看護師の転職の時期はいつがベスト?求人を見る場合のオススメのタイミングを知りましょう!

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#855 2019/10/11UP
看護師の転職の時期はいつがベスト?求人を見る場合のオススメのタイミングを知りましょう!
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「転職するならいつか」。職場を変えるタイミングは大きな悩みになります。実は看護師さんの転職に関しては、一般的な社会人の転職とは事情が異なることに注意しましょう。 そこで今回は、看護師さんの転職時期についてくわしくご紹介したいと思います。おすすめの時期のほか、「転職にどのような人が向いているか」「職場はどんな雰囲気がいいのか」など、細かく見ていきましょう。

一般的な会社や役所(行政)など年間で忙しい時期と暇な時期は決まっています。それ時期以外は通常のペースで業務が進んでいくのが通常です。看護師の仕事は年末年始の繁忙期などによっては、職場の雰囲気も変化することがあります。 看護師の転職にオススメの時期は、新年度が始まった4月と下半期となる10月と一般的に言われています。そして各職場で夏季ボーナスが支給される7月ごろがいいとされています。これらの時期に転職したいなら、各職場が採用活動を活発におこなっている時期に転職活動開始を合わせるのがベストです。4月入社が目標なら遅くとも3か月前の1月ごろ、10月入社を考えるなら7月ごろには求人をチェックし始めることが重要となります。 職先を選ぶ際は、あなたが今後看護師としてどう働いていきたいかによって、選ぶ基準が変わります。 選ぶ基準をもつためには、いろいろな業態に関する知識が必要です。 たとえば、大学病院と民間病院との違いについて、きちんと理解されていますか? 大学病院と民間病院を比較したときには、以下のような違いがあります。

大学病院の特徴

・完全分業化されているので、専門化・細分化された高度な知識と技術が必要になる。 ・難しい病気の患者さんの看護をする機会が多い。 ・各種研修や外部での勉強会、学会の準備をする機会が多い。 ・新卒者が圧倒的に多く、10年以上の経験者は教育をする立場にならざるをえない。 ・福利厚生が充実している。 ・たくさんの症例が見られるので、「がん看護のスペシャリストを目指したい」や・「糖尿病指導療法士の資格を取りたい」など、目標がハッキリしている人に向いている。

民間病院の特徴

・業務が細分化されていないので、色々な疾患を持つ患者さんを看護する必要がある。 ・患者さんの精神的なケアや、患者さんが選んだ治療を大事にするスタイル。 ・患者さんとの関わりが多くアットホームな雰囲気。 ・業務があまりマニュアル化されていないので、様々な経験を積むことができ、色々な状況への適応力が身につく。 ・「認定看護師」などの資格取得は大学病院よりラク。 なぜなら、大学病院に比べて志望者が少ないために推薦がもらいやすく、学校に通わせてもらえやすいから。

