新人看護師さんが就職するときに確認するポイント

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#892 2019/11/15UP
新人看護師さんが就職するときに確認するポイント
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どんな職場が自分に合ってるの?なに科を希望したらいいんだろう?
交代勤務ってどういうもの?
給与や福利厚生の確認ポイントは?などの
新人看護師や学生さんが就職先を選ぶときのポイントをまとめました。

●就職先の選び方ってどういうものがあるの?

学生さんの時に就職先選びに迷うことありますよね。
実習中だったり、余裕がない、漠然としていてわからないなど不安もあると思います。

●まずは自分のことを知ろう!

・自分がどんな性格で、どんな長所・短所があるのかを知ることです。
自分の良いところだけでなく、ネガティブポイントもしっかりと把握していることで、急変事やキャパオーバーになったときにどうしたら良いのかも考えられるのでおすすめです。相手に自分のことを良くわかっているなという印象をもってもらうこともできます。
・周りの友人に自分のいい所、悪いところを聞いてみましょう。
・これまでの学生生活や実習の中で印象に残ったエピソードを書き出してみましょう。嬉しかったこと、楽しかったこと、辛かったことを振り返る。そこから何を学んだのかを振り返ることなど。
・現在、志望している科はどこなのか?その理由は?
自分がどんな看護師を目指そうとしているのか客観的にみてみることです。

●病院の特徴

・大学病院

研究・教育機関の役割を担っていますので、教育体制が整っていることがポイントです。
そのため看護研究が必須になってくる場合もあります。
キャリアアップ体制も整っており、専門看護師や認定看護師へのフォロー体制も整っている所が魅力ですね。高度な治療や技術を学べる場所であり、重症患者さんや難病、特定疾患などの少ない症例を経験できます。

・総合病院・公的病院

地域の急性期医療を担っています。
一般的な疾患、治療、技術の習得が可能です。急性期、慢性期はもちろん、訪問看護まで地域に密着した医療に関わることができます。
安定を求めるなら、公的病院で公務員を目指すこともできます。

・単科の病院

小児科や精神科、循環器科など単科の専門病院もあります。新卒で専門病院に就職してもいいの?と不安に思うことも多くありますよね。しかし、目指したい専門科が決まっているのであれば好きなことをできるので頑張れると思います。
成人を学んでから専門科に行くという選択肢もどちらもできますので、キャリアアップとして自分が学びたいタイミングが来れば転向することができると思います。

大切なのは、自分がどんな性格で何がしたいのか?を明確にすることです。
そのうえでどんな病院にするか決めると良いと思います。

●教育制度について

病院によって違いはありますが、プリセプターシップを取り入れている所が多いのではないでしょうか。マンツーマン指導ができ、相談しやすいなどのメリットがあります。
最近ではチーム全体で指導・支援するという病院も増えてきています。
また、ローテーション制度を取り入れている所もあり病棟以外にも救急や手術室、病棟を数日~数か月間研修を受けてから配属を決めるという病院も多いです。

●2交代と3交代勤務

2交代勤務のメリット
・日勤 8:30~17:30、夜勤 16:30~9:00 が一般的な勤務時間です。
・プライベートな時間を確保できる
・2つのシフトなので生活リズムが整えやすい
2交代勤務のデメリット
・拘束時間が長い
・身体的に辛い
・集中力の維持が大変

2交代勤務では、1回の勤務時間が16時間と長いことで疲労や集中力の維持が大変という場合があります。
休憩時間も確保されてはいますが、忙しすぎてそれどこじゃない!というときも中にはあります。

3交代勤務のメリット
・日勤 8:30~17:30 準夜勤 16:30~1:00 深夜勤 00:30~9:00 が一般的な勤務時間です。
・勤務時間が短い
・集中力が維持できる
3交代勤務のデメリット
・休みが少なく感じる
・勤務時間の間隔が短くなってしまうことがある
・睡眠時間が確保できないこともある

3交代勤務では各シフト間が短いため負担に感じてしまったり、病院への出勤回数が多くなるため、その分睡眠時間が削られてしまうこともあります。
また、短いサイクルで働くためまとまったプライベート時間の確保が難しいということもあります。
どちらが働きやすいかは正直慣れだと思います。
また、結婚や妊娠・出産によって働き方を変える方もいますので、自分の身体的な疲労度とプライベートな時間を確保したいなどの条件を合わせて考えていけると良いと思います。

●給与・福利厚生について

・基本給を把握すること。
大学卒、専門学校卒によって違いがあるとこともあります。
賞与は基本給で計算されるので総支給だけでなく、基本給の確認も必要です。
・休日について
年間休日120日以上や4週8休など記載はさまざまですが年間を通してみたほうが分かりやすいです。
週休2日制であれば、月のうちに2日休みがある週が1度あるという意味。
完全週休2日制は、週に必ず2日休めるという意味ですので注意が必要です。
・有給消化率や産休・育休制度、院内保育・病児保育の有無。住宅手当、寮、社員食堂、資格手当、夜勤手当、財形や年金制度の確認、娯楽施設の利用など募集要項に記載されていますので確認しておくことをおすすめします。
・通勤時間も考えておいた方が良いです。条件が良いからと家から遠い場所を選んでしまうと通勤が苦痛になってしまいます。
寮や引っ越しができる方なら良いですが、自宅通勤の方はこちらもよく考えて決めましょう。

●病院選びのポイントは自己分析!

繰り返しになりますが、これらの条件を踏まえたうえで自己分析をするとより自分の希望に沿った職場に出会えるのではないかと思います。
「なぜ、看護師になろうと思ったのか?」「実習を通しての看護観」「自分の長所と短所は何か?」などを明確にしておくことで得意なことも見えてきますし、面接の際にも自信をもって答えることができます。

まとめ

自分に合った職場選びのポイントは、
自分のことを知る事から始まります。自分の長所を活かして働ける病院や部署を選びましょう。
少しでも自分の興味のある分野を選択できると良いですね。
病院の教育制度を知ること、勤務形態の確認。
給与、福利厚生などの充実度も含めて考えましょう。

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