看護の理想と現実のギャップをみてみよう!

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#513 2018/11/30UP
看護の理想と現実のギャップをみてみよう!
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看護師を目指す皆さんは夢に向かって日々努力していることと思います。理想と現実を踏まえ、実際の現場の様子を知っていただき、その努力の糧にしていただけるよう私の体験談を紹介させていただきます。

急性期のやりがいと大変さ

私が働いているのは超急性期の病棟です。そこでのやりがいや出来事、大変だったことを紹介していきます。

私のやりがい

やりがいといえばやっぱり患者様が元気になって退院していくことです。私の病棟は超急性期のため、回復してから退院することは稀で状態が安定次第次の病棟や病院に移っていくことがほとんどです。

そして、患者様は入れ替わり立ち替わりでほとんどの方が数日で病棟から出て行かれます。意識がはっきりしている人もいれば、そうでない人もです。そんな中で患者様の笑顔というものはとても自分の支えになります。

入院時には意識がなく話すこともままならなかった方にありがとうと言われるのはこれ以上ない喜びです。

急性期でいつ急変が起こるかわからない毎日の中でそんな患者様がいてくださることが心の支えとなります。日々忙しさに忙殺され、自分が笑顔を忘れかけている時でも、そんな患者様を見ると自然と笑顔になれるのです。

一日いちにちの中で状態が急激に変化することは当たり前のような環境で、その変化が良い方向に向かっているとわかるだけでも、心が穏やかになります。やはり、患者様の存在というものは偉大であると日々感じている今日この頃です。

患者様と家族

患者様が入れ替わり立ち替わり変わっていくとはいえ、状態が安定しない方は長い間病棟に入院していることもあります。そんな中、患者様もご家族も不安に苛まれている様子がよくわかります。

普段は笑顔で過ごされていても、訪室する時にふと不安な言葉や表情をすることはよくあることです。そんな中で患者様の言葉を引き出すことも、看護師としての役割であります。患者様が数日で退院していく現場にいるとついそのようなことを忘れてしまいがちですが、患者様の心の声を引き出すことはどんなに短い間の関わりでも大切なことです。

また、患者様本人だけでなくご家族に対しても同様です。

不安を抱えているのは患者様だけでなく、ご家族も同じ。救急外来から来て即入院で処置がどんどん進んでしまうと、ご家族の方は説明を受けてもわからないままの状態でいることもよくあります。患者様をこれからも常に支えていくのは看護師ではなくご家族です。そのため、ご家族がおいていかれてしまわないように寄り添っていくこともとても必要となってくるのです。私が関わった患者様のご家族も普段は笑顔で患者様と接していましたが、患者様から離れると涙が止まらなくなってしまうということがありました。

そのようなご家族の方にも今後を見据えた関わりを行っていくことが大切だと思い知らさました。その患者様は今では状態が安定し無事退院していかれました。ご家族の方もホッとした様子で最後は笑顔を見せて下さいました。

毎日が忙殺される日々

看護師を目指す方にこのようなことを言うのはいけないかもしれません。でも、現場を知ってから圧倒されてしまうよりは、その覚悟を持って現場に臨んでいただく方が、実際に看護師として働いていく準備となると思います。

まず1番に言いたいことは、責任が重いということ。自分の行動1つ1つが患者様の命に直結すると言っても過言ではありません。

しかし、私達看護師は人間です。

日々の体調によっては注意散漫になってしまったり、やらなければならないことを忘れてしまったりとミスは必ずおこってしまいます。でも、それが許されないのが現場です。日々のヒヤリハットに心をハラハラさせ、次に起きないようにするにはどうすればいいかを考えていきます。

何よりも大切なのはチームでフォローし合うこと。誰かが忘れていることがあったら周りが気付いてあげる。一緒に間違いがないか確認するというように仲間とのコミュニケーションは欠かすことができません。

 次はよくなる患者様もいればその逆もいるということ。

元気な姿に心が支えられると前述しましたが、その逆で病態が悪化し、最悪の場合亡くなるということは病院では必ず起こることです。そのため、その覚悟を持って臨んでいかなければなりません。人の死に慣れることが良いこととは言いませんが、それで他の仕事ができないようではいけません。患者様は他にもいらっしゃるのですから。少なくとも人の前では平然としていられるよう心を鍛えなければならないのです。

 また、業務的な仕事が多いこともいっておかなければなりません。

実習中に何度も看護師の方の様子を見ていたと思いますが、実際に仕事をするとそれ以上に事務的な仕事が多くあります。看護記録はもちろんのこと病棟内での決まり事、係りの仕事など病院にはよりますが、患者様と関わる以外に、やらなければならないことは多岐に渡ります。

もちろん残業なんて当たり前です。看護師を目指して患者様と関わり少しでも笑顔で元気になってもらえるようにと考えて就職し、実際に仕事を始めて見ると、思いと現実とのギャップに愕然とすることでしょう。学生の頃に看護師さんがよく言っていた学生だからできることの意味がよくわかります。日々の忙しさに忙殺されて患者様との関わりが疎かになってしまっていると感じることも少なくありません。

こんなことを書いてしまいましたが、やはりやりがいはある仕事です。看護師が足りないと叫ばれている中で、色々な病院で募集もしています。中には転職をして新たな看護師人生を歩む方もいることでしょう。看護師の募集は絶えずあり、転職後も様々な現実を見ることもあることと思います。

しかし、日々よくなっていく患者様の様子を近くで見られることはもちろん、自分の技術が日々向上していくと感じられることは他の仕事では味わえない醍醐味です。

まとめ

自分の体験談をお話しさせていただきました。実際に夢に見ている看護師像と現実は少なからず違いが出てくると思います。でもそれ以上にやりがいのある仕事です。ぜひ、頑張ってください。

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