mswとしてスムーズに転職するためのポイント5つ

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#942 2020/01/03UP
mswとしてスムーズに転職するためのポイント5つ
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少子高齢化や産業構造の変化など、私たちの暮らしは日々変化しています。mswは人々の暮らしをよりよくするために、ソーシャルワークを展開する専門職。転職市場も賑わっていますけれど、よりスムーズにmswとして転職するためのポイントを5つまとめました。

mswとしてスムーズに転職するためのポイント5つ

近年、少子高齢化や産業構造の変化など、私たちの暮らす社会は変化しています。その中には、貧困、病気、家庭不和、精神的な不調、希薄な人間関係など、様々な生活に関する課題を見出すことできます。特に医療機関においては、退院支援や権利擁護、社会資源の有効活用など、mswのコーディネート能力を必要とする場面は少なくありません。そこで今回は、mswとしてスムーズに転職するためのポイントを、以下に5つ挙げてみることにします。

1.基礎となる資格を取得する

mswすなわちmedical social workerは主に医療分野で、専門性を発揮する専門職です。専門職としての質を担保するのは、何よりも基礎となる資格です。mswの場合は、社会福祉士や精神保健福祉士を取得することによって、その専門性を担保することになります。社会福祉士を取得して、総合病院でソーシャルワークをするmsw、精神保健福祉士を取得して、精神科病院でソーシャルワークをするmswなど、活躍するフィールドは様々です。近年社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得難易度も、少しずつ上がってきているため、しっかり対策すること大切になります。
社会福祉士と精神保健福祉士のふたつを取得する方や、その他にも、ケアマネジャーや福祉住環境コーディネーターなどの資格を取得する方など、様々な方いるため、自分のキャリアプランを念頭に置きながら、必要な資格を積極的に取得すること大切になります。

2.転職の選択肢を理解する

mswとして転職する場合の選択肢には様々な場所があります。総合病院や精神科病院、公的な病院から私立病院など、診療科や設置主体によっても、求められるソーシャルワークは異なります。
例えば、精神科病院であれば、急性期における権利擁護や、回復期における退院支援、障害年金や生活保護、精神保健福祉手帳などの社会資源について、クライアントに分かりやすく説明、コーディネートできることが求められます。
また、多職種連携や、地域関係機関との連携など、つながりを作る働きを求められることも多くあります。クライアントに対するケースワーク、コミュニティに対するコミュニティワーク、その他にもソーシャルアクションなど、様々なソーシャルワーク技術を求められるでしょう。もちろん総合病院でもそれは同じです。複数の診療科をカバーできるような社会資源の把握や、短い入院期間の中で、より質の高い退院支援をするなど、勤務先によって、ソーシャルワークのやり方は異なります。普段から、ソーシャルワークの知識や技術を高めておくことが求められます。

3.ネットワークを活用する

mswのストレングスのひとつにネットワークの強さを挙げられるように感じます。人と環境の相互作用に着目して、ソーシャルワークをするmswにとって、クライアントに必要なソーシャルサポートネットワークを構築することは、大切なサポートのひとつになります。
また、クライアントを支援するためのソーシャルサポートネットワークを構築する中で、様々な関係者と関係性を構築するため、それが自分の転職に活きる場合もあります。例えば、クライアントの退院支援で関わった転院先の病院に転職することもあるかもしれません。
人と環境の相互作用は、何もクライアント支援の場面だけではなく、mswの転職など様々な場面で、有効活用できると考えられます。普段の仕事から、丁寧なコミュニケーションを取りながら、意識をしてネットワークを大切にすると良いでしょう。

4.キャリアプランを立てる

mswに限らず、専門職としてキャリアプランを立てることが大切になります。もちろん、はじめに立てたキャリアプランが全てではないため、その都度自分のキャリアプランを見直すことも大切になります。mswとして、知識や技術や価値を高めながら、自分の理想とするmsw像をブラッシュアップしていくと良いかもしれません。
同僚や上司、他の職場のmswからキャリアプランを参考にすることも、大切になると考えられます。その他にも、インターネットや書籍から、他のmswのキャリアプランについて、情報収集するのも良いかもしれません。

5.面接対策をする

転職先によりますけれど、面接のある転職先であれば、面接対策をすると良いかもしれません。面接の傾向も、転職先によって異なるでしょうから、自分のキャリアプランや、これまでの実践について言語化するために、日頃から職場でスーパーバイズを受けるなど、自分の実践を振り返ると良いかもしれません。
また、面接の苦手な方は、家族などにサポートしてもらって、面接のロールプレイをするのもひとつでしょう。ロールプレイを繰り返すことによって、自分のキャリアプランや、課題を言語化しやすくなるでしょう。
言語化をスムーズにするためには、ロールプレイを繰り返していくと有効でしょう。もちろん、ロールプレイ以外にも、想定される質問に対する回答を整理するなど、できる範囲で準備すること大切になります。

以上のように、mswとしてスムーズに転職するためにも、5つのポイントを大切にすると良いかもしれません。先に述べたように、mswには様々な社会的な役割期待があることを、理解しましょう。
貧困、病気など、mswの支援対象となる生活課題は、とにかくたくさんあります。どの生活課題でも、ソーシャルワークできるように、知識や技術や価値を高めながら実践すること大切になります。そのうえで、自分の希望するmswとしてのキャリアプランを実現して、より良い社会を構築するための専門職であることが求められます。

まとめ

mswとしてスムーズに転職するためには、基礎となる資格を取得する、転職の選択肢を理解する、ネットワークを活用する、キャリアプランを立てる、面接対策をする5つのポイントを大切にすると良いでしょう。希望する転職を実現するためにも、日頃から実践を積み重ねること大切になります。

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