潜在看護師は、転職を知って働く時にいろいろな悩みを持つことになります。また働く以前にこんな悩みがあると心配して、不安になることがありますね。ここでは、実際に私が潜在看護師として悩みを持ちどんな風に切り向けたのかご紹介します。
・覚えることが出来るのか心配
看護師として働いている時は、バリバリ覚えて自信満々だったという人でも一旦その場所を離れてしまうと不安になりますね。私の場合も、一番の事として仕事のことについて覚えることが出来るのだろうかと不安でした。しかも年もとり、覚えが悪くなっていると思ったのです。ほかの看護師たちに心配をかけてしまうと思ったのです。
そして実際に困ったのは、やっぱり患者さんのことについて覚えることができないのです。入れ替わりが激しいので、休日明けにいくとすっかり変わっていて覚えることができません。そのことから、看護師として自信をなくすこともありました。
しかしその時に、ほかの看護師も同じだと思ったのです。実際にその不安について聞いてみると、みんな同じように感じていました。そしてその後に、しっかり確認をすることが大事ということもわかりました。
一番怖いのは、やっぱり思い込んでしてしまうことです。思い込みほど怖いことはありません。知っていると思うことが、一番危ないのです。そこでくどいと思われようと、しっかり聞くことにしています。
・疲れることが心配
潜在看護師が働きたいと思った時、まず自分の体力がついて行くのかどうかということが心配になりました。ずっと専業主婦でいた私も、仕事を一旦やめて10年のブランクがあったので看護師として働く時にそのことがとても心配でした。ずっと立ちっぱなしになり、まずは足が疲れてしまうと思ったのです。
ところが実際に働き始めると、まずずっと立ちっぱなしではないので、そのことについて安心できました。休憩をすることもできます。忙しい時には、立ちっぱなしのこともありますが、ほとんど座ることができました。座って、じっくり記録をすることができるのです。座ると、今度は立ち上がる時にだいぶ体が楽になっていることがわかります。
また心配な事として、疲れてぐったりなるのではないかということがありました。確かに緊張しているので、そのことで神経をすり減らしてしまいぐったりなることがあります。
その場合は、帰宅をすると直ぐに横になったりしていました。私の場合は、16時までの勤務だったので、それができたのです。そのように体力に自信がないと思う場合は、自分ができる範囲で働くことをおすすめします。
看護師求人の中には、3時間や4時間勤務ということもよくあります。それだと、ちょっとだけ働くことになるのです。最初はその短時間で働くという選択肢もありますね。そして体がなれていったら、段々と働く時間を伸ばしたらいいのです。体力に自信がないという場合は短時間で体を慣らすようにしましょう。
そして、なれてくるとよく眠れるようになります。私の場合は主婦の時よりも、働き始めるとぐっすり寝ることができています。その理由としては体が適度に疲れているので、よく眠れると感じています。主婦だった時には不要なことを考えすぎたりして、不眠になることもありました。それよりも、働き出したほうが不要なことを考えずにさっと眠れます。
・自分にできるのか心配
潜在看護師の場合は心配することとして、ブランクがある場合は自分にできるのか心配と思うことがありますね。技術も心配だし、いろいろな医療機器などについて不安がありました。そんな時に以前の場合は、看護師としてプロなのだからとそのまま仕事にほうり出されることもあったと感じます。
しかし今は、時代が違います。それはなんといっても、しっかりオリエンテーションをしてくれるということです。そのまま放り出されることは決してありません。しかも、プリセプターとして悩みごとなどを話す看護師さんを準備してくれることもあります。
私の場合は、同じ潜在看護師として3年前から働いている人が私のプリセプターとして相談に乗ってくれました。以前とちょっとしたことが変わっているので、そのことについて戸惑うことがかなりあったのです。
自分ひとりでそのことについて悩んでいると、とても辛かったと感じます。そのことについて、悩みを伝えてそのことについて親身になって答えてくれるプリセプアーという存在は、かなり助かっています。
私生活のことでもよく話をしたりして、友人の一人となっています。そんな風に病院では、新しく転職をする看護師に対してとても考えてくれているのです。看護師にやめられたら困るという気持ちがあるので、しっかり心地よく働くことができるように人材についても工夫をしてくれています。そのことにより、とても働きやすくなっていると感じました。
・子供が心配
潜在看護師として転職をするときに、自分の事よりも子供が不安がるのではないかとそんな心配もありました。私の場合も、そのことが一番心配でした。子供は母親が仕事をしだすことをいいと思わないのではないかということです。
確かに最初のうちは、寂しがることがあります。泣くこともあったりして、母親として子供のそばにいてあげたいと思うこともありました。それは当然のことですね。しかしそのことで、辞めたいと思う気持ちは不思議とありませんでした。子供と一緒にいつもいた時よりも、ずっと一緒にいられないときのほうが、子供のことを不思議と愛おしいと思うことがあるのです。そのことは、自分でもわからなかったことだけにとても不思議です。
そしてそのような不安などを乗り越えることが、私だけではなく子供なりにもあるのだということも気づくことができました。
母親がいないときに、自分の寂しさなどを解消する手段を子供なりに見つけるのです。
そしてそのことについて、子供なりに納得して乗り越えていくのですね。母親が心配をするよりも、ずっと子供は子供なりに自律していると思うことができました。私も、いつも心配ばかりしていた子どもから自律をすることができたと思っています。それも、転職をして働くことがなかったら気づくことができなかったことだと思っています。
そしてまた、母親が仕事をする姿をいうのを見せるのは、とてもいいことだと思うようになっています。
自分の具合が悪い時には、主婦でいるときに寝ることもあったのですが、今では我慢をして仕事に行くこともあります。その姿を子供がしっかり見ているのです。働くという厳しさも、子供に見せることができると働きながら感じています。親としての、ひとつの教育方法でもあると思うことができます。
・家のことができない心配
看護師として働きだしたら、疲れてしまい家の事ができなくなるのではないかと心配をしていました。確かに疲れているので、以前のように掃除を毎日できないこともあります。そのことで、かなりストレスを最初は溜め込んでいました。このままでは、行けないと思うようになり、どんな風にしているのか先輩看護師に聞いて見たのです。
すると、なんと手抜きが大事ということを教えてもらったのです。その手抜きと言うのは、上手にあるものを使うということです。掃除だったら、使い捨ての掃除道具を使うことにより、短時間で済ますことが出来るのでそんな風に手抜きをしています。
また料理についても、日曜日などに食材をまとめ買いしてその食材を一気に作り、冷凍などをして工夫をするようになりました。その結果、以前と同じようにストレスなく生活をすることができています。
職場では、家庭のことをしながら働いている看護師がたくさんいます。その人たちから、いろいろなことを学ぶといいのです。働く前に、色々と悩むことがありましたが働き始めるとなんとか切り抜けることが出来るので、なんとかなると思ったりしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?潜在看護師は、不安をたくさん持っていて困っています。そしてそれは、考えたら考えるほど増えていきます。しかし実際に働いてみると、その不安は軽減して案外と楽に働くことができます。気軽にまず短時間で働くことからはじめてみると、いいのかもしれませんね!
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