MSW求人を探している方に向けてのポイント

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#622 2019/03/19UP
MSW求人を探している方に向けてのポイント
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MSWの求人を検討している方へ向けて、働きやすい職場探しや、自分自身の職場に対する考え方、MSWの現場でのあり方などについて、具体的にご紹介させていただきます。

 

MSWの仕事内容は?

MSWは、病院内の潤滑油と言われています。

例えば、病院内には医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士など、他にも多くの専門職がいます。患者に対して、これらの専門職がひとつのチームとなり、あらゆる面から入院や退院の際のプランニングを行います。しかし、それぞれの専門職にはプライドや考え方の相違がありますから、ここでMSWが活躍します。他の専門職を歯車として、MSWは歯車と歯車の間に入り込み、よく噛み合うように、よく回るように、そしてその歯車が病院全体を健全に動けるようにするのです。

具体的な仕事内容としては、大きく割合を占めるのが、前方支援と言われる患者の受診、入院支援。また、後方支援と呼ばれる退院支援です。退院支援においては、患者だけでなく、その家族の心理的支援や経済的ななやみについても解決の糸口を捜すことが大きな役目となります。

MSWが働けるのは、あらゆる病院です!

病院といっても、高度救命、二次救急、亜急性期、療養型、回復期、精神病院など、様々な病院でMSWの求人がでています。

同じMSWといえど、それぞれの病院で役割は大きく異なります。例えば、救急病院の場合は、先程の退院支援に大きく時間を割くことになります。療養型病院の場合は、退院する患者は死亡退院する神社がほとんどですので、受け入れの前方支援に重きをおくようになります。また、前方支援の延長に営業活動も入ってきます。

救急病院のMSWは営業活動は殆どしませんから、仕事内容は、病院の種別によって大きく変わることがわかります。漠然とMSWを目指すのではなく、ご自身がどういったMSWになりたいのか、どんな支援したいのか、改めてどんな病院で働きたいか、求人検索の際によく考えてみるといいかもしれません。

院外連携よりも院内の連携!

MSWは、常に何かの間に挟まれている立場ですから、連携というキーワードが常に付きまといます。

そんな中で、院外の病院やクリニック、老人施設、在宅支援事業所との連携もとても大切ですが、実は院内連携もとても大切で、しかも難しい部分が多いのです。

普通、院内は身内なのだから、院内連携のほうが簡単に思えるのですが、それは全くの逆なのです。病院という場所は、一般企業などとは大きく異なり、明らかなヒエラルキーが存在しています。

当然医師、薬剤師、看護師といったように、暗黙の上下関係が存在し、MSWはときに患者の不利益になるようなことがある場合、それらに立ち向かっていかなければいけません。また、闘うだけではなく、チームの結び付きを強める役割ももとめられますから、あらゆる植樹から信頼を得られるように努めることも必要です。それには、MSWとしての知識と経験と人間性が必須です。

MSWは、病院と患者の架け橋!

MSW は、病院側に立ち寄りすぎても行けませんし、患者やその家族側に立ち寄りすぎてもいけません。患者の利益になること、不利益にならないようにすることを徹底しますが、病院側の不利益にならないようにすることも必要です。昨今、様々な患者や家族がいれば、医師やその他職員にも様々な人がいます。

他の専門職が、患者家族とトラブルをおこすこともあるでしょう。そんなときは、決まってMSWがよばれるのです。苦情相談窓口として、患者サポートをさいぜんせんで行う役目もありますので、あらゆる職員、患者家族に対して、日頃からのコミュニケーションが大切になると思います。また、患者家族の権利擁護や個人情報保護などを強く叫べるのは、MSWだけだとおもいます。

MSW 自身のストレスコントロールを!

MSWの離職率は結して低いとは言えません。

お馴染み病院で長く続けられる人は少ないのではないでしょうか。とくに、救命病院のばあいは顕著に言えると思います。多忙を極めるなかで、あらゆる仕事が舞い込んできます。理不尽な依頼や言葉をなげかけられることも少なくありません。

そういった中で、自分自身をふるいたたせ、冷静を保ち、切り替えていかなければ、恐らく務まらないでしょう。自己覚知をより深く行い、自分自身はどういったときに落ち込んで、どこが弱点のかを汁粉とで、それを防ぐことに役立てるのです。また、休日にリフレッシュする術を用意することも大切です。

ワークライフバランスを第一に考えてくれる病院がどこまであるか解りませんが、求人検索の際には、そのあたりも優先的に注目してみてください。

MSWの求人の探し方!

まず、病院の場合、年間休日に注目してみてください。一般企業に比べると、週休7日など休みが少ないところも多いです。勤務時間も病院によって様々ですから、自分が働きやすい環境を、時間をかけて探してください。焦る必要はありません。また、給与面についても、手当てをつけて基本給を下げている病院は多いです。ボーナスも一般企業に比べると結して多くはありません。ある程度、職務に対する熱意とやりがいを感じながらでないと、バランスが保てなくなり、長く勤務することが難しくなると思います。複数箇所を吟味して、経験を積める場所を探してください。また、土曜日出勤のとこがほとんどですし、病院によっては祝日がないところもあります。

年間休日だけでなく、休みの取り方も、ご家庭があるかどうかなど個々人によって環境が変わって来ると思いますので、慎重に見極めて行きましょう。

まとめ

どうでしたか?
MSW は、大変なところもたくさんある仕事ですが、とてもやりがいの仕事です。やりたいことを明確にしたうえで、病院探しを行えば、きっと長く勤務できる職場に出会えます。もちろん、待遇面も大切ですが、離職率が高い職種で長く続けられることは、それだけで重宝されます。

是非、ひとつの参考としてご活用ください。

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