総合病院に転職をしたい!その時の心構えについて 

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#1169 2020/08/14UP
総合病院に転職をしたい!その時の心構えについて 
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転職をする時に、病院を選択するのかまたは別のところを選択するのかとおもいます。その時、圧倒的に病院への転職を考えることが多いでしょう。ここでは、総合病院に転職をした時に心構えとして持っておくといいことについてご紹介します。

・総合病院の組織図を知っておく

総合病院の場合は、大きな病院なのでどのように転職した直後に考えたらいいのかと思うこともあります。特に総合病院で働いたことがないという看護師の場合は、不安がいっぱいだし何からしたらいいのかと戸惑うことも多いでしょう。ただ単純に、病院が大きいということではありません。それはなんといっても、組織として組織図があるということです。
小さい病院の場合は、そんなものはないところが多いです。看護師が数人であったりして、医師と看護師しかいないというところもあります。そのようなところは、組織図としてはないのです。ところが大きな病院になるほど、組織図があります。多くは病院長がトップとなり、その下にいくつもの組織が存在します。看護師として就職をする場合は、看護部長をトップとした看護師長、副看護師長か主任、スタッフという組織になります。
その時、いろいろなことについてその一番近い上司に報告をすることになります。何かあった時にいきなりスタッフが病院長に伝えることはありません。組織として動いていることを知り、報告体制等を知っておきましょう。就職したばかりの時には,そんなところまで頭が回らないと思うこともあるでしょう。しかし組織として動いていることは、とても重要なことです。どんなことを報告しなければならないのか、それを判断するのはむつかしいですね。悩んだ時には、まず上司に伝えておくと間違いありません。報告が遅くなるほど、組織としても知らなかったことになり対策などを取りにくくなります。ちょっとしたことでも、自分で報告すべきか悩むことがたくさん出てきます。そんなときは、こんなことは報告しなくてもいいと言われることもありますが、余計にして間違うことはないのでそのことを心得ておきましょう。

・できるだけ早く施設の中を覚える

病院の場合は、転職をした時からそこのスタッフとして働くことになりいろいろなことについて覚えることが大切です。特に電話等でいろいろなところからかかってくることがあるので、その部署も把握する必要があります。転職をした時には、最初の覚える時期が一番大変です。その時期を過ぎると、案外と楽になるので最初だけ我慢をするようにしましょう。
そして患者さんを搬送するなど、その場所を知ることが一番大切です。
そのためには、病院案内で場所をいち早く覚えるようにします。場所を覚えることにより、そこに安全に患者さんを搬送させることができます。また電話がかかってきた時に、なんとなくその場所をイメージ出来るので電話の内容を把握しやすくなります。わからないこともありますが、施設の中を覚えることから始めるようにすると少しずつその部署の特色を知ることが出来るようになります。
自分の仕事を終わったら施設の中を歩くこともいいですね。こんなところにこんな施設があるのだとびっくりすることもあります。また施設を覚えることにより、患者さんや家族から聞かれた時に案内をすることができるので、知らないことのストレスを感じることが少なくなります。転職をして、まず施設を覚えるといろいろな面で有利となるので意識をして覚えるようにしましょう。

・施設スタッフは仲間という認識を持つ

総合病院の場合は、たくさんの人たちが働いています。その人たちは、全て同じスタッフとして一緒に働くことになります。転職をすると、看護師だけでコミュニケーションを取ればいいと思うこともあるでしょう。その通り、まずは看護師同士のコミュニケーションが最も大切です。しかしその看護師同士だけではいけないのです。
それはなんといっても、ほかのスタッフにもたくさん助けられることがあるからです。病院のことについて、案外とよく知っているのは掃除スタッフです。掃除スタッフに、色々と教えてもらうことも多くなります。その時、普段から仲間意識を持っていると助けてもらいやすくなるのです。看護師だから、ほかのスタッフはそんなに関係ないと思うこともあるでしょう。しかしそれは間違いです。ほかのスタッフと一緒に患者さんを助けているという仲間意識を持ち、その気持ちを持ち続けることが重要です。
総合病院の場合は、他職種とのカンファレンスも行うことがあります。その時も、多くのスタッフに患者さんの情報を受けたり助けてもらったりすることが多いです。また自分の受け持ち患者さんのことについて、相談をすることもできます。自分が考えているよりも、はるかに多くの知識と技術を集約させることができて、何よりも患者さんを早く回復させることができるのです。その時、看護師が中心となることもあるのでその時のためにも多くのスタッフと仲良くして、助けてもらえるようにしておきましょう。

・部署異動があることを理解する

総合病院に転職をすると、部署異動があることを理解しておきましょう。それは大体5年一緒の部署で働いている場合は部署移動の対象となります。もしも自分が移動をしたいと思うときには、看護師長にその気持ちを伝えることにより移動をしやすくなります。しかし移動をしたい部署として希望を伝えても人気がある部署の場合は、その希望が通らないこともあります。大体人気のあるのは、外来です。外来診療部に移動をしたいと思う看護師が多いです。その理由としては、やっぱり夜勤がないということがありますね。夜勤がないので、体も楽になります。そのように部署移動をする場合は、自分の希望通りのところに行けないことがあることも理解をしておきます。
しかしその自分が希望していないところで働くことにより、その未知の楽しさを掴むことができる場合もあり実際に働いて見ないとわからないことも多いです。そのことからも、部署異動をそんなに怖がることはありません。自分の知識と技術を増やすことができる絶好の期間と捉えることにより、とても良いメリットを感じることができるでしょう。

・病院の動きに敏感になる

世の中の動きと一緒に、病院も変化することがあります。その時、自分は関係ないと思わずしっかりリサーチすることが大切です。特に総合病院の場合は、いろいろな患者さんを受け入れる事が多いです。それはやっぱり地域の中核病院として、一番利用しやすく頼りにされているからです。どんな患者さんを受け入れているのか、そしてどんな治療が行われているのか、どんな機器が導入されたのかなど、いち早く情報として知っておくと慌てることがありません。
病院のいろいろな目標なども知り、収益などに敏感になることも大切ですね。

・看護師としていいところに転職をしたと思うことが大事

転職をした時に、総合病院の場合はいいところに就職をすることができたと感じにくいところがあります。それは覚えることが多いことで、早期に潰されそうになることがあるからです。しかしその時だけが一番辛い時期であり、その後はグッと楽になります。
そして総合病院などに転職をしていいと思えるのは、やっぱり福利厚生です。祝い金としてくれることがあったり、産前産後の休暇はもちろんのこと育児休暇が取りやすい、病気休暇が取りやすい、年次休暇を取りやすいなど、その点に満足することができます。働き続けるほど、いいところに転職をしたと思えるので長く働けるように、自分の気持ちをコントロールしながら頑張るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?転職をした時には、ここで定年まで働き続けるという気持ちをもてるようにして後悔しないようにしたいですね。転職をしていいところに就職できたと思い続けることはとても大切なことです。大きな病院ほど、給与面や福利厚生などがきちんとしているのでおすすめします。

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