看護師の面接で希望部署の書き方

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#482 2018/10/30UP
看護師の面接で希望部署の書き方
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看護師を目指すみなさんが、就職する病院に提出するESや面接で必ず聞かれる希望部署ですが、何を基準に考えたら良いのか悩みませんか?私の経験から希望部署の考え方をお伝えしたいと思います。

希望部署の選び方

看護師を目指す人の中にはこんな病院で働きたい、こんな部署で働きたい、というようなイメージを最初から持っている人もいると思います。
そのような方は、自分のイメージしている働き方に近い病院や部署を希望して、是非自分の目指す看護師像に向かって就職活動を進めてください。
しかし、実習で実際に看護の現場を見てみたら自分の思ってた現実とは違った、自分がやりたい看護って一体どこに行けばできるのだろうか、と悩んでいる看護学生や、実際に看護師として働いてみたけれどここでは自分のやりたい看護はできない、ちょっと違うな、と感じて転職を考えている方も多いのではないでしょうか。就職または転職の際に必ず聞かれる希望部署について、以下を参考にしていただければと思います。

看護師の就職の流れ

  1. 病院を決める
     
  2. 応募する(ここで部署希望を提出)
     
  3. 採用試験/面接
     
  4. 仮内定


看護師採用は春から夏にかけての募集が多いですが、人手不足の病院など通年募集しているところもあるので病院HPを確認しましょう。

病院の選び方に関しては、福利厚生や勤務体制、立地、規模、などから選ぶかもしくは、自分のやりたい専門性の高い病院を選ぶと良いと思います。(しかし、専門性の高い病院はその専門分野の倍率が高くなるため必ずしも希望部署に配属されるとは限らないので、新人は何人くらい配属されるのか、希望がどのくらいの割合で通るのか、どのような人が希望が通りやすいのか等をきちんと調べるようにしましょう。)いずれにせよ、病院見学やインターンシップを申し込み一度雰囲気や働いている人の様子を見て考えると良いと思います。

病院が決まったら次は部署希望です。大体の病院は、エントリーシートに部署の希望を記入する欄があります。そのエントリーシートを元に面接を行うため、ある程度考えて書く必要があります。

病院の病棟は大きく分けて①内科、②外科、③その他、となっています。

しかし、病院によってはいくつかの診療科の混合病棟を編成している場合もありますので、自分の就職を希望する病院の病棟編成についてよく調べてから希望部署を考えましょう。

①内科

消化器内科、呼吸器内科、神経内科、循環器内科、などなど内科と一口に言っても様々な診療科があり、それぞれ違った特徴があります。

世間一般的に、外科は手術をしなければいけない重症患者が入院している、内科は薬の内服や点滴で治療を行うことができる軽症患者が入院している、というイメージがあるかもしれません。筆者も大学に入学する前はそのイメージを持っていました。しかし、実際には外科で手術適応となるのは、全身麻酔は侵襲の高い手術に耐えられる身体機能が残存している患者、すなわち手術に耐えられるくらい身体が元気である必要があります。逆に内科には、末期ガン患者や高齢者など、手術をしても助からない、もしくは手術をすることで逆に死期を早めてしまう可能性のある重症患者や緩和ケアに近い治療を行っている患者が入院しています。もちろん、外科にも重症患者は入院していますし、内科にも軽症?重症まで様々な状態の患者が入院しているためこの限りではありませんが、外科病棟よりも内科病棟の方が患者を看取る割合が高くなる可能性があります。

また、内科では治療効果や経過を長期にわたってみていくことが多いため、入院期間が長くなる傾向があります。入院している闘病患者にゆっくり寄り添いたい、患者や家族が死を受け入れるための準備を見守りたい、という人は内科が向いているかもしれません。

②外科

外科病棟は手術療法を行う患者が主に入院しています。手術前は、患者の心身の状態を手術に向けて整え、手術後には合併症などのトラブルなく順調に回復するように看護介入を行なっていきます。特に手術後の患者は1日1日で良くも悪くも状態が大きく変動します。患者が良くなって、元気に退院していくのが見られるのが外科病棟の良いところです。展開が早く、看護介入によって患者の状態も変化するので、スピーディな看護実践をしたい人に向いていると思います。

③その他

外科にも内科にも属さない特徴的な部署として、手術室、救急外来、一般外来、ICU、精神科、小児科、産科などがあります。
それぞれ特徴を少しずつ紹介するので、興味が湧いた人は詳しく調べてみてください。

