介護の相談員ってどんなお仕事??

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#346 2018/06/16UP
介護の相談員ってどんなお仕事??
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介護系の相談員ですが、ケアマネジャーと同じように居宅系と施設系に分かれています。居宅系はデイサービスやデイケア、ショートステイ等で、施設系は老健や特養、有料施設等です。またデイサービスや特養なら生活相談員、老健なら支援相談員と呼び方が変わっていますが同じ相談員です。

居宅系相談員のデイサービス、デイケア、ショートステイ

業務内容は利用者様にサービス内容の説明、契約、アセスメント(面談)、サービス担当者会議の出席、利用状況の確認・調整・ベッドコントロール(デイサービスであれば、○曜日はいっぱい、○曜日は空きがある等、ショートステイであれば○月○日~○月○日はいっぱい、○月○日は空きある等)、居宅ケアマネジャーとの連携、提供票の管理の他、ご家族に何か伝える事(体調不良や忘れ物等)があれば連絡します。また送迎業務もありますので、送迎時間の調整やご家族が不在であれば、どのように対応するのか(送り出しのヘルパーの有無やキーボックスから鍵を出すのか等)も確認する必要があります。

施設系相談員の特養、老健、有料施設

業務内容は居宅系と重なる事も多いですが、提供票の管理の代わりに請求業務があります。請求担当の事務員さんを雇っている場合もありますが、雇っていない場合はそれも業務に含まれるでしょう。また自宅から入所される場合もありますが、病院や老健、有料施設に入所中の利用者も多々いますので入所中の施設との退所日(自施設の入所日)の調整、老健であれば終身で入れる施設ではない為、退所支援(自宅に戻るのか、別の施設を探すのかの相談、情報提供、提案等)も重要な業務になります。

居宅系相談員でも施設系相談員でも何でも屋的なところがあります。特にご家族との連絡係というところで、「服が少ないので持参して下さい。」「転倒がありました。」等の日々の連絡の他、急変時の救急隊への対応(救急車を呼ぶ、救急隊に本人の状況を伝える、付き添い、ご家族の連絡・状況説明)等は介護職や看護師がやっている施設もありますが、相談員が全てやっている施設もあり様々です。スキルアップを望むのであれば、相談員が何でもやる事業所の方が良いですが、当然忙しくなります。また事業所の業績があまりよくない場合は居宅支援事業所や病院等に営業に行く事もあります。

資格としては社会福祉士、社会福祉主事、精神保健福祉士、ケアマネジャー等ですが、無資格でも業務を行う事が出来る為、資格なしでも求人を出している事業所は多数あります。相談員も介護職と同様人数が不足している事業所が多い為、就職・転職をするのはそう難しくないでしょう。
給料は年収300~350万位が多いのです。もちろん資格を所持し、十分なスキルと経験があれば年収400万以上の人もいるでしょうが、多くはないのが現状です。
直接介護をするわけではないので、介護職と比べて肉体的には楽ですが、ご家族からのクレーム対応や利用状況の調整・ベッドコントロールは事業所の収益にも直接関わる事になりますので、精神的負担は大きくなります。
利用者様やご家族から感謝される事は多いのでやりがいは十分あります。

まとめ

いかがでしたか?
相談員とひとくくりに言っても事業所によって細かい業務内容は変わってくるので、面接時に細かく聞く方が自分の希望に沿った相談業務ができる事業所に就く事ができるでしょう。相談員業務に就くにあたり、ぜひ参考にしてみてください。

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