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#374 2018/07/14UP
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こんにちは。私は20年ほど高齢者介護の仕事をしています。転職も数回経験しました。ここでは私の経験も踏まえてこれから転職をしようと考えている皆さんに転職のポイントをご紹介していきます。しばしの間お付き合いください。

高齢者介護の仕事への転職を考えるポイント

介護の転職ルートは様々です。まず最も多いパターンのものを見ていきましょう。「今就職している職場は嫌だ!他でいいところないかな?」これですね。このパターンの転職で成功したい場合は、自分の希望や要望を自分自身でよく整理して考えてみることです。なぜ今の会社が嫌になったのか?自分の希望は?給与体系に不満がある場合は求人広告の給与説明欄を注意深くみたり、地域の情報サイト掲示板等で情報を収集するのもアリです。 ですが「管理職でウチに来てくれない?」っていうヘッドハンティング(引き抜き)でもない限り介護職としての転職で大幅な給与アップは見込めません。どこもだいたい同じような給与水準です。新しい就職先の給与も良くて転職前の額とどっこいどっこいといったところでしょう。しかし現在のの職場がボーナスなしというような事業所なら、ボーナスありの事業所に転職すればその分の収入アップは期待できますね。とにかく、今の業界で転職による給与アップを望むのはあまり現実的ではありません。給与アップを狙うならばまず今いる事業所で管理職を目指したり、福祉系の資格取得に向けてスキルアップしたほうが手堅いでしょう。ヘッドハンティングではなくとも管理職を募集している求人広告をみかける事もありますしね。どちらにせよスキルを磨くことが大事です。 管理職になるスキルですが、利用者は勿論のこと職員の事もよく観察する癖を身につける事です。勿論観察した内容を得意げに他の職員にベラベラと喋っちゃだめですよ。密かに観察をして自分の中にデータを蓄積していくわけです。介護現場で何の問題が一番多いかって、人間関係の問題が一番多いんですよ。そこを上手にまとめる事のできる人が管理職候補として白羽の矢がたつわけです。で、上手にまとめるためには職員の観察が必要なわけです。結局のところ現場がまとまって業務が円滑に進んでいく部署を作ればオッケーなんです。職員の個性を把握したら後は自分が折れるところは折れ、出るところは出てって感じで立ち回っていけば上手くいきます。なんか転職とは関係ない話題かもしれませんが、収入アップ目的で介護職から介護職へ転職したところでアップする金額なんてホントたかが知れています。それよりは今の事業所でスキルを磨くほうが給与アップという目標は早く達成しますよ。管理的な立場としての評価が得られたら初めて転職を考えるのがいいと思います。 スキルアップする努力をして、そこそこ力もついてきたという前提での話ですが、まったく最初から立ち上げるという事業所も多くあります。管理職候補としての転職ではなくても、力がついていたらそこの事業所でわりと早い段階で管理職になれるチャンスが巡ってくるかもしれませんよ。新規立ち上げの事業所は組織もまだ未熟で、そこの管理職がダウンしてしまう場合もあるからです。

まとめ

給与アップが目的で転職を考えるなら、まず今就職している事業所でのスキルアップを目指しましょう!介護技術もさることながら管理職としての技術(スキル)を磨いていく。上を目指そうというモチベーションで頑張りましょう。介護技術だけ磨いても転職では大幅な給与額アップは見込めません。

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