手術室

いわゆる"オペ看"と言って、手術のときに、機械出しをしたり外回りをします。術前訪問で病棟の患者とお話しすることもありますが、基本的に麻酔がかかっている患者を相手にすることが多いです。緊急手術があったときのために夜勤もありますが、ある程度の年数を重ねて色々な手術に対応できるようになってから始まるのと、人数も少ないため夜勤の回数も少ないです。定時で上がれることも多いのでママさんナースも結構働いています。病棟とは毛色が違うので、病棟→手術室または手術室→病棟の配転は覚えることが多くて大変かもしれません。

救急外来

平日の夜間や土日祝日など、クリニックや病院の外来が閉まっている時間帯に救急の患者を受け入れる部署となります。看護師がトリアージして、どの医師に診て貰うか決めている病院などもあるようで、看護師の情報収集能力とアセスメント能力が求められます。その分やりがいもありますが、1年目ナースは配属されない場合もあるので調べるか、もしくは面接で聞いてみましょう。

一般外来

救急外来に比べると予約の患者も多いので落ち着いていますが、ここでもトリアージ能力は同じように求められるでしょう。一般外来は夜勤がないので病棟で経験を積み、結婚や妊娠のタイミングで配転希望を出す看護師も多いです。しかし、外来患者が帰るまで仕事は終わらないため残業が多い場合もあります。外来から入院となることもあるので、病棟看護師との連絡調整なども必須です。

ICU

集中治療室という部署で、生命の危機にある患者が入院しています。急変するリスクも高いため、常に患者をモニタリングしてあらゆる状況に対応しなければなりません。また、1:1もしくは2:1看護が基本なので、1人の看護師が受け持つ患者は1?2人となります。ICUに入院している患者や家族のメンタルケアや、患者に関わるあらゆる職種との連絡調整の役割も担います。

精神科

精神科の病棟のある病院はそこまで多くありません。精神科は特殊な診療科で、専門病院が多くあります。そのため、本気で精神科ナースを極めたい場合は大学病院の精神科よりも精神科の専門病院に就職することを考えても良いかもしれません。精神科の専門病院では、身体疾患をあまり看ることができないため、大学病院などの総合病院で何年か働いてから精神科の専門病院に転職する看護師もいます。精神看護学実習で勉強したように、何十年も精神疾患で入院している患者や、隔離室に入院している患者など、一般的な病院とは少し違いますが、一人一人の患者の心と向き合い、そして自分自身と向き合うことができるのが精神科だと思います。

小児科

小児科と小児外科が分かれている病院や、最近では小児科医がいないため小児科病棟を潰して一般病棟に18歳未満の患児が入院している病院もありますが、小児科病棟は基本的に18歳未満の患児が入院する病棟です。循環器小児科など、先天性心疾患を持って生まれてきた子どもが成人した後も小児科の病棟に入院している場合もあります。小児科では、残念ながら病気が治らずに子どもを看取らなければならなかったり、子どもが飲みたくない薬を飲ませたり、痛がって泣きわめく子どもを押さえつけて治療を行ったりしなければなりません。子どもが大好きな人ほどそれが苦しくなってしまう場合も多いです。また、子どもの頃に自分が入院した経験がある人は、入院している子どもと自分を重ね合わせてしまい辛くなってしまうこともあるようです。自分と患児を切り離して考えられること、冷静に対応できることが求められるでしょう。入院しているのは子どもですが、手続きをしたり同意書にサインをするのはその子どもの保護者になりますので、親の対応もしなければなりません。

産科

産科は病院で唯一新しい命が誕生する部署になります。妊娠、出産は病気ではありませんが、母体や胎児の命が失われることも0ではありませんし、大学病院などの産科にはハイリスク妊婦も多く入院してきます。主にお産に関わるのは助産師ですが、産科病棟には看護師も採用している病院もあります。助産師になる前に一度働きたいという人にはとても勉強になる部署だと思います。
 

まとめ

病院の様々な部署について概要を述べてきましたが、筆者が思うことはどの部署で働いていたとしても看護の本質は何も変わらないということです。それこそ、病院外である高齢者施設や保健センター、訪問看護であったとしても看護職が行う看護の本質は同じではないでしょうか。自分がどんな看護師になりたいのか、どんな看護を実践したいのか、自分とよく向き合ってみてください。そして、自分がなぜ看護師になりたいと思ったのか、この機会に原点に振り返ってみて、初心を思い出してみてはいかがでしょうか。そうすれば自ずと、自分がどこへ向かえば良いのかが見えてくるはずです。

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