看護師として託児所付き施設の求人を探すなら確認してほしいいくつかのポイント

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#766 2019/07/17UP
看護師として託児所付き施設の求人を探すなら確認してほしいいくつかのポイント
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最近では保育園の待機児童が多く社会的問題になっています。看護師や介護士として働く皆さんのご家庭でも保育園に入れなかったり、入れたとしてもシフト勤務のため、送迎の時間が間に合わないというご家庭もあると思います。中にはそういった理由で託児所付き施設の求人を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は託児所付きの施設へ転職を考えている方にぜひ確認していただきたいポイントを紹介します。  

ママさん看護師として働く際の託児所の見極め方

託児所とは幼稚園や保育園と異なり所管官庁がありません。

幼稚園は文部科学省の管轄、保育所であれば厚生労働省の管轄となり、国や自治体が定める様々な条件をクリアして認可を受けなければ開設することができません。対して託児所は一時的にお子さんを預けることができる施設です。開設される場所は事業所内だけでなく、ショッピングモールや駅の構内など様々で、認可を受けなくても開設できますが国や自治体の基準はクリアする必要があります。

また、24時間保育やスポット利用、月極利用など託児所によってサービスの特色は多様です。多様であるがゆえ、託児所付きの施設の求人を探す時にはぜひ確認してみてください。

職場・託児所へのアクセス

ここはとても重要なポイントです。

自分だけが出勤する時と異なり子連れでの出勤は想像以上に大変です。荷物も託児所から指定された物を準備して登園しなければいけない場合が多いです。子供だけ連れて行けばOKという託児所なら心配いりませんが、オムツやお昼寝布団、着替えなど、毎回持参するものがあるとカナリの量の荷物になります。そこへ自分の荷物が加わり、通勤手段によっては重たい荷物を持ちながら、お子さんを抱っこして移動しなければいけません。通勤時間帯や季節、天候によってもお子さんへの負担が大きくなります。なるべく親子ともに負担なく通勤できる場所なのか確認しながら求人を探しましょう。それから、複数の施設を運営する施設の場合、まれに職場と託児所が離れた場所にある場合があるのでこちらも注意しましょう。

託児所の利用に職種などの制限がないか?

施設に併設されている託児所ですが、看護師さんのお子さんだけ、正社員のお子さんだけなど、利用できる職種や雇用形態が制限されている場合があります。どの職種や雇用形態であれば利用できるのか事前に確認しておいた方が良いでしょう。

託児所が利用可能なお子さんの年齢

託児所の利用にあたり利用可能なお子さんの年齢が託児所ごとに設定されています。ほとんどの場合、0歳~就学前のお子さんが対象となっていると思いますが、託児所によっては受け入れしていない年齢層がある場合もあります。注意しましょう。

託児所の空き状況と利用可能日時

いくら託児所付きの施設に就職できても、空きがなければお子さんを預けることができません。問い合わせや面接の際には必ず託児所の利用を希望していることを伝え、託児所に空き状況があるかどうかを確認しましょう。また、空きがある場合でも託児所によっては休園日が設定されていることがあります。営業時間も日勤帯だけの保育などシフトに対応していない場合もあるので確認が必要です。

託児所の職員の数・質

託児所では基本的に保育の資格のない人でもお子さんを預かることができます。ただ、一般的には専門的な知識を有する保育士さんが常駐している託児所が多いです。預ける側としても、資格のある方がお世話してくれる方が安心ですよね。

最近のニュースでも保育士の数を水増しし、適正な保育が行われていなかった保育所が話題になりました。まさか自分の身近では…というようなことが絶対に起こらないとは言い切れません。まだ年齢(月齢)の低いお子さんでは、辛いことがあってもそれを言葉にして誰かに伝えることもできません。

大切なお子さんのためにも定員に対してきちんと職員の数が確保されているか、保育の資格を持った職員が常駐しているか、お子さんの成長に合わせた保育が提供されるのかを確認しておきましょう。

保育の内容

前項の内容とかぶる部分もありますが、託児所へ入所するとお子さんは1日の大半をその託児所で過ごすことになります。お子さんの年齢(月齢)が低いほど、日々の成長が目覚しい時期です。ただ預かってくれるだけではなく、それぞれの年齢(月齢)や特性にあった保育内容が計画されているか、教育方針が設定されているか確認しましょう。

それと合わせて保育中の安全面の配慮がなされているかも確認すると良いです。託児所の利用を決める前に託児所内を見学させてくれたり、保育士と面談させてくれるところが多いです。聞きたいことは予めメモして行き、確認もれが原因でのちのち後悔しないように気をつけましょう。

給食があるかどうか?アレルギーなどに対応してもらえるかどうか?

託児所によっては給食があっても、施設などで大人に出される食事からの取り分けだったりします。月齢やアレルギーの有無によって、食べられない食材がある場合、どういった対応をしてもらえるのか確認しましょう。

場合によっては、お弁当を持参する必要がでてきます。そもそも給食自体がない場合には、出勤する度にお弁当の準備が必要になります。朝の忙しい時間帯にお弁当の準備となるとなかなかハードルが高いですよね。栄養バランスや量も考えなければいけませんし、出勤、登園時の荷物も増えます。それに、夏場などはお弁当の保管状態も気になるところです。お弁当のハードルが高いと感じる方は給食のある託児所を選ぶようにしましょう。

託児所の利用料金

職場の託児所を利用するにあたり、一日または一月にかかる利用料金がいくらなのか確認しましょう。基本料とは別に食費やおやつ代、その他諸経費がかかる場合があります。
収入と支出のバランスを考えて選びましょう。

病時保育に対応しているか?

施設に併設されている託児所でも病時保育に対応していないと、お子さんの体調が優れない時には預けることができません。無理して預けても、保育中にお子さんに発熱や嘔吐などの症状があった場合にはお迎えの連絡がきてしまいます。「出勤したばかりなのに、もう連れて帰らないといけない。」なんてこともあります。特に感染症などにかかった場合は、政令で定められた登園停止期間の基準あり、再び登園するにはお医者さんに「もう感染の恐れがないですよ。」と書いてもらった書類が必要になります。お子さんが回復するまではご自身もお仕事をお休みしなくてはならないので注意しましょう。自治体によっては病時保育専門の施設があることもあります。その場合は託児所と病時保育の併用も検討してみると良いですね。

子育てに理解のある職場であるかどうか?

「子育てと両立できる求人!」と書いてあるのに残業や休日出勤が当たり前なんてことになると、いくら託児所があり子連れで出勤できるといっても親子ともに負担になってしまいます。お子さんの急な病気やケガ、行事などはもちろん、日々子育てしながら無理なく働ける職場かどうかしっかり見極めましょう。

まとめ

アセスメント能力を高めるためには情報を得ることがまず大切です。 その情報をもとに原因を考察し起こり得ることを予測することでどのような看護が必要なのか考えます。そのためにはたくさん患者と関わり、日々の中で考える癖をつけることがアセスメント能力を高める方法と言えるでしょう。 また、医師の記録を見ることで疾患や治療経過について理解しやすくなりますし、また、他の看護師のアセスメントの記録を見ることで様々な考え方を得ることが出来るといえるでしょう。ぜひ参考にしてください。

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