新人看護師がなんとなく変?変化に気づくアセスメントのコツ

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#1197 2020/09/11UP
新人看護師がなんとなく変?変化に気づくアセスメントのコツ
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毎年、病院などは新人看護師が就職をしますね。しかしその数人は、直ぐにやめてしまったりやめたいと思うことがあります。その時、周りの人たちの気づきにより助けられることが多いのです。ここでは、新人看護師の変化に気づくアセスメントのコツをご紹介します。

・新人看護師を育てるのは先輩看護師

新人看護師を育てるのは、やっぱり一番として先輩看護師ですね。看護師長はオリエンテーションを行いますが、現場で一緒に働くことが少ないので先輩看護師が一緒に働くことになります。そこで、先輩看護師のアセスメントや気づきが重要となるのです。
先輩看護師は、自分の業務をしながら新人看護師に指導をすることが多いので、勤務中はその変化に気づきにくいこともあります。仕事が終わり、ホッとした時に、気づくことがあります。その時、ちょっとおかしいなと思った時には積極的に声かけを行いその気持ちを聞いて上げることが大切です。もしかしたら、指導の時に嫌な思いをしたのかもしれません。その時、指導時に嫌な思いをしたのであれば、そのことを把握するのはとても重要です。指導者は、指導の仕方を変えなければなりません。

・新人看護師の変化に気づきにくい

新人看護師は、その職場の中で絶えず緊張をして働いています。先輩看護師や医師に声をかけられるだけで、緊張をしてしまうということもあるでしょう。その時、緊張をほぐしてあげることも大切なのです。
緊張をほぐすのは、簡単なことです。明るい声かけをしてあげるだけでいいのです。それだけで、新人看護師は救われたと思うことができます。自分のことを気にかけてくれているのだと、ホッと安心するのです。
その変化に気づくのは、悪い時ばかりではありません。生き生きと働いている時には、そのことを伝えてあげましょう。よくできるようになった時も、同じことが言えます。そのようにその都度、声をかけて上げることにより辛いことも忘れて頑張れるようになります。ちょっとした数秒で気持ちを変えてあげることができます。

・プリセプターに任せっきりになる

新人看護師を育てる時に、多くの病院ではプリセプター制度ということをとっているところが多いですね。プリセプター制度というのは、新人看護師一人に対して、その新人をしっかり指導したりいろいろなことについて話し相手になったりする先輩看護師のことです。その看護師がいるときは、大体新人看護師を任せることが多くなります。
しかしそのプリセプター看護師に任せっきりになってしまうこともありますね。すると、新人看護師はたちまち困ってしまいます。そのプリセプター看護師と長く会えないこともあり、困ったことについてそのままになってしまうこともあるからです。プリセプター看護師は、あくまで新人看護師の精神的なサポートと捉えてそこにいる看護師全員で育てる意識が大切です。誰にでも不明なことを聞きやすい風土が大事ということが言えます。

・新人看護師から訴えが少ない

新人看護師と一緒に働いていると、わからないことがあると聞いてくるだろうと思うこともあるでしょう。それはそう思うのは当然です。しかし緊張状態にある新人看護師の場合は、そのように聞くことができないこともあります。
そのことから、一緒に働いている看護師はわからないことがないか声をかけてあげましょう。声をかけることにより、言いやすいと理解できるので不明なことについてさっと聞くことができます。

・泣き出すのは注意

新人看護師の変化について、最もわかりやすいのはなんといっても泣き出すという行為です。泣くというのは、二つの理由があります。その一つは、自分が極度の緊張状態に有り、その緊張から解き放されてホッとした時に先輩看護師に優しくされる時です。その時、ホッとした瞬間に泣いてしまうのです。
またもう一つは、自分ができないことについてずっと劣等感を持っていてその気持ちが爆発してしまった時です。しかし泣くということを、その現場で行うことはありません。それはぐっと我慢をしているからです。泣いているのは、一人になれるトイレなどです。そのように、どんなに強そうに見える新人でもそんな気持ちになることがあることを理解しておきましょう。

・いうことが理解できていない

新人看護師を指導している時に、こちらの指導内容を理解していないと思うことがありますね。それは、きちんとアセスメントができていないか、指導の仕方が悪いのです。新人により、その人の理解度が違います。新人看護師といっても、病院で働いたこともある人もいたりして、その人と全くの新人の場合は理解度が違うのです。
またじっくり理解したいと思う新人もいます。一回伝えたことを、もう一回聞いてきちんと自分の中でしっかり把握してからでないと動けないという人もいるのです。そのように新人といっても、個性的な人がたくさんいるので、その個性も大切にして育ててあげるようにしましょう。

・突然休んでしまう

新人看護師をアセスメントする時に、一番危険と思うのはなんといっても急に主禁止なくなる時です。その時は、遅刻をしているという状況は少なくほとんど仕事をすることが嫌になっている場合が多いです。そのような状況になる前に、なんとかしてあげたいですね。

・新人看護師のサインに気づく事

新人看護師は、いろいろな場面でサインを出すことがあります。一回できていたことができなくなった時には、何か理由があります。その理由を聞かずに叱ってしまうのはナンセンスです。
新人看護師が出すサインは、決して見落とすことがないようにしましょう。できたらおかしいなと思った時に、その都度話を聞いてあげるようにするとそこで気持ちを理解してあげることができます。
そしてその辛い気持ちについて、看護師同士で理解をすることが重要です。プリセプター看護師が気づいたことについても、しっかり全員の看護師に伝えて協力を得るようにしましょう。

・できなくて当たり前と思う

新人看護師の場合は、そこで仕事をしているだけでかなり疲れています。それにプラスして、毎日新しいことをたくさん覚えることになるのです。新人時代を忘れてしまっている看護師の場合は,そんなことで疲れてどうするのだと思うこともあるでしょう。しかし気疲れがほとんどなのです。
先輩看護師に気にいられたい、認めてもらいたいという、その気持ちが強いです。しかし失敗をしてしまったり、遅くなってしまうことがたくさんあります。その時、自分の新人時代を思い出してみましょう。その新人時代は、悲惨ではなかったですか?それをたまたま乗り越えてきた自分がいて、働けていると思うこともあります。できなくて当たり前で、できたらすごいと思う気持ちを持ち、暖かい目で育てるようにします。

・医師にも協力を得る

職場では、看護師だけでなく医師も一緒に働いています。新人看護師の場合は、その医師からのストレスを受けることもあります。癖が強い医師の場合は、新人看護師に特に辛く当たることもあるのです。
そのことから、医師も一緒に新人看護師を育てるという意識を持ってもらいます。

・新人同士が一番の助け船

新人は新人同士で一緒にいる時に、とてもやりやすいと思っています。それは、気持ちを理解してくれる人がいると思うからです。わからないことも聞きやすいし、いろいろなことで助けてもらうことも有り、助けることもあります。
また休憩中はたくさんの失敗した事をお互いに話をして、内容を共有することもありますね。自分だけではないと、失敗したことを思い出し懐かしく思うこともあるでしょう。その時、自分の気持ちが楽になります。新人同士の勤務もとても大切なのです。

まとめ

いかがでしたか?新人看護師は、そこで一緒に働いている先輩看護師が思っている以上にとても緊張をして働いています。先輩看護師は、新人時代を忘れることが多いのですが、それを忘れずに思い出して振り返りその気持ちに寄り添うことが大切です。看護師としてこれから仲間としてしっかり受け入れ、育てる気持ちを職場全体で持ちたいですね。
 

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