30代で介護の仕事へ転職・就職しようとされるあなた!!介護業界おすすめです。

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#930 2019/12/22UP
30代で介護の仕事へ転職・就職しようとされるあなた!!介護業界おすすめです。
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30代で介護の仕事へ転職しようとされている方へ、おすすめのポイントなどを交えてお話ししたいと思います。きっとあなたがこの業界に対して抱いているイメージとは違い、就職に前向きになれますよ。

私は今、現役の介護福祉士です。また2つの事業所の管理者(一般企業でいうところの事業所長)をしています。30代で転職を考えているあなたへおすすめします。就職するなら介護の業界が良いですよ。では、なぜ良いのかをこれから説明していきます。

・現在、人材が枯渇している。

どの業界もそうですが、特に介護の業界は人材が不足しています。今就職すれば好待遇での採用となります。

・昇格が早い

社会福祉法人に限ったはなしですが、どの法人もほとんど厚生労働省の定めた「キャリアパス制度」を導入しています。これは、経験年数や取得資格によって、ほぼ強制的に昇格をしなければならない制度です。ちなみにだいたい5年程度で介護福祉士を受験します。合格するとほとんどの人は副主任となれるはずです。私は13年で部長クラスまでなりました。

・特定処遇改善加算が制定される。

あなたも新聞などで読まれたと思いますが、「10年以上勤務の介護福祉士には約8万円の手当が付く」これは半分本当です。では本当でない部分ですが、例えば、ある法人で100名中、30名がこの要件に当てはまるとします。そうなると30名×8万円=240万円ですよね。この240万円を30名にきちんと支払っても良いし、また厚生労働省の定めた規定に従って分配しても良いのです。10年以上の職員には3万円、それ以下の職員には1万円、パート職員には5千円、新人職員には3千円といった具合です。もちろん、この数字はあくまでもイメージです。各法人によって分配方法は違います。必ず3千円もらえるわけではありませんが。少なくとも頑張れば頑張るだけ給与は増えます。

・ノルマが無い。

管理職にまでなると、必然的に数字の管理はしなければなりませんが、ノルマはありません。あなたは、一般企業に勤めていて、営業ノルマや生産効率などといった数字に追われ、辟易していませんか。介護の業界では安心して働けます。

・基本定時で帰れる。

よくブラック介護現場などの記事を読まれて「残業の嵐だ」と思われている方いませんか。介護の業界はローテーションのシフト制です。基本的に残業はありません。もちろんご利用者の容態が急変した場合は別ですが。

・絶対に無くならない。

これから日本は高齢社会に向けてどんどん進んでいきます。リサーチ会社が「10年後に無くなる仕事」というタイトルで、さまざまな仕事が無くなるとの記事を掲載していますが、介護の仕事はどの記事にも無くならないと書いてあります。それは、この仕事が機械化やオートメーション化ができないからです。そもそも認知症自体が、まだ治癒できない病気であり、その症状は人によって千差万別です。それらを画一的に機械化により介護をしてしまうと、大混乱になります。

・30代が少ない。

現在介護の現場では、30代の職員が少ないです。少なくとも私の職場では1/3程度は40代です。40代の職員は、いわゆる就職氷河期世代です。一般企業に就職したくてもできなかった。または転職を試みたけど中途採用が無かった。仕方なく介護の業界へ就職した人がほとんどです。30代のあなたは求人も比較的あり、売り手市場だったと思います。結果として、後進が度の現場にもいないのです。30代のあなたなら、きっと大歓迎されるはずです。

・東京オリンピックが終わる。

これはあくまでも私の持論なのですが、東京オリンピックが終わると介護の業界は良くなります。なぜなら、歴史を振り返ってみますと、大体のオリンピック開催国は、その後に不景気となります。オリンピックの開催前は、公共事業が増え景気が良くなります。と考えると、オリンピック後には、公共事業が減るため不景気になります。日本はバブル経済崩壊後に、公共事業を乱発し、景気回復を試みましたが上手く行きませんでした。歴史を振り返ると、アメリカのニューディール政策が公共事業をもって景気回復を試みたことがありましたよね。しかしながら、現在では公共事業では景気は回復しないというのが通説です。むしろオリンピック後は、開催決定以前にも増して公共事業は減ると思われます。昨今言われているのは、公共事業の変わりに、増えてくる高齢者介護へ公費を充てるとの考えです。福祉版ニューディール政策とでも言いましょうか。結局、公共事業も、福祉事業も公費を使うことには変わりありません。それならば、増加の一途を辿る高齢者福祉に充てようとの単純な発想です。

・住宅ローンも通りやすい。

大都会で大きな家を買う…これは無理ですが、地方都市で身の丈にあった住宅を購入する際には、介護福祉士はローンが通りやすいです。なぜなら給与が安定しているからです。もちろん勤続年数や役職にもよりますが、20代の独身女性が、マンションを購入するケースもあります。また、旦那さんの給与では通らなかったローンも介護福祉士である奥さんならローンが通ることもしばしばです。

・5kではない。

介護の業界は、いわゆる5K(きつい、汚い、かっこ悪い、給料安い、結婚できない)とも言われていますが、きついのはどの仕事でもきついです。楽して給料がもらえるなら、ほとんどの人がその仕事を目指します。汚いですが、確かに排泄の処理などは最初は抵抗があるかもしれません。しかしながら、それはあっという間に慣れてしまいます。かっこ悪いですが、これは主観の問題ですので論ずるにあらずです。給料安いですが、前述のとおり給料は上がってきています。結婚できない、私は男性ですが、結婚して妻(扶養内パート)と2人の子供を養っています。少なくとも、生活に窮することはありません。

まとめ

いかかでしたでしょうか。介護の業界のイメージが少しは変わりましたでしょうか。これを読まれた30代のあなた、臆することなく介護の業界へ転職・就職してみてください。初任者研修などの資格なら安易に取得できます。少しでも興味を持たれたなら、ウェブサイトを見るのではなく、近くの施設へ見学に行かれることをおすすめします。きっとネット上での評判と、あなたが目にしたものの違いが判るでしょうから。

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