有料老人ホームで働くやりがいとは人生の大先輩と接することができること

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#349 2018/06/19UP
有料老人ホームで働くやりがいとは人生の大先輩と接することができること
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介護士として就職先を探す皆さんが、どのような職場環境を選んだら良いと思われますか? 今回は有料老人ホームを選ぶことの大切さをお伝えします。

有料老人ホームの入居者の特徴

介護士の方が就職先や転職先として、有料老人ホームを選択するケースもあると思います。有料老人ホームの入居者の特徴は、一般家庭よりも裕福な人が多い点を挙げることができます。そして、社会人として現役だったころは、ビジネスマンや専門的な分野におけるエキスパートとしてバリバリ仕事をしてきた人が多い点も挙げることができます。

有料老人ホームにおける入居者の性別は、男性と女性ではほぼ同じ比率の施設が多いです。しかし、一般社会と異なる点は、入居一時金の高い有料老人ホームになればなるほど、女性の入居者も、社会人として現役だったころは、バリバリ働いていた人が多い点です。専業主婦であった女性入居者は、意外なほど少ないです。

入居者と接して学べること

介護士の方が有料老人ホームに就職して、数名の入居者の担当ヘルパーとなることによって得られることは、入居者の方が社会人として現役だった頃に経験したビジネスの話や、仕事の話をうかがえる点にあります。
具体的には、90代の女性の入居者からは、現役時代には太平洋戦争中に看護師を務めており、海外の戦地に出向いて傷病者の手当てに従事したという話をうかがうことができる稀なケースもあります。戦地で看護師業務を行っていたわけですから、当然、実際に見た戦場の様子も教えてもらうことができるのです。報道や本で知るのではなく、実際に自分の眼で戦場を見たことのある人物の体験談を聞くことができることは滅多にありません。

また、70代や80代の男性入居者からは、現役時代は商社マンとして世界中を飛び回り、資源の権益獲得に従事したというような話もうかがえるときがあります。世界中を飛び回っているわけですから、出向いた国によっては日本のように平和な国だけでなく、きわめて治安が悪化している国もあり、危険な経験をした話もうかがえます。テレビや新聞を見ることでは知ることのできない話を直接うかがうことができるのです。

そして、高齢の入居者から現役時代の話をうかがったあと、彼らが「社会に役立つ人間になることが大切」とか「社会に貢献する人生を歩むことが重要」と言ってくれるのです。生きていくうえで、何を価値観の柱としていくか迷っている若い介護士にとっては、大変参考となる言葉となるのです。

就職先や転職先としては入居一時金が高い金額の有料老人ホームがお勧め

介護士の方が就職先として有料老人ホームを選ぶのであれば、できるだけ入居一時金の金額が高い有料老人ホームを選ぶことをお勧めしたいと思います。理由は、社会人として現役時代に高度な専門職などでバリバリ活躍していた人ほど、多額の収入を得て、高齢となって高額の費用が必要な有料老人ホームに入居してくるためです。
そして、彼らは貴重な体験談や、これからの生きていくうえで大切な人生訓を、若い介護士たちに教えてくれるのです。。

まとめ

介護士の方が就職として介護施設を検討する際は、入居一時金が高額な有料老人ホームを選ぶことをお勧めしたいと思います。このような施設に入居してくるお年寄りは、男性だけでなく女性も、社会人として現役だったころは高度な専門職の分野で、世界中で活躍されていました。そのため介護士として身近に接していると、現役時代の貴重な話をうかがえますし、生きていくうえで大切なことは何かを学ぶことができます。

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