社会人を経験してから看護師に就職する人へ

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#134 2017/11/17UP
社会人を経験してから看護師に就職する人へ
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ほかの仕事を経験してから看護師転職するという人も増えてきています。社会人を経験してから看護師として病院勤務を始めた人にとっては、一般的な社会での常識と看護師社会では少し違いを感じることが多いようです。今回はそんな違いにびっくりしたというエピソードについてまとめてみました。

違和感を感じる人も・・・

看護師として働くときに主に関わる人は患者・医師、一緒に働く看護師だと思います。一般的な会社でもよく言われる閉鎖社会ですが、看護師をはじめとした医療職の社会も同じく閉鎖的な空間であると言えます。なので一般的な常識と言われるものと少しずつ変わっていることが多く、外の社会から入ってきた人に取って違和感を感じることがチラホラとあるようです。

中でも一番よく言われる内容が敬語やタメ口といった言葉遣いについてです。看護師でも新卒の人から社会人を経験した人まで様々な年齢の方がいます。同期入社というだけで年齢が10歳も違うといった人に対しても敬語を使わない人が中に入るようです。確かに親しくなったのなら敬語ではなく砕けた話し方になっていってもおかしくないのですが、初対面から距離感がとても近い喋り方をする人がいてびっくりしたという経験をした人がいます。年齢が自分より上の後輩の看護師に対してや高齢の患者に対してもタメ口を使う人もいるようで、これは他の職種の一般企業ではあまり見られないことではないかと思います。上司と部下といった会社内での上下関係に疎い点が見られたり、顧客にあたる患者に対して敬語を使わずに話すというかなり珍しい光景に出くわすことも少なくないようです。

モラルやマナーのずれによるストレス

また看護師は体調をはじめとしたプライベートなことを中心に見聞きしたり関わる仕事になります。排泄や解剖、処置や死亡についての内容などを食事中に話す人も割といるようで、医療現場に直接関わりのない人たちからするとかなりぎょっとする場面があります。こういった羞恥心やモラルについてのズレが起きやすい職場の一つに医療職が挙げられることもあります。
 
さらに、一般企業で社会人として働き始めるとコピーや資料作成といった事務的な内容から教えてもらうことが多いかと思います。しかし看護師として就職した人の場合、就職してすぐに現場で患者と向き合って働くことが多くこうした事務的な内容に疎い人が多いようです。実際に看護師として働いている人の中には、コピーが取れなかったりビジネスマナーがイマイチわからないので看護師以外の仕事をするのは不安だと感じている人もいるようです。

まとめ

会社の利益を求めて働く一般企業と比べたときに、看護師の仕事は患者対する処置がほどんどなので病院の利益について考えたことがない人も中にはいるようです。働いていると所属している場所のローカルルールに染まっていってしまうものです。しかしこういった常識の違いが生まれることに気づいたり、狭い社会の中に存在しているということを忘れずに過ごしたいと感じますね。

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