セクハラまがいの行為をする患者、どのように対応するべき?

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#208 2018/01/30UP
セクハラまがいの行為をする患者、どのように対応するべき?
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整形で勤務していた時には、様々な年齢層の患者がいましたが、入院が長期になると看護師になれなれしくなったり、セクハラのような行為をする患者が!看護師としては患者のために必死で働いているのに、セクハラ被害に遭うのはとてもつらいこと。もしもセクハラまがいの行為にあってしまったらどうしたらいいのでしょう。今回は、そんな起こってほしくない患者のセクハラについて取り上げたいと思います。

セクハラを紹介する前に整形外科の特徴を知ろう

整形外科というのは、骨や関節、筋肉等に問題がある人が入院しています。患者の中には保存療法をする人もいれば、手術後リハビリをして退院を目指す人もいます。怪我や病気によっては入院が長期に及ぶこともあります。そんな入院が長期に及んでしまうと、患者の当然ストレスがたまります。また看護師にも慣れてくるので、その態度がなれなれしくなったり、横柄な態度をとったりする患者もいます。そんな患者が看護師にセクハラをすることもあるのです。

特に整形外科というのは、怪我や手術をした部分は痛みがあり動かせないことも多いですが、ほかの身体の部分は健康ですし、思考なども問題ないので、ほかの病棟に比べてセクハラ発言や行動をする患者が多かったという印象があります。

実際にあったセクハラ発言や行動

実際にあったセクハラ発言としては、彼氏がいるの?ここを退院したら付き合ってよ、など。ある程度患者との信頼関係が出来てきたら、これが冗談であるかどうかは判断できます。時には、本気で看護師に言ってくる人もいて、ストーカー被害を受けた看護師もいるほど。

また実際にあったセクハラ行動は、包帯を巻く看護師の手を握って離さなかったり、車いす移乗で解除するときに抱きついて離れなかったり。私が実際にあったのは、血圧測定の時に胸を触られそうになったことです。

どのようにセクハラ患者に対応する?

どのような場合でも問題行動があれば、上司に報告をします。主任や師長に報告し、患者から被害を受けた看護師は、その部屋に出禁にします。それでも続くようなら、更に医師に相談し、医師から患者に通達してもらいます。

もしもセクハラ行動が改善されなければ、家族に連絡をして付き添い対応してもらう、病棟を移動する、また治療の必要性にも応じますが、強制退院という方法もありました。大体医師が報告することで患者のセクハラ行動が治まることが多かったです。

しかし就職して間もない新人看護師や、転職してきて患者に慣れていない看護師の場合は、その対応がわからず、始めに泣き寝入りをする看護師も少なくありません。看護師として気持ちよく働いていくためには、証拠はなくても声を出していくことが大切。そのためセクハラ患者にどのように対応するべきかということは、知っておくべきことなのです。

まとめ

看護師として働いていれば、みんな一度や二度はセクハラに関することを聞いたことがあるのではないでしょうか。いつどこで起こるか分からないことですし、明日は我が身かもしれません。万が一起こってもすぐに報告や対処が出来るように、セクハラ患者についても考えておくことが大切です。

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