新人看護師が最初の配属部署で救急看護師として勤務していくためには~自分の体験談から伝えたいこと~

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#553 2019/01/09UP
新人看護師が最初の配属部署で救急看護師として勤務していくためには~自分の体験談から伝えたいこと~
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新人看護師が救急看護師になりたいという希望を聞くことがよくあります。知識、技術共に未熟な新人看護師が、救急看護師として働いて行くためのポイントを紹介していきます。
 

新人看護師が最初の配属部署で救急看護師として勤務していくためには

私は看護師免許取得後、求人を探していると、ある求人に目がとまりました。
1次~3次救急まで対応している病院に募集があり、問い合わせすると救急看護師の募集もしているとの話しでした。

私の救急看護師に対するイメージは、かっこいいし何でも出来るエキスパートナースという、イメージがありました。救急看護師として働きたいという希望があり、病院の面接を受けると見事採用になりました。

救急看護師になりたい気持ちを、病院側に強く訴えると最初の配属部署は、救急外来の配属になりました。

私の勤務した病院で、救急外来での新人看護師の配属は初めてでした。今まではある程度、他院で経験したことのある人や、院内で経験を積んできた人が来る部署だということを、配属初日に聞かされました。

配属初日は心肺停止の患者や、心筋梗塞といった重症で緊急度の高い患者が緊急搬送されました。教育機関で学ぶことと、現場とのリアリティショックを早くも受けました。初日の感想は正直やっていけるのか、かなり不安になりました。

自己学習と現実のギャップ

自宅で自己学習をやっても救急看護は範囲が広く、どこからどう手をつけていいかわからず、はかどりませんでした。当分の間は指導者とダブルで行動しましたが、毎日様々な患者が来ました。その日のことはその日に振り返り、自宅で学習しますが、やはり範囲が広すぎるということが一番大変でした。

仕事が終わり自宅で2時間程、毎日自己学習しても全く勉強が追いつかない私は、配属1カ月程で気持ちが、かなり折れてしまいました。

この時、私は周囲の人に相談せず、一人で抱え込んでしまっていました。精神的にも動悸がしたり、夜あまり眠れなくなってしまいました。

ある日、心肺停止の患者が再び緊急搬送されました。アドレナリン投与でロスクしその後、人工呼吸器など様々な処置が行われ、高度な医療を目の当たりにし、何もできない自分に無力感がありました。緊迫した状況なので医師から怒号がとんだり、先輩看護師からもかなりきつく怒られました。

その後、完全に私の気持ちが折れてしまいました。今ままで抑えていた感情が溢れたかのように、涙がボロボロ流れました。仕事を転職することを決意した私は、そこでようやく指導者に転職について相談することになりました。

指導者からは今まで救急外来に新人看護師はいなかったけど、新人看護師も必要であることをかなり熱弁されました。新人看護師がいるとベテラン看護師もお互いに成長して、職場が引き締まると言っていました。

今までなかった雰囲気が、今の救急外来にあるそうです。相談すると指導者からは、出来ることは段々増えてきてるから、出来ることだけどんどんやって自信をつけるよう、アドバイスをもらいました。

無力感でいっぱいだった私ですが、指導者からの一言で、自分にも出来ることがあったんだと、再確認でしました。

自分の悪い部分だけではなく、良い部分にも気づいてくれた指導者の言葉に、私は救急外来で仕事を続けていくことを決意しました。

仕事を早く覚えるには・・・

私は少しでも早く仕事を覚えたいという焦りから、自宅へ帰宅後も毎日勉強ばかりし、寝るのは0時過ぎという生活をしていたため、指導者から1回自宅での勉強は、やめるように指示がありました。勉強は職場で患者がいない空き時間にだけすることにしました。指導者に相談したことで、折れていた自分の気持ちが回復してきました。

また焦りで毎日勉強ばかりしていたため、精神、肉体的にも疲れてしまい、気持ちも折れてしまったんだなと感じました。人に相談するということはとても大切なんだと実感しました。

知識に関してはやはり自己学習も大切ですが、より多くの症例を経験することだと思います。

自己学習で勉強したつもりでも、範囲が広いため忘れていることがほとんどでした。

それに比べ症例を経験することは、間近で患者の症状を見ることができ、その分記憶に残りやすいです。百聞は一見にしかずということです。知識に関しては症例をたくさんこなすことで、私の場合配属約半年くらいで、救急看護の必要最低限な知識を習得することが出来ました。救急隊から聞いた情報を基にアセスメントを行い、搬送前の準備も出来るようになっていました。

それに平行し技術も、私の大きな壁になりました。まずは採血が出来なかったです。

経験のない私は、どんな血管がよいのか、血管の深さはどれくらいなのか、全くわかりませんでした。採血に関しては何回か練習すると出来るようになってきました。しかし静脈路確保が出来ないことにかなり苦労しました。病棟であれば一般的に穿刺針は22ゲージでよいと思います。

しかし救急外来では大量輸液が必要のある患者もいるため、穿刺針は20ゲージで静脈路確保をすることが多かったです。それに救急搬送された患者は循環不良がある患者も多く、血管選定にもかなり苦労しました。20ゲージになると針は太いし長いしで、新人の私にとって失敗の連続でした。見かねた先輩方が腕を貸してくれて練習したり、時には自分の腕で何度も練習しました。

練習のかいがあり静脈路確保は、配属3カ月程できるようになりました。その他、小児の点滴介助、骨折の整復の介助、内視鏡の介助など全ての分野の介助の技術も必要になってきます。

出来ることが増えて自信のついた私はいつの間にか、救急看護が楽しくなっていました。心肺停止の患者を見て心が折れてしまいましたが、今では助けたい気持ちでいっぱいです。新人看護師でも知識、技術の学習の仕方で救急看護師になれると思います。

まとめ

新人看護師でも救急看護師を目指すことが出来ます。しかし幅広い分野に対応しなければならないので、正直大変です。一人で抱え込まず気持ちが折れる前に、指導者に相談することが大切だと思います。知識、技術の習得に関しては、症例をたくさん経験していくことが一番の近道だと思います。

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