看護師としてフルタイムで働きながら、結婚・出産を経験しました。その間に産休・育休もとり休暇後はフルタイムで復帰しました。
他の仕事とは違って、シフト制なのでどうしても家族の協力が必要になります。そこで、家庭と仕事の両立を体験してみて私が大変だったことや
工夫した点をお伝えします。
復帰後の家庭との両立について
仕事復帰後の心境
初めての出産終え、1年の育児休暇をいただきました。今の職場は、初めて就職した職場でありスタッフのほとんどが顔見知りなので仕事という面では安心して復帰することができました。ただ、問題なのが、家庭の方です。会社員の夫と3人暮らしで、月?金の勤務なのでどうしても平日の夜勤が難しい状況になりました。
私が勤めている病院は、夫が夜勤のある仕事についている場合のみ夜勤が免除されるという決まりがありどうしても夜勤をしないといけない状況でしす。
幸いにも、配属部署の師長さんが家庭の事情について理解のある方なので週末のみ夜勤を入れるように調整してくれました。しかし、金曜日の夜?土曜日の朝というような夜勤体制が多かったのでどうしようか当初はとても悩んでいました。病院を転職するという手もありましたが、私は今の職場がとても好きで希望する部署に産前も復帰後も配属させていただいていたので、継続した配属を望んでいました。
復帰してみて
このことについては、夫の意見を聞かないといけなかったので相談しました。また、義理の両親が私の仕事に理解がある方で復帰前から協力してくれるといってくれていました。
夜勤が必須になってくることも伝えましたが、快く承諾してくれたので精神的にもとても安心したのを覚えています。
家族の全面的な協力がある状況で、仕事復帰をしたので以前と変わりなく仕事に励むことができました。育休中は、子供と2人でいることが殆どで社会との接点があまりなかったので仕事で誰かに求められてる状況がとても嬉しくも感じ、より一層仕事に励むことができたのを覚えています。最初は日勤のみから始まりよく月から、夜勤が入るシフトに移行しました。実際にやってみると、金曜の夕に子供を迎え義理実家に連れて行き(夫が行ける時は夫が行っていました。)その後に出勤すると行ったスタイルを取っていました。
しかし、毎週のように夜勤が入り場合によっては平日の夜勤も余儀なくされたのでその時は、家族に対しとても申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。
性格の問題なのですが、お願いされたら断れないので平日の夜勤も増える月もありました。そんな状況でしたが、私の体調を一番に気遣ってくれた家族には感謝しかありません。
私が心がけたこと
夫も働き盛りなので、どうしても帰りが遅くなることが多々あります。その時に頼りになるのは義理両親しかいません。(私の両親は他県に住んでいるため)そこで私が心がけていたことは、日頃から義理両親を含めた家族との交流を多く取るようにしていました。お世話になる時のみ訪問したりされても相手もいい気持ちになるはずがありません。夫がいない時にも、子供を連れて遊びに行ったり買い物に誘ったりとするように今も心がけています。そうすることで、信頼関係も深まりお互いお願いしたりされたりしやすくなるのかと思います。また、夫に対しても日頃から感謝の気持ちを述べるようにしています。そうすることで、家族の関係もとても良好で仲良く過ごすことができ仕事が好きな私にとって
働きやすい環境を整えることにつながっていると感じています。
これはおすすめしないということ
家族に迷惑をかけながら働いているという意識が強かったので、夜勤明けで寝ずに子供と遊んだり無理をすることが多々ありました。そのせいで体調を崩したこともあります。自分の体が資本なので、無理をして倒れてしまっては元も子もないなと今になって思います。もう少し、甘えることや断る勇気も大切だと今になって思います。
まとめ
現在は第二子妊娠中で、産休をいただいているのですが一子出産後、思いっきり仕事をさせて頂けたおかげで思い残すことなくお休みをいただくことができています。今回の出産・育休が終わり再度復帰した際は、もっと家庭優先ができる部署で働くこともありかなと思えています。また、それが難しいのならクリニック等に転職し今しかない家族との時間を大切にすることも手だと考えています。そう思えているのは、あの時全面的に今日協力してくれた家族のお陰だと思っています。中には、両親が近くにいなく自分たちだけでやっていかなくてはいけない方もいるかと思います。その場合でも、自分の体が資本だということを忘れないで頂きたいと経験上思います。
こんな記事/動画も見られています
こちらの本が読まれています
あなたに最適な施設
※記事に関連した施設です。アビーサあらき野
伊勢原協同病院
横浜市立みなと赤十字病院
バックナンバー
- #2515看護師でも夜勤なしで働ける!日勤帯でできるお仕事を紹介
2024/03/29UP - #2514実体験を生かした私のアセスメントの方法
2024/03/28UP - #2513看護助手の社会人が看護師になるには?働きながら資格を取れる?
2024/03/27UP - #25121年未満の看護師の転職を成功させるためのポイントとは
2024/03/26UP - #2511看護師としての成長とはなにかを体験から考える
2024/03/25UP - #2510精神科で働く看護師の仕事内容・役割とは?やりがいやメリットも詳しく解説
2024/03/24UP - #2509不穏のみられる高齢患者のアセスメント
2024/03/23UP - #2508企業に就職した看護師が働きながら臨床看護師になるには?失敗しないコツを解説
2024/03/22UP - #2507看護アセスメントの意義と意味と必要性
2024/03/21UP - #2506クリニックの看護師から大学病院の看護師になるには?
2024/03/20UP - #2505看護師の情報管理の大切さをアセスメントする
2024/03/19UP - #2504高齢者へのアセスメントのポイント
2024/03/18UP - #2503大学の研究員として働きながら臨床看護師になるには?
2024/03/17UP - #2502看護アセスメントはフォーマット化が重要!効率を上げるコツは?
2024/03/16UP - #2501社会人から看護師になろうとすることに関して
2024/03/15UP - #2500看護における行動のアセスメントと刺激のアセスメントとは?
2024/03/14UP - #2499働きながら看護師になるといってもパターンが色々とある
2024/03/13UP - #2498看護アセスメントのポイント!医療と介護では違う?
2024/03/12UP - #2497看護アセスメントのポイント!医療と介護では違う?
2024/03/12UP
【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