1.救急指定の病院かどうか

救急指定の病院は夜勤がとても忙しいです。 なぜなら、急患を受け入れたり、夜間でも緊急手術を行ったりするためです。

2.看護配置(病床数・看護師数)の状況

病床数と看護師数を見れば、病院の忙しさや患者さんへの対応の丁寧さを推測できます。

3.診療科目

あなたが希望する診療科目があるかどうかを確認しましょう。

4.教育体制

卒後教育(免許取得後の教育)や継続教育(成長を支援する制度)の仕組みがあるかどうかを確認しましょう。 また「資格取得支援」を行っているかもチェックしましょう。

5.看護理念

患者さんに対する考え方や経営方針などは病院によって違います。 あなたの目指す看護のスタイルと合っているかを確認しましょう。

6.ドクター

専門性の高い技術を持ったドクターがいるかどうかで、特色のある医療を実践しているかが分かります。

7.ワーク・ライフ・バランスを推進しているか

ママになっても働きやすい職場かどうかを確認しましょう。 転職先を選ぶにあたって気になるのは、やっぱり職場の雰囲気が重要になります。 看護師は女性が多い職場。女性は感情的な生き物ですから、ちょっとしたことで人間関係をこじらせてしまうこともあります。一緒に働く人の性格は大切と言えます。 求人情報だけでは、職場の雰囲気までは読み取ることができません。そこで、「病院見学」が重要になります。 病院見学とは、その病院に勤める方に、実際にその病院の中を案内していただくことを指します。 病院の雰囲気は、自分の目で確かめるのが一番大切になります。 「この病院の面接を受けたいな」と思った際には、思い切って、その病院に病院見学を依頼してみることも重要になります。 病院見学をしたい場合は、その病院の看護部などに問い合わせれば可能です。 面接と同じタイミングで見学を実施している場合もあるようですが、面接当日以外の日でも、見学に応じてもらえることが多いです。 現在、就業している看護師は約154万人といわれていますが、高齢化社会が進んでいる今、2025年には200万人の看護師が必要だといわれています。 つまり、10年で約50万人の看護師を増やさなくてはいけない状況です。 毎年、新しい看護師が増えるとはいえ、職場を去る看護師も多いこの業界です。看護師として働く若い層の人口が減っていることから、今後、看護師不足はますます深刻な問題になるといわれています。 そのため、最近では、看護師の離職率を下げようと、労働条件の見直しをはじめた病院も出てきています。 もし、あなたが転職を考えているのであれば、このタイミングで転職を考えるのはメリットが大きいと考えるべきでしょう。 ただし、忙しい看護師の場合、転職先の情報収集にかける時間がなかなか取ることが難しいです。 そこで今回取り上げるのは、忙しい看護師さんにこそ知ってもらいたい「よい転職先を見分けるためのノウハウ」です。 看護師の転職を成功させるポイントを分かりやすく解説していきます。 転職を考える看護師さんは、一般的に以下のような希望をもって転職を希望する傾向にあります。 ________________________________________ ①お給料を上げたい ②スキルアップしたい ③人間関係のいい職場に行きたい ④ワーキングマザーが働きやすい環境に移りたい ⑤労働環境がいい職場に移りたい ________________________________________ もし、あなたが上記のような希望をもっているのであれば、転職を考えてみてもいいかもしれません。 一度しかない自分の人生ですから、自分の納得いく条件で働きたいと思うのが人の常です。 ただし、転職をする際に注意しなければならないのが、「ここなら、長く勤められるかも!」と思える職場を選ぶことです。 なぜなら、転職回数が多いと、転職先から「この人、またすぐに辞めるんじゃないか?だったら、採用しないでおこう」と思われてしまう可能性が高いからです。 このように面接時で思われないよう、あなたが選ぶ転職先は「こここそ私の運命・使命の職場!」と思えるくらい、自分の求める条件を満たした場所がいいと思います。 そのためには、転職先に関する細かな情報収集が最も大事になります。 初めに言っておきたいと思いますが、看護師は多忙な職業です。 そのため、転職先の情報収集をしっかりせずに転職してしまう看護師の方は多いです。 でも、このように転職してしまうと「ああ、やっぱりこの職場も自分に合わなかった」という結果になっていまします。そういう人は納得して転職していない分、一度職場がイヤになると、職場の全てがネガティブに見えてきてしまい、仕事に対するモチベーションは上がりません。 だからこそ、この記事をお読みのあなたには、自分に合った素敵な職場に出会ってほしいと心から考えるのです。 そのためには、転職先の情報収集が大事となります。転職先の情報を集める収集する際に気を付けるべきポイントをまとめました。 ________________________________________ 1.求人情報の正しい見方を知っておく 2.病院の特徴や雇用条件をしっかり確認する 3.病院の雰囲気をしっかり見極める 4.転職の成功率が高い応募書類を作成する 求人情報を見る際に注意するといいポイントをまとめてみました。 ________________________________________

