訪問看護師が子育て中の看護師に人気な理由

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#194 2018/01/16UP
訪問看護師が子育て中の看護師に人気な理由
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現在増加傾向にある在宅診療を支えていく上で欠かせない存在、それが訪問看護師です。訪問看護師は利用者の自宅に訪問して医師に指示された必要な医療処置を行ったり看護を提供します。私は現在、潜在看護師から転職して訪問看護師として勤務していますが、子育て中の看護師が働きやすい職場だと思っています。それはなぜかということをわたしの体験からご紹介していきます。

職員が少ない=助け合える

訪問看護ステーションは全国的に増えてきています。私の転職した事業所ではスタッフ数が事務を含め8名。どこも10名以下のスタッフで行っているところが多いですね。また看護師は常勤は二人のみで、あとは全員非常勤なのです。勤務曜日もまちまち、勤務時間も人それぞれ異なっています。私も事業所では5人が子育て中。そのためみんなが協力し合って、子供のイベントや病気の時に休みを調整して働いているのです。

当然そのようにできるのは子育て経験者である所長がトップにいるから。小さい事業所でみんなが理解、協力し合えることができるので、訪問看護ステーションは、子育て中の看護師が働きやすい場所といえるのです。

夜中の待機はあるけれど、基本夜勤がない

訪問看護ステーションというのは24時間対応をしています。しかし基本的な勤務時間は朝8時半から夕方17時半までです。そのため夜勤がないのです。夜中は電話を受けて対応する待機勤務というのがありますが、これは何らかの利用者の要請にこたえる勤務。

夜中の待機の間は、専用の電話を持ち自宅で普通に生活をして過ごすことができます。もしも電話がなり、要請があれば利用者の自宅を訪問することもあります。しかしこれも30分や1時間という決められた短い時間だけ。また電話相談ですむ場合もあります。まったく一晩電話がならなかったという日もあるほど。

訪問をしても時間の予測がつきますし、子供が寝ている間なら緊急訪問も可能ですね。そのため病棟のような夜勤がないので、訪問看護ステーションは就職しても働きやすいのです。

もちろん子供が1歳、2歳とまだ小さくて待機が出来ないという人もいます。それもみんなの了承を得られやすいので、まったく問題ありません。

訪問看護は地域に根差した看護を行う

訪問看護は医療保険ではなく、介護保険の分野で介入することが多いです。また在宅に伺うので、家庭や地域に入り込んでかかわっていくということが多いです。看護師も未婚で一人であるうちはあまり地域や介護といったことに興味がわかないかもしれません。しかしながら、子育てをしていると、地域の連携、また家庭環境の重要さというのが理解できるのです。そういった面でも子育て中の経験が訪問看護でいかされるといえるのではないでしょうか。

まとめ

訪問看護に携わるようになって分かった子育て中でも働きやすい環境。現在子育てをしている人は是非参考にしてみてください。

転職者必見!訪問看護の魅力についてお伝えします

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