就職して、長く看護師をやっていると、色々なことが起こって、辞めたいといったタイミングも訪れるかもしれません。
そこで、転職を希望される皆さんへ、私の転職経験と看護師の採用経験から考えた、新しい職場への有効な就職方法をお伝えします!
看護師として毎日働いていると、良いことも悪いことも起きますが、悪いことがたまたま続くと今の職場が嫌になることもあるでしょう。
その時は、自分が今までやって来たことを振り返り、他でも活躍できるのか、冷静に考えてください。
まだ、やれることがあると思うのならもう少し頑張りましょう。何故なら勤務歴の長さも採用では大きなプラスになるからです。
しかし、どうしても我慢できないことや自分の努力で変えられないことがあるのならば、迷わず転職の道を選ぶのが最善です。転職と言っても今よりも良い職場はあるかどうかも分かりませんので、とても慎重になると思いますし、慎重に選ぶべきです。
ここでは、
①転職の準備(キャリアの棚卸)
②転職先の選び方(情報収集)
③面接の重要性(自分を営業する)
の3点に別けて説明いたします。
①転職の準備(キャリアの棚卸)
まず始めに、一生この職場で働くと決めている人もいるかと思いますが、その方にとっても非常に充用なポイントです。
今までの働いた成果を必ず記録しましょう。
強く転職したいと思うタイミングはいつ来るか分かりません。その時に、焦って転職活動をすると、とても痛い目にあいます。現に私の友人も焦って転職して再転職に奔走するというパターンはいくつも見てきました。
その時に、じぶんが歩んで来たキャリアがどのようなものであるかを少しずつ明確にしておくことは、非常に有効です。すぐに履歴書や職務経歴書も作れますし、時間のムダがありません。
また、転職するタイミングが来なかったとしても、キャリアの棚卸をすることにより、現職でも何に力を入れるべきか、どのようなステップアップをするべきかが明確になるからです。自分の頭のなかでは有ると言う人もいますが、実際に見える形に刷るとなかなかまとまらないものです。よって定期的に棚卸はやるべきです。具体的に言いますと、職務経歴書を作ってみましょう。
色々な事が分かって、とても有効です!
②転職先の選び方(情報収集)
2点目は、転職先の情報収集についてです。転職先の先の選び方次第では、転職の成否が大きく左右されます。給与もそうですが、お休み、やれること、人間関係など、様々な要素があります。
はっきり言いますと、入って働いてみないと分からない点も多くあるのは事実ですが、見える条件は良いところを選ぶべきです。また、過納で有れば希望先で働いている人の情報を得ましょう。これが一番のリアルな情報です。但し、ある程度の期間を働いているとか、ある程度のポジションで働いている人の話を聞かなければ、有効な情報ではありません。よって、出来るだけ可能な方法を探して、働いている人から直接の情報を得られるようにしましょう。
仲介会社を利用した場合は、紹介会社の担当をフル活用して、出来るだけ情報収集をしてください。ここで遠慮をしてはいけません。疑問に思った事は全部解消してください。そうしないと、確実に良い先(納得できる先)への転職したい確率が下がります。
一点だけ気を付けなければならないのは、転職紹介会社の担当のレベルも様々ですから、信頼関係が築けそうにない場合は担当者を変えてもらうか、紹介会社自体を変えて自分が納得できる転職を進めてください。
③面接の重要性(自分を営業する)
3点目は、面接をしっかりとクリアすることです。面接なんてあまりやったことは無い人がほとんどです。経験したことがあるのも、新卒の時の就職面接や、職場で上司の評価面談をするくらいでしょう。
しかし、この面接が採用時には大きなポイントとなります。当然、人が慢性的に不足してるような職場であれば、資格を持ってさえいれば採用なんてところもあるかと思いますが、今回はしっかりと面接をして選別することを想定してお伝えします。
面接にたどり着くには、書類選考も当然あるかと思いますが、①に記載したキャリアの棚卸が出来ていれば、しっかりと面接まではいけることでしょう。履歴書や職務経歴書は、パソコンで作成された方が無難です。但し、習字の有段者のような時が綺麗な人は、手書きもプラスポイントになるのでアリです。
さて、面接ですが、簡単に言うと短い時間で面接官と仲良くなれるかがポイントです。当然、笑顔で対応し感じ良くするのが基本中の基本です。笑顔が苦手な人は練習すべきです。スポーツも勉強もそうですが、トレーニングもしないでのチャレンジは無謀です。意外な笑顔の練習は転職活動だけでなく、私生活にも大きなプラスとなりますよ!
他にも重要なポイントがあります。それは、面接を受ける上で忘れてはいけないのは、向こうも選んでるし、こっちも選んでいるということです。
特に自分の上司になるような人が面接官として対応してるケースもありますので、自分とあうかどうかはしっかりと判定してください。明らかに合わない場合等はこの職場には就職をしないと言う判断をすべきです。
面接では色々な話をされると思いますが、面接は自分のうりこみと言っても過言ではありません。本当に入りたいと思った先に対してはしっかりと売り込みましょう!面接官としっかりとコミュニケーションをとってこの人と働きたいと思わせるのが全てです。色々な本には面接ノウハウがかかれていますが、簡単に集約するとここに書いた通りです。
面接は人と人とのコミュニケーションです。難しく考えずに、人として感じ良く対応出来れば良い職場への就職が必ずつかめます。
但し、本命を受ける前には、トレーニングはやっておいた方が安心です!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3つのポイントに分けて就職(転職)までのポイントを記載しました。重要なのは、働いている段階からキャリアの棚卸をすることです。今の職場で続けようが、新しい就職先を見つけようが、キャリアアップして自分の価値を高めて良い人生を送りましょう!
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