニック
・産婦人科クリニック
・眼科クリニック
・耳鼻科クリニック
などがあります。
メリット:診療科か絞られているため、その診療科での経験がある方であればスムーズに働くことができます。また、1つの診療科を極めることができるので、専門的知識を身に付けることができます。
デメリット:診療科未経験の方は覚えることが多くなり働き始めの頃は大変と感じるかもしれません。

【診療科が幅広いクリニック】

・内科クリニック
・外科クリニック
・小児科・内科クリニック
などがあります。
メリット:診療科が幅広いと、いろいろな疾患の患者さんが来院します。看護師は様々な知識や技術を身に付けることができます。今後また転職をする際にも役に立ちま す。
デメリット:診療科が多いと当然覚えることが増えます。また、珍しい疾患の患者さんが来院した場合や、年に数回しかない処置があった場合は混乱してしまう可能性があります。

【美容系クリニック】

メリット:美容系クリニックは給料が高いというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?美容系クリニックの中には歩合制の所もあります。頑張った分だけ給料として反映されるところもあり、やりがいや達成感を味わうことができます。
デメリット:給料面で差が出るということは、看護師同士がライバルとなり上手くコミュニケーションが取れないため、仕事がしづらいという可能性もあります。また、看護師育成のため求人募集に「30歳以下限定」などの年齢制限を設けていることもあるため注意が必要です。

☆クリニックの仕事内容とは?☆

クリニック看護師はどのような仕事をするのか、タイムスケジュールと合わせて紹介します。
(これは実際に私が、小児科・内科クリニックで働いていた時のものです。)
8:15 出勤(勤務開始時間の15分前くらいにクリニックに到着します。)
8:20 準備
・診察室の掃除をします。
・カルテ・書類の整理をします。
・1日の予定(予約患者の確認、予定している処置)を確認します。
8:30 診察開始
・主に医師の診察補助を行います。
・その他にも採血・点滴の実施、健康診断の補助、服薬指導を行います。
・小児科の診療もあったため、子供の診察だけではなく、保護者に対して不安や悩みに対する相談・アドバイスを行いました。
12:30 午前診察終了
昼休憩
14:30 午後診察開始
・仕事内容は午前中とほぼ変わりありません。診察終了30分前頃からクリニックの掃除を始めます。
17:30 診察終了

クリニックの仕事内容は採血や点滴などの医療行為から掃除やカルテのコピー、電話対応などの看護師の資格がなくてもできるような業務まで様々です。今までクリニックで働いたことのない方はあまりの雑用の多さに嫌になってしまう事があるかもしれません。しかし、看護師の中にはクリニックは病院勤務に比べて医療行為が少なく、責任のある仕事が少なくなるため、精神的なストレスが減り気持ちが安定した状態で働くことができるという方もいます。
子育てと両立して働くためには、体力的・精神的にゆとりをもって仕事ができるようにしましょう。
ママ看護師は仕事だけではなく、家事・育児とやらなければならないことがたくさんあります。たくさん抱え込んでしまい、自分自身を追い込んでしまわないように職場選びは慎重に行うようにしてください。

☆ママ看護師がクリニックを選ぶ際のポイント☆

・残業時間…ママ看護師は幼稚園や保育園のお迎えがあったり、勤務後にすぐ家事をしなければならなかったりして時間にタイトであることが多いです。
そのため、残業があるかないかはクリニック選びにおいてとても重要なポイントと言えます。
残業の有無・時間はクリニックによって異なります。また、残業手当も15分毎に計算してくれるクリニックもあれば、サービス残業を強いられるクリニックもあります。実際に働いてみて残業の多さに「こんなはずじゃなかった…」と思わないためにも、求人情報の残業の有無は必ずチェックしましょう。求人情報に載っていない場合は、面接の際に確認することをオススメします。
また、予約制のクリニックは残業が少ないという傾向があります。診察する患者さんが時間で決まっているため、余裕を持って仕事ができます。
(予約制クリニックの中には完全予約制の場合や再診の方のみ予約制で初診の方は予約なしという場合もありますので、よく確認することが大切です。)

・診療時間…いくら仕事内容が良くても、診療時間が合っていなければ働くことができません。必ず診療時間を確認しましょう。
求人情報によっては、「8:30~勤務」の場合、8時30分から診療が開始となるのか、8時30分までに出勤すればいいのかなどの違いがありますので詳しく確認するようにしてください。クリニックの中には昼休憩が長く、その分遅い時間まで診察しているというところもあります。昼休憩中に自宅へ帰ってもいいとしているクリニックもあり、その間に家事をこなす方もいます。時間を有効に使うためにも診療時間だけではなく、昼休憩の時間も確認しましょう。
また、勤務時間が合わないからと言ってすぐに諦めるのではなくクリニックに相談することも大切です。時間の融通を利かせてくれることもあります。
特に、開院直後のオープニングスタッフの場合は1から看護師を募集するため時間の融通が利きやすいです。

・通勤場所…働きながら育児をする場合、なるべく自宅から近くで通勤時間を短縮させたいと考えている方が多いと思います。
だからといって自宅に近すぎる場合、幼稚園や保育園のお母さんなど知り合いに遭遇する可能性もあります。「仕事場が近いから楽になったけど、働きづらい」という事もありますので自分に合った通勤場所を選ぶことをオススメします。

・職場の雰囲気…ママ看護師が育児と仕事を上手く両立していくための方法として、職場の雰囲気の良さが重要です。子供を幼稚園や保育園に迎えに行かなければならないと早退をすることもあると思いますが、それが頻繁になると周りのスタッフからの印象も良くありません。こればかりはしょうがない事ですが、早退を心良く受け入れてもらえるような職場の環境であるかをあらかじめ知っておくことが大切です。スタッフの中にママさんが多くいる職場は、受け入れが良く、共感してもらえることが多いです。また、院長がクリニックの一番上の立場であり、スタッフの勤務を決めていることもあります。院長自身が子育て中ですと、時間の融通が利くこともあり柔軟に対応してもらえることも多いです。希望する職場にはどのようなスタッフが多いのか、スタッフの環境も確認しておくことが長く・楽しく働くための1つの方法でもあります。

・1日体験…求人が自分と合っている、仕事内容が良いのですぐに働きたいと思う場合でも、実際に働いてみると思っていたのと違っていたというケースが多くあります。契約してから「やっぱり辞めます」というのは相手にも失礼ですし、また1から仕事を探さなければならないため時間も労力もかかります。
そのため、応募→面接→契約とするのではなく、面接の後に1日体験を行ってみて、良ければ契約するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
子育てをしながら仕事を両立していくことはすごく大変なことだと思います。上手く両立していくためには、自分に合った転職先を見つけることが重要です。そのためには、自分が転職先に何を優先して求めるのかを把握しておきましょう。
楽しく・長く働けるように今回紹介したポイントを踏まえて転職活動を進めていきましょう。

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