40代からでも看護師になれる? 40歳で看護師になった私の実話

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#660 2019/04/18UP
40代からでも看護師になれる? 40歳で看護師になった私の実話
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私は39歳の時に一念発起して看護師になりました。その理由は、これまでずっと事務のOLとして働いてきて、何かやってみたい!という思いが高まってきたからです。ですが、この年齢で本当に看護師になれる?というのが大きな疑問で、自信はありませんでした。ですが、それが実現した今だから言えるいろいろな苦労や良かった話などをお伝えしたいと思います。  

 

40歳からでも看護師はなれる!!

私は、高校卒業後、20年会社の事務員として働いてきました。ですが39歳の時に、このまま人生を終わらせたくない、何か新しいことにチャレンジしてみたいという思いが鷹か待ってきて、それが長年夢見てきた人をお世話する仕事、看護師だ!と気が付き、思い切って看護師を目指すことに決めました。40歳を前にして、本当に出来るのだろうか、この年齢からでも大乗なのだろうかと不安はいっぱいでしたが、もしこれから社会人で看護師を目指そうという方がいれば、是非参考にしていただきたいです。看護師になる方法はいろいろありますが、私のように随分遠回りしても、かならず成功する方法はあるとおもいます。

思い立った時。それがスタートするタイミングです

もし、あなたがこれまでの人生で何かやり残したことがあるのではないか、何か不足感があるということであれば、それはあなたが今何かやり始めるチャンスではないかと思います。

私もそうでした。

高校を卒業して、20年以上事務員として働いてきて、人生真っ暗というほど破滅的な悪い人生ではないものの、本当に自分がやりたいことや、生きがいのようなものを仕事やプライベートで感じることがなく、なんとなく流されるままに生きてきたようなところがありました。そんな時に私の人生を変える出来事がありました。

私の人生を変えた出来事は、交通事故です。

ある日、会社へ向かう車の中で、感じた突然の眠気。おそらく前日の睡眠不足が祟ったのでしょう。一瞬の気持ちの隙でした。ドカンという大きな衝撃。今となっては記憶はなく、気が付いたら病院のベッドのうえ。天井には、父、母、姉の姿あり。その時、初めて自分が大きな事故を起こしたことに気が付きました。

そしてその事故で、頭を損傷した私は、3日間意識不明で、ようやく意識がもどったのはそれから4日目の朝でした。運のいいことに、体は大きな損傷を受けており、しばらくは歩けない日々が続きましたが、おかげさまで数週間後には歩けるようになり、全治1ヶ月の事故というところでした。

精密検査などでも、脳の大きな障害もなく、異常はみられないということ翌月には退院することになりました。この事故が私の人生を変えることになりました。一時は、生死を彷徨うほどの大事故かとも思われ、これで人生が終わってしまうのではないかとも家族は心配したそうです。

そんな話を聞いていて、なんだか、これまでくすぶり続けていた感覚が堰を切ったように流れ出し、何かやろう!と思うようになりました。それがわたしにとっては、看護師への挑戦だったわけです。もしかすると、皆さんにもそんな人生の転機が突然来るのはないでしょうか?

入学までの道のり

看護師になるにはと、いざ知らべ出すと途方もないことだと知りました。そこから2年または3年の看護学校に行き、国家試験を受け、そしてようやく就職です。そのころには40歳を過ぎていると思うと、本当にこれは大変だと思い知りました。ですが、いちど決めたことです。絶対やりたいという強い思いで発信しました。

看護師になるには、看護学校に通わねばならない、そのためにはまずは入学しなければならないというのが第1関門です。

実は、この第1関門が私にとっては、かなり大きなハードルとなりました。大学まで進学して、優等生だった姉に比べて、私は地元の高校の家政科出身で、まったく勉強には縁のない人生を送ってきました。

その私が、看護学校入学のために、人生最大の受験勉強を始めることになったのです。なんと中学、高校の教科書を引きずり出してきて、参考書などまで買い込んで受験勉強を始めることになったのです。学校によって試験科目は違うのですが、多くの学校は、国語や数学、英語などがありました。

社会人入試でも国語や英語、小論文などがあり、結局受験勉強もどきのことをやらなければなりませんでした。これまで受験勉強らしきものを一度もしたことがなかった私には、本当につらいことでした。

看護学校の社会人入試について

これから社会人入試を目指したいという方は、少しずつでも中学の英語などをやっておくとよい対策になると思います。

国語も多くの学校で必須になっていますので、漢字や文章問題になれておくのがおすすめです。ほとんどの学校は、過去問をおくってくれたり、ホームページでダウンロードできたりもできますので、是非過去問を良く分析してみてください。これならできそうだと思われるか、難しいと感じるかは人それぞれですが、大体の傾向がつかめるはずです。

それからもう一つは、小論文対策です。

これはほとんどの学校で必須となっていますので、文章を書く練習を始めるといいと思います。ミニエッセイのような自分の考えをまとめるものが多いので、文章を書くことプラス、いろいろな社会問題などに関心を持つようにしておくとよいです。特に医療や介護、看護のことに関しては、自分の意見をまとめておくと便利です。もしこのことが試験で問われたら、こんな考えで書こうというように、常にそういう目線をもっておくと小論文試験で対応できます。

また、もう一つ大切なのは、面接対策です。

実は私もこれにはかなり苦労しました。一番つらかったといってもいいかもしれません。やはり、これまで長い間面接などという場面に対応したことがないので、上手く答えることすらできないし、いろいろな質問に適切に答えられているのか全く自信がありませんでした。ですが、徐々になれてくるものです。これもコツをつかんで対応してくのがよいです。

このように、社会人から看護師になった私の最初のステップをお話しました。まだ勇気がないと思われている方は是非今がチャンスです!迷ったらまずはやってみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回お話したことは、本当に序盤のことばかりですが、意外とこのステップを乗り越えるのが大変なのです。

スタートしてしまえば、あとはやるしかないのですが、やりだす勇気。これは本当に、一番重要なことなのです。ですが、40代で看護師になった私が言うのですから、本当です。まだまだ遅くはありませんよ!

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