1.給与

「基本給」と「賞与」をしっかりチェックします。そうすれば、実際の年収を計算できます。

2.勤務時間

「シフト勤務」の場合は、シフトの時間帯と「申し送り時間」との関係に注意します。

3.休日

「休日休暇」と「年間休日」をチェックし、「完全週休2日制」なのか「週休2日制」なのかを見極めましょう。

4.アピールポイントの具体性

「福利厚生」や「待遇欄」をチェックし、その言葉の裏にある背景を予測しましょう。 月給と基本給の違いを理解していないと、賞与の金額を勘違いしてしまいます。 求人情報には、基本給が記載されていないケースもあります。 その場合は、面接時などに確認してみましょう。 また、賞与は必ず支給されるものとは限りません。 求人情報に“賞与”という記載がない場合は、そもそも賞与が支給されない、ということになります。 そのため、転職前の職場で賞与があった人は「賞与は当然もらえるもの」と誤解しているケースもあります。 賞与の表記があるかどうかをしっかり確認した上で、年間の支給額である「年収」はいくらなのか?という視点で求人情報をチェックするようにしましょう。 また、一般的には、同じ地域の病院間で給与がすごく違う!ということは起こりえません。 そのため、ほかの病院と比較して給与が高すぎる場合には“なにか理由があるかもしれない”と考えることも大事です。 給与が高い病院は、ハードワークの職場といったこともあります。看護師の離職率が高いというケースもあります。注意が必要です。 シフト勤務の場合にチェックしておきたいのは、「各勤務時間帯が重なっているかどうか」です。 30分くらい重なっている場合には、その時間が「申し送りの時間」にあたります。 もし、勤務時間帯が重なっていない場合は、勤務終了後に申し送りの時間があることもあります。 その際、申し送りの時間は残業がつかない病院もありますので注意が必要です。 このあたりの情報は求人情報だけではわからないので、面接のときにしっかり確認してみることが必要になります。 求人情報(求人票)は病院に応募する人をたくさん集めることを目的に書かれています。 そのため、病院の中には自院のアピールポイントを強調して書いている場合があります。 そこで、求人情報を見る際には、「なぜ、このポイントをアピールしているのか?」という視点をもち、そのポイントを深掘りしてチェックするようにしましょう。 また、求人情報のアピールポイントが少ないからといって、その病院がダメだと判断するのは早いです。 なぜなら、急いで求人を出しているような病院の場合は、アピールポイントをしっかり書かずに求人を出してしまうことがあるからです。 そうなってしまうと、求人情報だけではその病院がいいのかどうか分かりません。 看護師の場合、12月にボーナスをもらって退職、年末年始をゆっくり過ごし、1~2月から転職活動を開始、2~3月で勤務先を決定、4月から新しい職場に入職、という流れがあります。ゆえに、1~3月で求人も一気に増える傾向にありますが、その一方で多くの看護師が4月の入職に向けて動き出すため、競争率も高くなります。 その点、1月入職は、競争率もさほど高くなく、かつ求人が増え始めるタイミングでもあるため、転職時期として狙い目かもしれません。 また1月は、転職よりはカムバック(復職)に向いている時期といえます。4月に新卒のナースが多く就職するため、先輩として業務にあたれるよう仕事の勘を取り戻すには最適のタイミング。求人数も多いので、転職活動にもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 転職はあなたの人生を決める一大行事になります。 後悔しないように、しっかりと情報収集することが必要です。 ちなみに、今、看護の現場で求められている人物像は、以下のような人物像だといわれています。転職活動時に歓迎されやすい傾向があります。 ・責任をもって、丁寧に仕事を進めてくれる人 ・現場で働いているほかの看護師と、仲良く働いてくれる人 ・長く働いてくれる人 看護師さんの転職では、タイミングを考慮することが特に大事です。ただし、業界全体で転職に有利な時期と不利な時期が比較的わかりやすい点は、ある意味メリットにもなり得ますね。看護師専門求人サイトやナース仲間の口コミなどをフル活用し、ベストなタイミングでより良い条件の求人情報を見つけましょう。皆さんが看護師としてご活躍される事を心から願っています。

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