安全・安心な氷枕の当て方

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#32 2015/12/16UP
安全・安心な氷枕の当て方
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病院ではゴム製の氷枕を使うことがありますが、皆さんはきちんと使えていますでしょうか。 患者さんの頭部がグラグラしていませんか? 氷枕の留め金が患者さんの頭に当たっていることはありませんか? 患者さんやそのご家族には、安全で安心して入院生活を送って頂きたいものですよね。ということで、今回は患者さんにとって安全・安心な氷枕の当て方のポイントをお伝え致します。

ポイント? 氷枕の中の空気は抜きましょう

氷枕を作るときには、まず氷枕に氷を3分の2程度入れます。そして水を入れていきますが、ここからが肝心です。忙しくてつい忘れてしまうこともありますが、氷枕の中の空気を抜きましょう。空気を抜いてあげることで枕が安定し、患者さんの頭部がグラグラすることはなくなります。

ポイント? 留め金の位置に注意しましょう

氷枕は通常そのまま使うことはありません。専用のカバーがあったり、病院によってはタオル氷枕を包むということもあります。その際に注意するのは留め金の位置です。いくらカバーやタオルでくるんでいるからと言っても、その上に頭を乗せると金具の部分が頭部に当たり、それが患者さんにとって苦痛になります。そんなときは留め金を氷枕の後ろに織り込みましょう。織り込んだものは頭の重みで出てきませんので、患者さんの頭部に当たるということもなく、患者さんも安心して休むことができます。

ポイント? 側臥位のときは留め金

患者さんが側臥位で休まれている場合は、留め金が顔の位置にあると患者さんにとって不快になりますので、必ず後頭部側に留め金がくるように氷枕を置きましょう。体位交換で側臥位にしたときもそこまで長い時間ではないですが、不快にしてしまいますので、忘れずにしましょう。

まとめ

患者さんが側臥位で休まれている場合は、留め金が顔の位置にあると患者さんにとって不快になりますので、必ず後頭部側に留め金がくるように氷枕を置きましょう。体位交換で側臥位にしたときもそこまで長い時間ではないですが、不快にしてしまいますので、忘れずにしましょう。

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