就職・転職を成功させるための心得

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#794 2019/08/14UP
就職・転職を成功させるための心得
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看護師として働く病院を選択することは、その後の看護師としての生活にも大きな影響があり、慎重にしたいところです。私自身転職を4回経験しました。そこで、看護師の就職・転職活動について病院の情報収集方法から履歴書の書き方、採用担当者との面接について経験を踏まえ、ご紹介したいと思います。

●病院の情報収集をしっかりとしましょう

就職・転職する上でまず大切なのは病院の情報を集めることです。 病院の選択から面接時まで情報収集を抜かりなくすることが成功の秘訣となります。 情報を収集する方法としては、まずは病院のホームページがあります。また、転職支援サポートを利用すると必要な情報をまとめて教えてくれます。 情報収集する内容としては、 ①勤務体制:病床数や看護単位、夜勤体制 ②給与面:基本給+各種手当+賞与を含め年収を計算 ③福利厚生:健康保険、年金、各種手当 ④休日:休日日数、年次休暇、その他各種特別休暇 そのほかに診療科目を調べ、自分が希望する診療科目があるかの確認も必須ですし、新人や第2新卒としての就職活動の場合は、教育体制について確認することも大切と言えるでしょう。 以上のことは病院ホームページの看護部ページに記載されていたり、実際在籍している職員の声として記載されていることもあります。 以上のことを踏まえ自分の志望する病院を選択することで安心した看護師生活を送れるでしょう。 また、就職するためには面接に合格する必要があります。そこで、病院や看護部の理念を見て、病院がどのような人材を求めているのか読み取ることで、面接へと生かすことが出来ます。採用ページだけでなく病院の実績なども記載しているため見てみるといいでしょう。

●履歴書の書き方・ポイント

志望の病院が決まったら、次にすることは履歴書を書くことです。 履歴書を準備する上で、手書きで書くか、パソコンで入力するか悩む方もおられるのではないでしょうか?最近ではパソコンにて入力する方も多いです。しかし、看護師の業界では手書きで履歴書を書くことがメジャーであると言えます。 そのため、手書きで丁寧に記載するといいでしょう。一生懸命丁寧に記載した履歴書を提出することで採用担当者の好印象にも繋がります。 そこで注意するのは以下の3つです。 ①履歴書の日付は面接当日に日付で記載しましょう 面接日時よりだいぶ前の場合、他の病院の分を重複して使用していると思われることもあります。 ②丁寧な字で記載しましょう ③証明写真は清潔感のあるスーツ姿で すべて書き終えたら誤字はないかを確認し、折れ曲がらないようファイルに入れ保管しましょう。

●面接時のポイント

面接前は誰しも緊張し、不安になると思います。 しかし、どの病院も聞かれることは大差なく、よく聞かれる質問内容について整理しておけば心配する必要はないでしょう。必ず質問があるようなことは紙に書き出して整理しておくと面接本番時も落ち着いて話が出来るのではないでしょうか。 ①志望動機 志望動機は必ず聞かれる質問です。病院の情報をホームページなどで収集し前向きな志望動機を作成しましょう。 スキルアップや福利厚生、給与面など理由は人それぞれではありますが、数ある病院の中でなぜこの病院を志望したのかという観点で考えておくと好印象になります。病院の特徴やどんな部分に力を入れているのかを把握し整理するといいでしょう。 例えば、「看護理念に共感した為、そのような病院で看護師として働きたい」や、病院の実績としてあげていることに対して、「経験しスキルアップに繋げたい」などを理由にするのもいいです。また昨今、病院も老健施設を抱えたり、地域密着型になっている傾向があります。そのため、そのことも踏まえ志望動機をまとめるといいでしょう。 私がいつも「地域の患者様・ご家族様との関わりを通して看護師としても人間としても成長したいと思います」と伝えています。 ②前の病院を辞めた理由 経験者として転職する場合、前に働いていた病院をなぜ辞めたかというのは面接官にとって気になるところです。それは、また同じ理由で辞めてしまわないか、なにかトラブルを抱えていないかなどを確認するためです。 引っ越しや結婚などの場合はそのまま伝えてもらって構わないです。しかし、低給与や人間関係の問題、業務についていけなかったなどマイナスな理由は避けた方がいいでしょう。ただし、嘘をつくのではなくプラスになるような伝え方をしたり、前回の失敗を踏まえての対策を踏まえて伝えると問題ないかと思います。 ③今後なりたい看護師像 なりたい看護師像に関してもよく聞かれます。今後のキャリアアッププランをしっかり整理し、達成するためにはどうしたらいいのかということを話すといいでしょう。 また、なりたい看護師像から志望動機へ繋げると一貫性も出てより具体的になります。 具体的に理想とする先輩看護師について説明するとイメージが沸くのではないでしょうか。 ④逆質問 面接最後に必ずと言ってもいいほど「何か質問はないですか?」と質問があります。これを逆質問と言います。これは単純に質問がないかの確認ですが、病院への興味や会話力の確認にもなります。その際、「何もないです」と返事するよりも質問をする方が好印象になります。説明があることも考え、少なくとも3点用意するといいでしょう。 例としては、入職までに勉強しておくこと、看護師の人数や平均年齢などがいいでしょう。 福利厚生や給与面も大事ではあり気になるところではありますが、ここでは質問しない方が無難です。極力意欲的な印象をもつような内容にしておきましょう。

 

●最低限のマナーを

人の印象は第一印象で決まると言われています。そのため、面接時の服装や話し方、表情などの印象が合否に影響することもあります。 服装は原則スーツ着用です。スーツが準備できていない場合はフォーマルな服装にしておきましょう。また。髪色は明る過ぎず、髪型はきちんとまとめておきましょう。 そのほかに質問に対してしっかりと答えること。急ぐ必要はないのでゆっくりはっきりと質問に対して自分の考えを伝えるようにするといいでしょう。 面接の時間を作ってもらったことに対しての感謝の一言を伝えると好印象になるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?就職や転職のポイントはわかりましたか? 「情報収集を制する者は就職活動を制する」です。就職活動は会社に内定もらう為という目的もありますが、それと同時に自分の今後の看護師生活にも影響するため、じっくり選ぶ必要があると言えます。悔いのない就職活動になるよう頑張ってください。

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