医療や看護、介護系のあなたが、転職や再就職をしたいと思った時に、大切にしたいこと

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#1100 2020/06/08UP
医療や看護、介護系のあなたが、転職や再就職をしたいと思った時に、大切にしたいこと
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医療、看護、介護関連の仕事をされているあなたが転職や再就職をしたいと感じた時に、考えるべきこと、すべきこととは?
培ってきたスキル・経験や仕事に対する思いを振返り、自分自身の「強み」を再評価(再発見)。そしてその「強み」を応募書類に表現するポイントを項目別に紹介します。

職場で過酷な業務を担当し、その辛かった気持ちを一緒に共有してくれる同僚がいない、担当業務に対する担当者としての考え方を理解してくれる上司がいない、等で転職や改めて、再就職をしたいと思った時に行うべき、お勧めの行動やそのポイント!!
医療、看護系、介護関連の職に就いていらっしゃる皆さんは、たいへん重要な業務を担っているにも拘わらず、その業務の実態については、まだまだ理解されていない側面があります。精神的にも肉体的にも、疲れていることを誰も気づいてくれない等で「辞めたい」と思ったり、新しい環境を求めて、履歴書、職務経歴書を書きたいけれど、どのように書けば良いのかと悩み、考えている皆さん!!必見です。

1.転職したいと思った時に行うこと

(1)担当業務や仕事環境等の今の気持ちを整理する。

転職したいと感じるようなネガティブな出来事等だけでなく、楽しかったこと、嬉しかったこと等の出来事も振返ってみる。

(2)信頼する(できる)人に相談する。

何でも話すことが出来、利害関係を超えて、やさしくアドバイスをしてくれ、時には叱ってもくれる親友や恩師等の他、相談者の話をしっかり聴いてくれる、キャリアの専門家キャリアコンサルタントに相談することも選択肢の一つになります。
キャリアコンサルタントは、キャリア相談のプロとして、今の働き方をしっかり聴きながら、悩むあなたの思いを、冷静に振り返ることが出来るように導いてくれます。冷静に振り返ることで
・本当に転職(再就職)したいのか、
・転職(再就職)する目的は何か、が少しずつ明らかになっていきます。

(3)キャリアの棚卸しを行い、自身の再評価(再発見)をする。

今まで培ってきた、知識、職業上のみならず人生経験や業務の中で取得した様々なスキルや業務に関連したものや無関係なものも含め、取得した資格等を振返ることで、あなたの出来ること(強み)が改めて明らかになっていきます。同様に影響を受けた人(キーパーソン)との出会いの振り返りが、キャリアの棚卸しと共にあなたの「キャリアストーリー」としてより明確になり、あなた自身の再発見になるはずです。

(4)あなたが仕事をすることについての想い(大切にしていること)とは。

・同僚と一緒に仕事を進めようとする協調性
・最後まで担当業務を諦めず、進めようとする責任感
・担当業務について新しい手法等を提案できる提案力、等々の他に
リーターシップ、探求心の強さ、企画力・分析力に優れるなど、仕事をする上で、あなたが大切にしていることや強みについて、過去のあなたの人生及び職業上の出来事と
(3)のキャリアの棚卸しを通じて振り返ることで再評価(再発見)出来ます。
以上の(1)から(4)について考え、振返り、自身の再評価(再発見)をすることで
・あなたはどのような働き方をしたいか
・あなたが仕事に求めるものは何か
が見える化(可視化)出来ると思います。

2.転職や再就職すると決めたあなたが書く、応募書類(添え状、履歴書、職務経歴書)の重要な3つのポイントと2つの理解


1.の「転職したいと思った時に行うこと」の(1)~(4)について行ったあなたは、キャリアの棚卸しを通じて自身の再評価(再発見)が出来、培ってきた知識、スキルと経験と共に、出来ること(強み)に、改めて気づいたことと思います。その上で再度、今の仕事(職場)の内容や環境、待遇等を冷静に振り返り、「本当に転職したいか」を考え、転職し、新たな環境へチャレンジする決意を固めたあなた、また再就職を考えたあなたがまず行うことは、応募先の採用担当者があなたに「会ってみたい」と感じる魅力溢れる応募書類(添え状・履歴書・職務経歴書)を作成することです。
医療、看護、介護関連業種は、一般事務職等と比較して、求人数が多いとされていますが、職場環境や待遇面に優れている医療施設や事業所、団体は応募数が多く、採用倍率も高くなります。あなたが第一段階の書類選考を無事通過して、面接に臨むためには、採用担当者が「会ってみたい」と感じる、魅力溢れる応募書類の作成のための、3つの重要ポイントと2つの理解が大切になります。

