看護師さんに限らず、就職する際に必ず必要となってくるのは面接。
特に転職の際の面接などでは以前の経歴などを聞かれるのではないかと心配になるもの。
今日はそんな面接についてのポイントと対策をご説明いたします!
面接で聞かれる内容は何をもとに判断してるの?
主に面接官は何を知りたくて面接をしているのか。それはズバリ面接をしているあなたのことを知るためです。
「えっ?当たり前じゃないですか」そう思いますよね。はい。だけどその通りなんです。
結局のところ、1番はあなたが直接話をするとどんな人なのかを見たいのです。
適性を確認する面もありますが、面接という形で、きちんと本人と面と向き合って話がしたいんです。
あなたのことに興味を持って話をしてくれるとまずは面接というものを考えてください。
面接官も結局は人間ですので、大きく分けて2つ聞きたいんです。
- 仕事が一緒にできそうな人なの?
- 本当はどんな人なの?
以上2つなんです。
「仕事が一緒にできそうな人なのか」この質問の意図は、例えば人間性や社風などに会う人間なのかということ。
具体的な質問でいうと、
- 志望理由・社訓や社風について
- 面接先の主要人物の名前など。
つまりは自分達のことをどれだけ理解をしてくれているのかを質問します。
そして、「本当はどんな人なのか?」ということですが、「いや、15分とか30分で見分けられる訳ないじゃん」
はい。その通りです。人事担当とは言ってもスペシャリストということではありません。
ですから、そこで採用担当が見ているのはあなたが事前に面接官に渡している情報です。
これが嘘なのかどうなのかというところからまずは聞いていきます。
例えば転職面接なら過去の経歴をもとに「なぜ辞めたの?」と聞いてきます。
この質問の意図としては、「また辞めるんじゃないのか」という意図と「嘘を言っているようなのか本心なのかを見ている」というものがあります。
つまりは履歴書や、エントリーシートなどを見て、そこに書いてあることから話を広げます。
だってそこに書いてあることと違うことを言ったりするとおかしいですよね?
こんな意図があるんです。だから面接対策は2つでいいです。
- 面接先への志望理由と面接先の情報の把握
- エントリーシートへの記入は本音で書き、経歴への質問への対策で、もっともらしい理由を用意して堂々と答える練習
以上で問題ないです。
面接官はどこを見ているの?
これを理解していれば面接への対策は完璧です。上記内容にも少し被ってしまうのですが、あなたがどんな人なのか。信頼ができるのかを見ています。
仕事の技術への問題なんて面接では二の次なんだということを覚えておいてください。では具体的にどんなところを見ているのかをお話します。
挙動
これは予想できたかもしれませんが、挙動を見ています。ここでポイントなのが、目です。
私が以前お会いした、多くの大学の新卒担当がよく言われていたチェックポイントが目でした。多くの人が嘘をつくと目が泳ぐんです。多くの場合は、予期せぬ質問だったということが原因です。逆に、しっかりと本音のことを訴えかける人は相手の目をよく見ます。
ここで目が泳ぐとマイナスポイントなんですね。
だから、よく世間で言われている、相手の目を見て話をしましょうというお話は非常に的を得ています。
ここまで行っておいてこんなことを言うのもおかしいかもしれませんが、ただ、面接は本音を言わなくても良いんです。本音のように発言してしまえば良いんですね。これは難しく考えなくて良いです。やり方は簡単です。
「目を見て話をする」
以上です。途中言葉に詰まっても構いません。目が泳ぎさえしなければ本音とみなされます。だから事前の対策としては面接が決まった日から人と目を見て会話をすること。これだけで大丈夫です。
もし、擬似面接などをするときはできるだけ面接官を毎回変えると良いですね。
人間性
例えば、あなたが友達と遊びに行くときに話が合わない人と一緒には遊びたくはないですよね。
仕事となったら基本的にあまり話が合わない人とも仕事したくはないですよね?
はい。面接で見ている点はそういうところです。
「この人は相手とお話がしっかりできる人なのかな」「常識がある人なのかな」というところを見ています。
例えばあなたが「犬は好きですか?」と質問をして「りんごは嫌いです」と言われたらどう思いますか?
お話をするときに姿勢が悪いので第1印象があまりよくなくて、敬語が使えないとどう思いますか?
そういう点を見てます。だから基本に忠実に準備すれば良いのです。
具体的に言うと、第1印象をよくするために、腰を伸ばして姿勢をよく見せる。敬語の使い方を覚える。
こういうところを気をつけておけば良いです。
そうすると、自ずと、人間性が良いという印象付けが相手に対して可能になります。
ここまでお話して感じていらっしゃるかもしれませんがざっくりで表現をすると、
面接というものはあなたと面接官のフィーリングを確かめるようなものです。面接官は面接先の代表として出てきているので面接官とフィーリングが合えば、
面接先ともフィーリングが合うということになります。
なので、気の合う友達探しとなんら変わりはありません。
いくら良い人だとしても話が合わないと話をしてもつまらないですよね?
それと面接は一緒です。いくら能力を持っていても、会社に合わない方だと残念ながら不採用というお話になってしまいます。
なので面接なんて気が合うか合わないかを試しに行く場だ。合わなければしょうがないくらいの気持ちがちょうど良いのです。
まとめ
最後までお読みいただくとお分かりいただけたかと思いますが、面接はそんなに難しく考える必要はありません。もし、面接で落ちてしまったとしたらそれはもう、入社しても結局は自分とは合わなかったと切り替えることも大事ですよ!
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