看護師はその激務などから結婚や出産時に退職してしまう方が多い職業です。ママさんになった看護師が復帰するときに気がかりなのは子供のこと。特に急な病気になったときのことです。そんなママさん看護師のための休み方やポイントについてまとめてみました。
看護師は診療所から大学病院、公的病院の沢山の働き方があります。そのハードさから辞めてしまう看護師さんもたくさん居る反面、幼稚園や保育園などの就園・就学を機会に復職する看護師さんも多いかと思います。ですが一番気がかりなのは自分の子どもの病気ですよね。
そんなママさん看護師のために必要なことは休みやすさです。病児保育はすぐ預けれるとは限らないし、時期によっては病児保育も満員で預けることすら困難かもしれません。
そんなママさん看護師さんが復職するためには、やはり休みやすさが大事かと思います。嫌な顔をする人もいるかもしれませんが、自分の権利の休暇を使うことは躊躇してはいけません。そんな大事な休暇方法とポイントをお伝えしていきたいと思います。
1・有休のフル活用
休む方法としては、職場によって違いますが、自治体で行ってる市民病院や県立病院などの総合病院です。このタイプの総合病院では子の看護という有休が採用されています。年度内で5日ももらえるというのですから、子育てに理解がある制度だと思います。また年次休暇としての有休も務めてからの期間の差はあるかと思いますが年に20日間もらえ、この年次休暇は使用せず余ると自動的に次年度へ持ち越しができるのです。仮に20日間のうち10日間余った場合、次年度の20日間と持ち越し10日間を合わせて30日間も年次休暇を持てるとと言うわけです。有休が多いともしもの時に安心できますよね。また身分も公務員となるため、まさに一石二鳥です。
公務員ではありませんが、以外に休暇が充実しているのが国立病院機構です。年次休暇のシステムは公的総合病院と変わりませんが、子の看護については子どもが2人以降は10日間もらえるのです。この10日間は大きいですよね。3人の子どもがいると、長子が身体強くなった頃に中間子まだ病気もらいやすく、末っ子がまだまだ病気になりやすい確率が高い時期です。この10日間は必ず2人で半分と言うわけではないので、仮に長子や中間子が上部な子で末っ子が病気になりやすかったら末っ子に10日間使ってもいいのです。熱が一週間も下がらなくて入院中してしまったときや、インフルエンザなど出校禁止期間がある病気などのときはとても助かります。この制度は子育てに追われるママさん看護師にとってはとてもいい有休スタイルだと思います。総合病院などは忙しいなどあるでしょうが外来もありますし、末っ子が就学前までは夜勤免除も出来る職場もあるので福利厚生面ではグン抜いて良いので復職の際には選ぶのもありだと考えます。
診療所などの個人病院ではやはり、子育てをしてきたスタッフが多いところがいいと思います。相手も子育てをしてきたからこそ分かり合えるところもえるでしょう。また産休・育休の実績があるところが、育児にも理解職場環境にあると感じます。求人ではここをチェックしておいたほうがいいポイントです。
個人病院の場合、普通の有休は就業規則に則っている事が基本ですが、有休を使うときって躊躇してしまいますよね。ママさん看護師が活躍していることがお互いに助け合える環境になり自分が休んでも、相手が休んでも嫌な気持ちにならない職場環境であると考えます。
2・コミュニケーションと環境
また休みやすさとは有休だけでなく、スタッフ間のコミュニケーションも大事なことです。普段から「ありがとうございます」などの気持ちを大事にしたり、相手からのお願いごとを嫌な顔しないで引き受けることなど、何気ないやり取りからスタッフ間の関係を少しでも埋めることがいいかと思います。長期に渡って休んでしまった場合も、勤務した日に休んでしまったことへの謝罪や感謝を伝えると、相手も大丈夫だったかなど会話へのつながりもでき、お互い気持ち良く働ける環境になるはずです。公的病院などは直属の上司しである師長に、個人病院なら院長にもお礼を一言述べるとさらに印象も良くなること間違いないです。
ひと手間として、毎回ではなくても時々お菓子などを用意して持っていくこともいいです。気を使わなくていいのにと言われますが、食べ物、おやつが合って内心悪い気持ちになる人は居ないかと思います。この手間は要らない、コストもかかるしめんどくさいと思う方も沢山いるはずです。正直、めんどくさいと思います。でもこの手間1つで相手の気持ちが波立つことはあるとは思えません。お菓子も別に高コストの良いお菓子ではなく、スーパーとかで売っている袋菓子などでいいんです。何ならドラッグストアや量販店で缶コーヒーや缶ジュースでもいいんです。3000円前後くらいで、休憩のときに相手がほっと一息入れれるように出来る様にすれば悪い印象を持つことはありません。特に子育てを忘れてしまった年上の人の先輩もあからさまな嫌な顔はしないと思います。
3・思いやる気持ち
仮に、自分が代わりに勤務しなければならない立場になったり、相手が頻繁もしくは長期で休んだ場合に何も言われなかったりアクションが1つもないとやはり気持ちがスッキリしないかと思います。相手はどう思うかは相手次第ですが、悪い印象を持たれないように工夫することも1つの方法です。看護師は特にコミュニケーション、協力が必要な仕事です。一人では出来ない仕事ですので、面倒なことでも繋がりは大事にできるように工夫はしておくことも大事です。
4・相手が休んだら自分から声をかけてみる
相手が子ども関係や自分の病気で休んでしまったら、アクションを待つだけでなく、自分から大丈夫だったか、どうだったか声をかけてみる事も出来るとはやってみてもいいと思います。なかなか自分から言えない人もいるでしょうから、こちらから声を掛けてみることで気持ちが和らいだり落ち着いたりして、その後に発信できるようになるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょう?
復職する病院によっては制度は違いますが、有休は就労者にとっての権利です。子供のママの代わりは誰も居ません。大事な権利はフル活用して子育てと仕事をしていきましょう!またスタッフ間で円滑なコミュニケーションを取れるようにしておくと、お互いに休みやすい環境にもなると思いますのでめんどくさいひと手間を加えてみてください。
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