重要ポイント(1)

添え状でビジネスマナーを証明する。
添え状は、履歴書、職務経歴書を送付する際に同封する挨拶状になります。しかし単なる挨拶状だけでなく、ベテランの採用担当者は添え状から、社会人としてのビジネスマナーが身についているかを読み取ります。
添え状に記入すべき項目は
①日付
②あて先及び採用担当部署、採用担当者名
③自身の住所・氏名・連絡先
④タイトル(応募書類の送付について 等)
⑤前文
⑥応募に至る経緯(募集広告や募集を報じるホームページ等)
⑦簡潔にまとめた自己紹介及びPR
⑧面接の機会を頂きたいお願い
⑨結語
⑩同封書類の表示
以上の10項目を1枚に収めて作成します。

重要ポイント(2)

履歴書にあなたのキャリアストーリーをつくる。
就職活動における履歴書作成の基本(原則として手書き、使い回しをしない、誤字脱字がない、学校名や企業名、資格等は正式名称を記入 等)については、皆さんは既にご承知のことと思いますので、ここでは割愛させていただきます。
履歴書の職歴記入欄にあなたのキャリアストーリーを付けることがお薦めです。
①入職(入社)の場合の記述
例えば「○○病院入職」の場合は「○○病院第1内科入職」等と記入。
また、プロジェクトや研究グループのリーダーの経験があれば、「○○病院第1内科□□プロジェクトリーダーに就任」あるいは「○○病院第1内科□□研究グループ参画」等、あなたが行ってきた業務内容が職歴の短い1文からでもあなたの「人となり」が読み取れる記述がお薦めです。この内容は、職務経歴書とも関連付けを行うことで、より説得力を増すことが出来ます。
②退職の場合の記述
「一身上の都合により退職」よりも
「プロジェクト完了をもって退職」あるいは
「介護福祉士資格勉強のため退職」「○○を目指す研修参加のため退職」等の他、親族の介護等々、その時に勉強中だったこと等を記述すると、「一身上の都合」の身勝手でネガティブなイメージを払拭し、常に前向きで、学び続けている姿勢や親族思いの献身性を表現出来、お薦めです。
③志望動機は職務経歴書に記述する志望理由と関連付けて記述する。
履歴書に記述する「志望動機」は職務経歴書に記載をお勧めしている「志望理由」が元(裏付け)になります。職務経歴書の志望理由記述後に履歴書の志望動機を記述しましょう。

重要ポイント(3)

職務経歴書に志望理由とあなたが仕事をする上で大切にしていること明記する。
①志望理由は志望動機を裏付けるものです。履歴書の志望動機記述スペースは限られていますので、記載自由な職務経歴書に、志望の理由をしっかり記述し、履歴書の志望動機欄記入に関連付けるのがお薦めです。
②前段の「転職したいと思った時に行うこと」の(4)のあなたが仕事をすることについての想い(大切にしていること)を、職務経歴書に「仕事をする上で大切にしていること」という項目を設け、しっかり記述するのがお薦めです。

2つの理解(1)

自己理解(自身の再評価(再発見))
前段の「転職したいと思った時に行うこと」の(3)キャリアの棚卸しを通じて再評価(再発見)した自身の「出来ること」に新しい環境で「やりたいこと」についても明確にしておきます。影響を受けたキーパーソンとの出会いや、「楽しかったこと」「嬉しかったこと」等を振返り、志望理由に活かすことが出来ます。

2つの理解(2)

応募先の理解
応募先の環境、仕事内容、待遇等について、ホームページや関連誌などで調査する。
友人、知人からの「生の声」もしっかり確認したいところです。その上で、あなたの「出来ること(強み)」が活かされ、「やりたいこと」が出来るか、そしてそのための環境や待遇面を確認し、見極めることが重要です。

まとめ

転職や再就職に際して大切にしたいことは、あなたの仕事に対する思いと、
あなたの出来ること、やりたいことを明確にすること。そのことを応募書類にしっかり明記すること。そして応募先が求めている人材との見能力の極めです。あなたの「出来ること」「やりたいこと」と応募先が求める人材像が一致出来るよ頑張って下さい。

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