就職や転職を考えた時、まず面接対策をとらなくてはいけません。就職の際にはリクルートスーツがあるかもしれませんが、困るのは転職時の面接の際。ここでは面接時どんな服装で行くべきということを紹介していきます。
面接時の服装
就職面接の際の服装
看護師という仕事は、毎日病院やクリニックに出勤して、制服に着替えることから仕事が始まります。この制服というのも、一般的なシャツやスカートを着用するような会社とは異なり、病院のユニフォームに着替えるのですね。ユニフォームを着用することでうまく仕事のスイッチを入れることができるという看護師は少なくありません。
このように看護師というのは勤務するところでユニフォームを与えられるため、実は私服には無頓着という人も少なくないのです。通勤は車だし、家から出て誰も出会わないから普段着でいいやとあまりこだわった格好をしない人も。通常の通勤の場合はそれでも問題ありません。
ただし、あまり私服にこだわらないような人は、スーツなどを着る機会もないので1着も持っていないという人もいるのです。
スーツを持っていることは就職や転職に関して必ずしも必須とは言いませんが、それでも着用していたほうが面接官の印象もいいですし、あると便利なものです。看護学校を卒業して就職する時には、みんなが就職活動をするのでリクルートスーツを購入して対策をとることが多いでしょう。
しかし問題となるのは転職をする時の服装です。
転職面接の際の服装
転職をしよう!さて何を着ようかなとクローゼットを開けてみると、そこに並ぶのは普段着ばかり。またやっとの思いでスーツを見つけても色も型も流行遅れで、今着るにはちょっと…という場合もあります。このような場合、少しでも印象をよくするためにスーツを購入するべきなのでしょうか。
そこで私の実体験から転職の面接時の服装についてご紹介していきます。
黒いジャケットっていいの!?
私が転職する時に面接時用として探し当てた自分の服は、黒いジャケットだけでした。上下おそろいのスーツといえば、もう20年以上前の紺色のスーツのみ。そのため当然着用できるはずもありません。
そこで私は転職サイトの担当者に相談をしたのです。そこでの答えを聞いて私はホッとしたことを覚えています。まず、上下そろったスーツは必要ないといわれたからです。上下そろったスーツが必要といわれたら、私は購入をするしかありませんでしたね。転職前であまり経済的にも余裕があるとはいえない時期だったので、安心しました。
また担当者の話では、看護師は意外と上下そろったスーツを持っている人がいないという話でした。そのため、夏であれば白いシャツにタイトスカートを面接時におすすめするということ。また冬であればパンツにジャケットをおすすめするということだったのです。
私が面接を受けたのは、1月の寒い時期です。そのため黒いジャケットに紺色のスラックスをはいていったことを覚えています。面接のときには、テーブルを挟んで座りましたし、話をする時に全くお腹から下は見えない格好だったので、本当に良かったと思います。
私は面接のときに担当者のアドバイスを受けて身なりを整えましたが、実際に転職した後の職場で、転職希望者が面接を受けに来ている姿を見たことがあります。その時の服装は実にさまざま!
さすがにジーンズという人はいませんでしたが、Tシャツにスカートで面接を受けた人もいます。またシャツにパンツというスタイルの人もいました。どの人も緊張した面持ちで面接に来ていましたが、第3者的な視点から見ると、Tシャツで面接に来た人にはちょっと違和感を抱きましたね。
そのような感覚は面接官も同じように感じると思います。
妥当なのは「スーツ」それ以外では「シャツ」
看護師というのは、あまりスーツを着用する仕事ではないし、持っていない人も多いということは医師や人事も知っていること。しかしながら、公式の場、また面接の場に来るときには、襟付きのものを着用するのが一番いいのではないかと思います。そのためスーツ以外ではシャツが一番妥当ではないでしょうか。
私は無事に転職を果たしましたが、そこでのユニフォームは今病院での流行であるスクラブタイプと、ポロシャツタイプがあります。通常勤務だけで着用する時には、スクラブタイプで問題ありません。ただ委員会に出席する時、院外に出る時、研修の時などは襟のついたポロシャツを着用するように義務付けられています。そのように襟がついているというだけで全く印象が変わるのだと思います。
それは面接の時の服装にも共通していえることだと感じます。そのためスーツを持っていない!でも何かきちんとしたものを面接で着なければと思った時にはシャツとスカート、もしくはパンツを組み合わせると間違いないでしょう。
服装以外もしっかりと整える、意外な白髪ケア
あとは髪の毛やメイクでカバーします。面接のときには髪の毛の色やピアスなどのアクセサリーなどに注意を払う人がほとんど。しかしもう一つ気を付けて欲しいことがあります。それは白髪です。
転職を希望する人の中には、40代、50代といった人もいます。その中には白髪が目立つ人がいることも!私が働いている職場に面接に来た人はまさに50代、そして生え際の白髪がすこし目立つ感じの人でした。経験も豊富、人柄もよさそうで師長は受け入れを前向きに検討していましたが、患者の前にでる以上、白髪は染めてくれるかしら?ということを悩んでいましたね。
それを聞いて、白髪というものは年齢と共に出てくるものだけれど、患者に接する以上白髪ケアもした方がいいなと肝に銘じました。
そのため面接対策として洋服やメイクなども気を付けるとともに、白髪にも注意を払ってケアするべきだと感じています。それが面接で好感度を上げるポイントの一つだと思います。
まとめ
いかがでしたか?実体験を通した面接時の服装紹介から、転職時の面接時の身なりについてお分りいただけたかと思います。スーツを持っていないという人の面接時の服装、そしてちょっと気になる白髪まで配慮して対策をとることが転職成功への第一歩になるのです。
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