消化器外科ってどんなところ?良いところと大変なところを実際に勤務していた看護師がお伝えします!

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#563 2019/01/19UP
消化器外科ってどんなところ?良いところと大変なところを実際に勤務していた看護師がお伝えします!
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福利厚生が充実していたり、自分のスキルアップのために総合病院への就職を希望される方が多いと思います。私も新卒の時迷わず総合病院の就職を決めました!
しかし、どの科を選んでいいのかわからない、そんな方のために以前私が勤務していた「消化器外科」病棟についてご紹介したいと思います!

どんな人におすすめ?具体的な実際の業務内容は?良いところは?大変なところは?そんなことをご紹介したいと思います。

  

消化器外科病棟ってどんな病棟?

まず、消化器とは食道、胃、腸、肝臓、膵臓、等たくさんの臓器があります。なので、他の呼吸器科や婦人科などと比べるとたくさんの臓器が対象となります!

また、外科とは基本的に手術をする必要のある患者さんが対象となるため、内視鏡検査や、末期癌等の手術の適応とならない方はいません。
つまり、「手術適応となる癌患者様」がメインと考えていただけるといいと思います。

消化器外科病棟がお勧めの方

  1. 消化器と言っても食道、胃、腸、肝臓、膵臓、等たくさんの臓器について勉強する必要があるので、勉強の好きな方、看護師としてスキルアップを目指す方
  2. 癌の患者様が多いため、癌について勉強したい方
  3. 基本的に手術を控えた患者様はとても大きな不安を感じているため、患者様の支えになりたい方
  4. 手術の後は身の回りのお手伝いが必要となる患者様が多いため、体力に自信のある方

具体的な消化器外科の業務内容

  1. 手術の前、手術が順調に進むように、術前処置として浣腸をかけたり、術後トイレに行けない方のために尿道カテーテルを挿入したり、栄養管理目的として点滴をします
  2. 手術の後、ガーゼを交換したり、ドレーン等の挿入物の管理があります
  3. 手術の傷による痛みのコントロールや、栄養が十分に吸収できるようになるまで栄養管理のための点滴をします
  4. 手術の後、トイレに行ったり、お風呂に入ったり、身体を拭いたり、日常生活の介助をします
  5. 手術の後、血液データを頻回に確認する必要があるため採血をします


実際に業務をすると、点滴や採血をする機会がとても多く、これらの技術レベルは確実にアップします!

あと、採血データを確認することが多いので、採血データの基準値や異常値、その理由や対応策を考えることができるようになります!実はこの、採血データを理解することができる、というのは意外と大切なんです。

高齢者のほとんどが、採血をすると何らかのデータで異常値を示します。その理由についてわかっていると他の科に異動・転職しても、とっても役に立つんですよ!

消化器外科病棟の良いところ

まず何より、勉強しなければいけないことが多いので、看護師としてスキルアップできることです。消化器について学習できることはもちろんですが、実は肺や子宮等他の臓器に癌を抱えた患者様は、身体の中で転移することが多く、実際に消化器以外の臓器から消化器へ転移した患者様もたくさんいました。ですので、消化器について勉強していれば他の科に異動・転職しても役に立つことが多いのです!

次に、手術を控えて不安な患者様、術後の痛みが強い患者様、今後の不安を感じる患者様、そんな患者様を支えるご家族にとって、看護師は頼りになる、支えになってくれる、そんなかけがえのない存在に自分がなれることです。

少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、辛いときに毎日側にいてお話を聞いたり、身の回りのお世話をしてくれたり、看護師は家族よりたくさんの時間を患者様と過ごすことも多々あります。まさに「看護師」の仕事ですよね。もちろん手術をするのは医者ですが、看護師は医者より圧倒的に患者様と関わる機会が多いため、看護師に感謝している、という患者様もたくさんいるんですよ。看護師としてこれ程にやりがいのあることはないですよね!

また、外科手術の後は退院してからも通院の必要があるので、外来に来たときに病棟まで会いに来てくれたり、名前を覚えてくれたり、嬉しいことがたくさんありました。なので、退職した今でも、自分が関わった患者様のことはよーく覚えています!辛いことや大変なことがあってもきっと頑張る糧になりますよ!

あと、難しそうに感じる勉強ですが、実は勉強してみると意外とわかりやすいんです!

○○の働きをしている臓器が機能しなくなった → ××の症状が出る → どのように対応すると生活できるか

ということなんです。

具体的には、胃癌によって胃が機能しなくなったor切除した → 胃の大きさが小さくなる → 一回の食事の量を減らして回数を増やし、必要な栄養分を摂取できるようにする、といったことです。

意外と簡単ですよね?

消化器外科病棟の大変なところ

まず、良いところでも挙げましたが、たくさん勉強する必要があるところが大変です。自分の勉強にはなりますが、日々の生活の中で勉強時間を確保するのは大変なことですよね。私もたくさんの資料を読んでたくさんの時間を費やしました。

次に、癌の患者様が多いため、手術後の経過によっては亡くなってしまう患者様もいました。患者様が亡くなってしまうのはとても辛く、泣きながら死後処置を行ったことも何度もあります。人の死に直面するのは誰でも辛いですよね。

また、手術の後は多くの介助が必要となります。お食事から排泄、お風呂などの保清等多くの日常生活に介助が必要になります。介護士や看護助手のいるところもあると思いますが、総合病院では十分な人数が確保されていない場合が多いため、看護師が介助することになります。自分より大きい患者様や、高齢で元々日常生活に介助が必要な患者様もいるので正直体力勝負です!求人を見ていると若い人がよく募集されているのはこれが理由の一つだと思います。

夜勤では長時間の勤務となるため特に体力が必要です。私は20代の頃働いていましたが、毎日へとへとになっていました。

そして、手術の前の患者様は不安が強く、手術後の患者様は痛みが強く、癌を宣告されて将来に不安を感じている方がほとんどです。

なので、いつもは穏やかな方でも精神的にいっぱいいっぱいで八つ当たりされたり、きつい言葉を言われることも多々ありました。患者様の状況を察することが必要ですね。

最後に、私の勤務していた病院は科毎に看護師を募集していましたが、科毎ではなく、病院毎に求人を出しているところもあるため、事前にしっかりと確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?「消化器外科」について少しご想像がつきましたでしょうか?

総合病院への就職をご検討されている方にとって、少しでも病棟選びの参考になっていたら幸いです。

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